読書 川柳 ウメハラが決めた
梅原大吾、ウメハラコラム 拳の巻
ウメハラがぁ! コラム執筆! ためになるぅぅ!
本の端ぃぃっ! の端まで読んでぇぇっ! ためになるぅぅ!
何故勝てないと楽しくないのか。楽しく無いと思ってしまうのか。そのメカニズムが分かる。楽しいを取り戻すための一冊。
#ウメハラがぁ決めたぁぁーっ
https://dic.nicovideo.jp/t/a/ウメハラがぁ決めたぁぁーっ%21%21%21%21
https://www.amazon.co.jp/dp/4047286958/ref=cm_sw_r_cp_awdb_c_xSNsEbWS77QQD
勝ち負けを競う対戦格闘ゲーム。
勝つために日々 #柱稽古 が如きエクストリーム難易度(大抵ハードやベリーハードの上の難しさ)な修行で研鑽を積み、
疲労、消耗しても怪物生命や赤牛の生き血( #エナジードリンク #エナドリ )を与えられ、
賽の河原で石の塔を作っては崩される地獄ルーチン( #コンボ 練習や、 #キャラ対策 #確定反撃 の反復練習)に戻って行く。
勝てば名誉名声優勝賞金、負ければ #台パン (恥辱に塗れ血反吐を撒き散ら)しながら地に伏す。かつて(喫煙が許可されていた時代に)は骨壺(灰皿)が飛び交っていたとも聞く、まさに地獄。
そのあり様は吉野家コピペ等比にならない修羅の道と思われているとかいないとか。
※吉野家コピペ
2001年に誕生したが、最近何度か掘り起こされ、その度に元ネタを知らない、ネタをネタと解さないゆとり(ゆとりのない社会に消耗する日々を過ごす疲労困憊した人)により #マジレス の憂き目にあっている。南無阿弥陀。
https://dic.nicovideo.jp/t/a/吉野家コピペ
等という事は無いので、遊んだ事の無い人、興味をお持ちの方は安心して遊んで頂きたい。楽しいし面白いので。
何より最近のシーンはプロの誕生、 #eスポーツ の活性化により #50円ゲーセン の時代( #ゲームセンター がまだ #UFOキャッチャー 屋になる前の時代。本当に多くの、時にユニークな作品が矢継ぎ早にリリースされていた)以来の活気に溢れているように思う。
競技者人口も増え、一般層にも認知が高まっている昨今、今が入り易いタイミングなのではないか、と思う次第。(対戦は一人ではできない。相手がいないと成り立たないので、人は多ければ多いほど良いし、一人一人が大切な存在なのである。会社もゲームも人は大切な資源)
そんな最中リリースされた先日の #ときど 選手の書籍は、ウメハラ選手と同じ #プロゲーマー の視点で書かれてはいるものの、日常生活の範囲にも効くビジネス書だった。
それに対して本書は格ゲー雑誌のコラムをまとめたものになるため、内容はゲームに対するものが集められており、上達するためには、楽しむためには、そういったゲームとの付き合い方が説かれている。
自分が読み取ったのが以下。
・単純化する。何をすれば良いか、勝ちに繋がるかを考える。何をしたら勝ちなのかを捉える。
・何かを上手く使いたい場合、手段ではなく目的を意識する。使いたい!ではなく、詰めて攻めに使えるモノにする。
・上達する上で避けられない #キャラ対策 (使用キャラだけを練習するのではなく、他のキャラの性能を知り、対戦時の対策を練る地道な作業)は日常の生活での対応と同じ。
雨漏りを治す、歯医者に行く、穴の開いた靴下を買い替える等、危機レベルの高い重要な事から順に、気付いた事に対応して行く。
などなど。
かつて自己満の世界で留まっていた格ゲーも、最近はビジネスに、競技にと可能性を大きく広げているが、自分にとっては何処に行こうと遠くへ行こうと変わらない。身近な隣人のままだ。近所のお兄さん、お姉さん、親戚が世界チャンプになろうと、距離が変わらないのと同じに。
学校帰りに友人宅に集まり喧嘩になるほど白熱したゲーム。親の目を盗みこそこそ遊んだゲーム。頑張ったご褒美に買って貰ったゲーム。幼少期から今に至るまで、ゲームはいつも側に有った。
人生で大事なことはゲームから学んだと言ってもさほど過言ではない。
本書からは改めてゲームの奥深さと、関わる人の情熱、何よりも楽しさの再発見が有った。ありがとう。ウメハラ選手と編集者の皆さん。