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お子さんの暴言は信頼の証

今回もご覧くださりありがとうございます。
養子当事者の志村歩です。

今回は、お子さんが親御さんに強い言葉を放った時の親としての考え方についてご紹介させていただきます。

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皆さん、お子さんに暴言を吐かれたことはありますか。
実は、養子当事者として登壇すると親御さんたちに必ず聞かれるのが、お子さんの暴言についてです。

大前提として暴言は控えた方がいいでしょう。
外で他人に暴言を吐こうものなら社会不適合者に認定されてしまいます。
ですが、親に対しての発言の場合、意味が異なるのではないかと思います。

想定される暴言を対応方法と共に挙げてみましょう。

・死ねクソババア&クソジジイ
なんの意味もないので気にしないでください。
今日も元気でいいね!くらいの受け止め方をお願いします。

・○○ママの方が若くてかわいい
私もかわいかったからパパと結婚できたんだよ!
噓だと思うならパパに聞いてごらん!
と返してみてください。
あとは旦那さまに任せて・・・
あ、夫婦喧嘩になっても私は責任取りません😗

・こんな家に来たくなかった
実はこの言葉は非常に意味があります。
なぜなら自分が養子である事実を
理解できているからこそ「来たくない」と
表現するということができるわけです。
そして強い言葉を言っても親が見放さないのを
理解しています。
なので強めのコミュニケーションなんだなとご理解いただき、あまりショックを受けないようにお願いいたします。

子が親を思う気持ちを実感したエピソードがあります。
ある集まりに参加した時のことです。

中学生の少年とお父さんがいました。
そのお父さんに何かを注意された少年はお父さんの顔を殴ったのです。
私は言いました「いい親子関係ですね」周りは少しざわざわしていました。

大事なのはその後です。
私は少年と2人で話をすることができました。
私は聞きました「お父さんのこと嫌いなの?」
少年は答えました「大好きだよ」
そしてお父さんのことをたくさん話してくれました。
仕事のこと趣味のこと週末に連れていってくれるお店のこと、全部笑顔で話してくれました。

だからこそ私は断言できるのです。
親に強い言葉をぶつけようとも
子どもには子どもなりの愛があるのだと。

正直に言うと、お子さんの暴言なんてなんでもよく、もっとセンシティブにならなければいけない言葉があります。

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