リスティング広告とは?高校生からわかるデジタルマーケティング
インターネットで何かを売りたい!と思ったとき、
どちらのほうがかんたんだと思いますか?
A:商品を探している人 に買ってもらう
B:商品を知らない人に に知ってもらって買ってもらう
A の商品を探している人に 買ってもらう方がかんたんですよね
まずは、探している人 に見つけてもらえるのが一番の近道です
探している人は、なにをする? というと
→探している人は キーワード で 検索 する
そこで、
検索したキーワードにお金を出して広告を出すこと
それを「リスティング広告」と呼びます
ページの作り方を工夫して、検索にヒットしやすくする
それを「SEO」と呼びます
検索をしたときに、検索結果に
左上に 広告 と表示されてヒットするページを見かけたことがあると思います。
これがリスティング広告です。
リスティング広告 気になるところ を1問1答で
Q:いくらからでも出稿できる
A:できます
Q:高いお金を出せば、1位に表示されるの?
A:いいえ、オークションではなくユーザーのクリック率などをもとに表示順位は決まります
Q:何を用意すればいいの?
A:どんな検索キーワードで広告を表示するか、
表示するテキスト、1日の予算を決めるだけです
Q:最低出稿期間はあるの?
A:ありません 1日でも広告掲載できます
リスティング広告は「どんな検索キーワード」に広告を出すか がポイント
もしも、パソコンの修理を商売にしている会社だったら、どちらの方がお客さんになってくれそうでしょうか?
Aの「パソコン修理 やり方」と検索している人は、
自分でパソコンの修理をしようとしている人かもしれません
Bの「パソコン修理 見積もり」と検索している人の方が
修理の会社を探している可能性は高いです
このように、「お客さんが、どんな言葉で検索をするのか?」を調べて、
リスティング広告に出すキーワードを決めていきます。
キーワードを決めるステップ
ステップ1:メインとなるキーワードをあげてみる
例えばランニングシューズを中心に取り扱う通販サイトならば、
「靴」「ランニングシューズ」 がキーワード候補になります
ステップ2:関連キーワードを探す
ランニングシューズであれば「ジョギング」
そして「軽い」「メンズ」や
「ブランド名」ナイキやアディダスなど も
お客さんが検索しそうなキーワードです
関連キーワードはいろいろと考えられると思います。
「〇〇 価格」「〇〇 購入」
→購入意向や導入意向が明確なワード
「〇〇 おすすめ」「〇〇 比較」
→商品やサービスを検討するためのワード
「〇〇 とは」
→定義や意味を調べるワード
「〇〇 方法」「〇〇 やり方」
→具体的な手法や進め方を調べるワード
などなど、
お客さんがどんなキーワードを検索しているか調べる
お客さんがどんなキーワードで検索をしているのか
その検索ワードをしらべることができるサービスがあります。
それがラッコキーワードというサービスです
▶ラッコキーワード
https://related-keywords.com/
じぶんでは、予想していなかったような様々なキーワードが見つかると思います
googleで検索をしたときに、検索結果として
キーワード候補がたくさん出ると思います。
こちらも、リスティング広告を出すときのキーワード候補になります。
と、
ここまで、リスティング広告のキーワード選びについてやってきました
次に考えなくてはいけないのが、広告予算の問題です
はじめに、リスティング広告は1回クリックされるごとにお金がかかる
という事をご紹介しました。
では、この1クリックごとにかかるお金はいくらかかるのでしょうか?
それは、キーワードによって変わります。
「このキーワードで検索した人に、ぜひサイトに来てほしい」
と思うキーワードは当然取り合いになります。
その結果、1クリックにかかるお金も高くなります。
旅行業で80円から300円、
ウェディング業界や人材業界で300円から1,000円、
独立や副業で100円から400円、
ジム・トレーニングで300円から600円、
BtoBで250円から500円といったような目安があります
この1クリックにかかるお金のことを、デジタルマーケティングでは
CPC Cost Per Click コストパークリック
といいます
1足売れると1000円の利益が出るシューズに
1クリック100円のリスティング広告費用が掛かると、
10クリックに1回は売れないと、広告費が利益を上回ってしまう
1クリックでいくらくらいの費用が掛かるか調べてみよう
先ほど考えた、リスティング広告のキーワードは
CPC 1クリックにいくらかかるのか
調べることができる 便利なサービスがあります
それが、「Google のキーワードプランナー」です
Googleキーワードプランナーを使うと、
・そのキーワードが月間何回くらい検索されているか
・検索キーワードの候補
・CPC の目安
を知ることができます
*Googleキーワードプランナー を使うには、
広告キャンペーンの登録が必要になってしまいます。
勉強のために使うには、以下の手順で進めるとクレジットカードの登録などがなく、キーワードプランナーを使うことができます。
参考にしてください
Google広告にアクセスします。
「ログイン」をクリックします。
Googleアカウントでログインします。
「新しいキャンペーンを作成」画面が表示されます。
「エキスパートモードに切り替える」をクリックします。
「キャンペーンなしでアカウントを作成」をクリックします。
「送信」をクリックします。
次に「アカウントを確認」をクリックします。
すると、Google広告のホーム画面が表示されますので
「ツールと設定」をクリックしてください。
プランニングの中にある「キーワード プランナー」をクリックします。
キーワードプランナーの画面が表示されます。
様々なキーワードを入力してみましょう
CPCの目安がわかり、とても広告の勉強になると思います
ここまでのまとめ
リスティング広告とは、
・検索結果に表示する広告です
・1クリックごとに広告費がかかります
・1クリックにかかる費用は、Googleのキーワードプランナーを使うと予測できます
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