その4 交流施設化
田圃や畑から人が消えて久しい
この季節になると、田圃のあちこちでトラクターが稼働している。
あとひと月もしないで、次は田植え機の出番になる。
その前に、水を張った田圃は、蛙の合唱団が登場する!
人口は減ってるわけでは無いのにこれはどうしたことだ?
人手だけに頼っていた農業が農機に取って代わられただけですが。
戦後の農政には批判も多いが、農村人口を製造業、サービス業に展開し、高度経済成長を支えたには事実ですね。
農業人口減少を見越し、農機具メーカー各社も農機具開発に力を注いだであろうことは容易に想像できる。
ならば、農場を開放出来ないだろうか?
自然回帰が叫ばれているが、体験農業とかでお茶を濁してないだろうか?
作物の育つ経緯も知らずに、上げ膳、据え膳の芋掘りを体験学習とか云ってないんだろうか?
むろん、除草剤や殺菌剤を散布した農場にこどもたちを招き入れるなんぞは愚の骨頂だが、方策は無かろうか?と常々考えて40年が過ぎた^^;
場を用意すれば良いんだよね!
それも、何よりも、生産者自身が楽しめる場でなければなりません!
お客様扱いなんぞ、もっての外です。
産地間競争から生き残り競争の時代?
現在は差し詰め「生き残り競争」の様相を呈している。
村の中で、最後まで稲作を続けるのは、誰か?競争をしているようだ。
畑作も同様で、大規模野菜農家なんぞは、数十km先まで耕作地を求めて遠征しているらしい。
時折、国税庁に告発されているのは、大規模野菜農家。
我が村もそんな大規模野菜農家さんたちが群がっている。
大規模野菜農家さんたちは、畑に出るのは、外国人労働者の一群。
噂では、先行して日本に入っている外国人が受託者になり、作業を受託しているようだ。畑で作業している集団に日本人が混じることは稀。
まるで、開拓時代の米国南部の綿花畑のようだ(むろん、観たことは無いが)。いつも疑問を感じ続けている。
農地を保有しているが、農家をする予定は無い。
が、農地は保有している。
ゆえに、貸し出しておけば、草取りはしないで済む。
むろん、固定資産税は極めて安価。
チグハグな農村風景が遺されている!
農場の一角を割いて、芝生広場にしたら・・。
つくば市に行くと、延々と芝畑が広がる!
あそこをドッグランとか子どもたちの遊び場に開放出来たら愉しそうだなぁといつも感じていた。
農場の一角に1ha前後の芝畑を用意すれば・・・。
半分は、お犬様専用のドッグラン。半分は子どもたちと家族連れが自由にまったり出来る場。片隅に猫ハウスかな?
そこでイベントするのも、ストリートミュージシャンが自由に使えるようにしてもいいやね。大きな音を出せる場所は、音楽スタジオくらいしか無かろうからね。畑なら誰も迷惑しない。まぁ下手っぴだと、トマトや胡瓜が枯れたりするかも知れないから、大音量は遠慮いただいてm(_ _)m
中学生や高校生が楽器の練習場にしてくれてもいいかな?
夜は、キャンプサイトとして開放してもいいね!
想定外の多目的芝生広場になったらよろしい。
「畑のストリートミュージシャン大会」なんぞがあっても愉しいかも知れない。蛙の合唱団が聞こえる傍らで素人集団のコンサート。
沖縄は、祭り好き!と云うか世界中の人類が祭りは好きだよね!
高円寺には、阿波おどりの大会があるし、いくつもの連があるそうだ。
調べてみたら、エイサーのチームも多々あるし、よさこいソーランのチームも幾多も点在している。地元の村には、二年間、神輿を担げなかった子どもたちや、囃子連がある。想像するといろんな愉しみの場に出来る!
クドいが主役は子どもたち!
自宅の敷地内でも小さな打ち上げ花火も出来ないようだ。
ならば、夜も芝生広場を開放してしまえ!
終日芝生広場でお祭りにしましょうかね?
昼は、エイサー、村の囃子連、ミュージシャン、とマルシェ!
夜は、花火だね!
村には、唯一の花火師さんが居るから、いつでも、大丈夫!
花火は、大量に仕入れたらよろしい! 丸玉屋小勝煙火店の工場が市内にあるんだけど、打ち上げ花火はあるわね。玩具花火は無いだろうな?
先にも書いた地域の歴史遺産。
当地は、旧くは、平の将門公、後に南北朝、江戸末期には、筑波天狗党。
と、常に負け戦さが続いている。
先の大東亜戦争では、水戸5連隊と共に地域の先人がペリリュー島にて玉砕している。
先人を顕彰する意味でも、なんとか考えてみたいもんです!
市民農園と滞在型市民農園を書くのを忘れていたね! いずれ!!