その3 肝心な農場像
農場ゆえ、当たり前に農産物を育てないといけない!
①主力は反収の多い施設園芸
加温と無加温の双方があってもいいね!併せて1haもあれば。
年間、併せて20品目程度が栽培できれば。
②市内の果樹園は、梨とブドウくらいなので、多種の果樹園
柑橘の北限であり、リンゴとサクランボの南限。後のことを考えて、
新品種があっても良い。ハスカップ、ポポー、フェイジョア。
野鳥さんように柿。栗、反収は氣にしないで生産技術を磨く場にしても
良いかも知れない。果樹は、ともすると、農薬漬け!の指摘があるからね
③露地野菜
春夏秋冬&根菜類、葉物、生り物、の組み合わせですね。それぞれ、10㌃
10品目だと、年間40品目程度になろうか?
④鶏舎
鶏も牛も豚も皆生き物です。日常食しているものはすべて生き物。
鶏舎はあっても良いね。国内最大手のとある鶏卵生産会社が会社更生法?
平飼い、且つ、発酵食品で育てる鶏舎があっても良い。
鳥インフルエンザへの怯えはあるが、経済的に自立しやすいの鶏卵。
⑤トロピカルガーデン
沖縄への旅行客は年間800万人!空も海も植物も異色であることに感動
し、リピーターが多いとされる。亜熱帯の果実と花々の舞台があったら愉
しい。
⑥土壌改良財生産施設(堆肥化施設)
社会的に、農家の間でも認知されてないが、厩肥と堆肥と土壌改良材はま
ったく別物です。厩肥と食品残渣、薫炭、酵素、海産物由来などを再発酵
させて、土中の微生物叢を増加させるのが土壌改良資材です。当然、施設
がないと、難しい。町全体を循環農業にするのも、有機栽培を目指すこと
も。この施設が、農業の核であり、中心です。
⑦農業倉庫兼出荷調整場
トラクター、耕運機、管理機、と作物に合わせた多種の機器が必要です。
現代農業は、機械化農業でもあり、その償却に追われる農業でもある。
幸いなことに、組合員は多用な農機具。それも持て余すほどの台数を保有
している。それを農場で共同使用すればよろしい!
⑧井戸と配管
農場周辺は鬼怒川の伏流水。別の視点で眺めれば、日光連山の伏流水が
流れている。奥日光や家康公の墓所でもある東照宮周辺、鬼怒川温泉付近
から流れてくる伏流水の宝庫。人にも生き物にも植物にも優しい水が流れ
ている。100m以上の井戸を掘れば、それこそ、名水を確保できる
経済的に成立させることが大命題
ゆえに、生産と販売の基盤をしっかりと構築しなければならない。
売上の基本は、やっぱり、反収の多い、施設園芸になるわね。
むろん、加温施設、無加温施設ともに必要になるし、主役になる。
生産、販売にプラスして交流施設化し、非農家の愉しめる舞台にすれば
もうひとつの収入の柱が成立する!
交流施設化に必要な施設など
その1にも書いたが、子どもたちは地域の宝。
①子どもたちが、土や農産物に触れる機会をつくらないといけない
②家族連れの特徴は、ペット(家族)連れが増えていることにある
受け皿施設として農場の一角にドッグランと猫ハウスは必須かな?
③マルシェの順次拡大と市内の商工事業者との連係
④トイレと水回り
⑤新規就農者(塾生)の宿泊施設と云うか寮
⑥花見と紅葉を楽しめる場
⑦記念樹ロードなど。森でもいいやね
⑧キャンプサイトがあってもいいか?
⑨駐車場
従来の農業ではあまり考えられてないことかと思う交流施設。
当然だが、開放農場なだけではいけませんね。
かと云って入場料をとるような愚は避けないといけない。
日本人の特性を考えれば、GIVE&GIVE&GIVEの姿勢を貫く!こと。