ガチャで株が貰えるCONNECT証券だが初心者は利用注意
LINE証券にネオモバ、STREAMといったスマホ証券がここ数年盛んです。
そんな中で2020年に新しく登場したのが大和証券が手掛けるスマホ証券のCONNECT証券(コネクト証券)です。
このCONNECT証券の特徴は、ガチャで株が無料で貰える点にあります!
STOCK POINT for CONNECTでガチャを引く
ガチャで株を貰うためには、ポイント投資アプリのSTOCK POINT for CONNECTを利用します。
STOCK POINT for CONNECTアプリを開くと、ガチャを引くボタンがあります。
1日1回ガチャを引くことができます。
そして、ガチャで当たると、一株貰うことができます。
ガチャで当たった株を入手するにはCONNECT証券の口座開設が必要
STOCK POINT for CONNECTのガチャで株が当たると、一株相当のポイントを得ることができます。
そして、これを実際の株式に変えるには、CONNECT証券の口座開設が必要となります。
CONNECT証券の口座開設後にSTOCK POINT for CONNECTとアカウントを連携すると、ガチャで引き当てた株がCONNECT証券に入庫されます。
株が入庫されるまでには、約1週間かかります。
ガチャで当てた株は特定口座ではなく一般口座取引になる点に注意が必要
無料ガチャで株が当たって、証券会社の口座に入庫される点が魅力のCONNECT証券ですが、実は初心者が利用するには注意する点があります。
それは確定申告に関わることです。
多くの個人投資家は、証券口座は確定申告を証券会社が代行してくれる特定口座で開設します。
当然CONNECT証券も特定口座に対応しています。
私もCONNECT証券の口座は特定口座(源泉徴収あり)で口座開設しています。
しかし、STOCK POINT for CONNECTのガチャで当たった株はCONNECT証券の一般口座へと入庫されてしまいます。
特定口座(源泉徴収あり)だと、確定申告は証券会社が代行してくれますが、一般口座だと売却によって得た利益は自分で確定申告する必要があります。
既に確定申告に慣れている方ならば問題ありませんが、株式の売買に関する確定申告をしたことが無い人は、戸惑うことがあるかもしれません。
そもそも、確定申告をすることを知らずに、税金を収める義務を怠る危険性もあります。
因みに、STOCK POINT for CONNECTはPontaポイントやセゾンの永久不滅ポイントを使ったポイント投資も出来ますが、これらポイントで買った株をCONNECT証券に入庫すると、こちらも一般口座扱いとなってしまいます。
LINE証券の3株プレゼントは特定口座対応
CONNECT証券と同じスマホ証券のLINE証券では新規口座開設キャンペーンとして、3株をプレゼントする特典が設けられています。
LINE証券の口座開設でプレゼントされた3株は、特定口座扱いとなるため、売却による利益は他の証券会社で損失がなかったり、住宅ローン軽減税制の申請が無ければ確定申告は不要です。
ここは今回解説してきたCONNECT証券とは大きく異なります。
そのため筆者としては、CONNECT証券及びSTOCK POINT for CONNECTによるポイント投資は、これから株式投資を行う初心者にはお勧めしません。