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三重県での講演を終えて

養子当事者の志村歩です。
私の拙い記事をご覧くださりありがとうございます。

今回は先日、三重県で「伝えたい私たちの思い」というテーマでお話させていただいた際、感じたことを述べています。
売り上げは今後の活動資金となるため、最後までお付き合いいただけると大変嬉しいです。

2025年2回目の講演の地は三重県四日市市だった。
今回の主催者様とは三重県の某児童相談所を介してご縁をいただいた。
アポなしで児相に突撃したところ、その日のうちに繋いでいただけたのだ。

印象的な点は当日までに2度オンライン打ち合わせを実施したことである。
当然だが、回数が多ければいい、少ないから悪いというものではない。
ただ、資料の事前確認においても文言の細かい変更を依頼してくださるなど、非常に聞き手の心情に寄り添った支援を大事になさっていた。
私は当事者としての率直な思いと伝えることを大切にしているが、同時に聞き手を傷つけないようにという思いも非常に強い。

お馴染みの服装

正直、深い話をすることで傷付けてしまうこともあるとは思う。
そのような方にお伝えしたいのは悪いのはあなたではないということだ。
では誰が悪いのか。

悪い人は誰もいないと私は思う。
それぞれの考えや思いがあり、特別養子縁組に真剣に向き合うからこその痛みではないだろうか。

講演終了後に忘れられないことが起きた。

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