デジタル田園都市構想と日本のITと・・
岸田内閣って、宏池会だけ観ているのかしらね?
大平、宮沢両首相以来の宏池会からの首相誕生だそうだが・・・。
どうも、この内閣はわからん。小泉~安倍と続いた内閣もGDP向上策が実践出来ずに居た点では国家・国民におおいに役立ったとは思えないが。
最悪は、先の国会で、中国・ウイグルでの非難決議すら出来ずに居ましたね。最近は、公明党が夏の参院選で自民党候補を支援しないとか言い出して右往左往されてるようですわね。
この国のカタチ
そもそもこの国の憲法も仕組みもGHQと称する米国の置き土産。
日本!を意識した改革、改善がなされた様子は一切ない。
国会の仕組みも同様のようだ。
慣例なんであろうが、たったひとりの政党でも代表質問が出来るし、
非難決議すら全会一致が原則なんだそうな・・。
未だに被占領国のまんま。
古くは、自動車輸出で摩擦が起き、凋落の半導体産業は、おなじく米国のロビー活動に破れ、サムスンに座を譲り渡した。現在は、台湾のTMMC?が半導体受託製造では世界ナンバー1と伝わる。
バブルと後の崩壊も、とてもとても、アヤシイ。
あれは明らかにNYの仕掛け!
日銀融資をじゃぶじゃぶにしておいて、不動産ローンなんぞ親子三代99年ローンなんぞも存在していた。土地と㈱の値上がりは日本中に波及した。尖兵は、銀行本体でなく、◯◯。
今も残っているのがあるのかしら?
ピークとみたNYは何をしたか? 過半の日本人が知らなかったBIS基準が突然登場し、日銀は総量規制と称した貸し剥がし推奨を行なっている。
結果はご案内のとおり。
不動産業界から1000兆円。株式市場から300兆円。その他200兆円の富が流出した。
日本のIT産業なるものの実態
昨年一年を要して、米の産直のWEB構築を行なった。
素人ゆえ、右往左往してしまったが、結局は落ち着くところに落ち着いた。
具体的な社名は避けますが、米の産直システムを構築する目的で三社のシステムを見比べて観た。
甘さゆえ、ですが、三社のうち、二社に代金を払って途中まで構築作業に勤しんでみたが。
結論。
目的に行く方策の違いでしたね。
その1,わざと遠回りをさせ、難しくして、関連会社に資金を落とさせようとする。
その2,アプリは緩いが、関係部門が群がって、アンちゃん、ネエチャンが、コンサル的な立場になって、同様にポッケから金を引き出そうとする。
半年と、それなりの資金を投じて、二つとも「ボツ」にした。
結果として、自前のサイトに自前で決済のシステム会社とつながり、産直システムとした。
GAFAとかGAFAMとか伝わる米国発の巨人が居るが、彼らは、なんのことは無い。基本システムのみ開発し、後の拡大の過程で無数に点在するベンチャーが開発したシステムを取り込むことで巨大化している。
これは、日米の社会システムや環境の違いなんだろうか?
まぁ通信業界の巨人であるNTTグループが出来ない理由は理解できる。
インフラを抑えることで定期収入があれば、経営陣はそこにアグラをかいて、ユーザーの役にたつシステムやアプリを開発しようとは思わない。
現に、米国でも通信巨人ATT発のシステムなんぞ聞いたことは無い。
別の視点で観てみれば、NTTデータや関連会社は政府系の仕事で手一杯?
武漢ウイルス以降に政府や地方自治体が様々なアプリを開発したようだが、これと云って、普及した様子は無い。
結局は、この国のシステムは政府次第なんだろうか?
過去には、宅急便のシステムを運輸省に正面から相対して、国民の利便性だけを求めて、挑戦した経営者も居た。(クロネコがそうだが)
いまさら、デジタル田園都市構想を謳っても、所詮は、ユーザーを増やすだけに終始しないか?
結局は、Amazonの通販支援システムになるんでは無いか?
と、PC廻りやデジカメ、書籍に至るまで翌日配送のAmazonのヘビイユーザーに陥ったジイサマは感じる。
LINEはあれほどの騒動があったにも関わらず、政府も地方自治体も相変わらず使いまくっている。
当初から使うまい!と決めていたが、交遊関係が広まるにつけ、外圧が押し寄せ、昨年から使い始めている。
が、便利!
なにゆえ、この程度のアプリを日本のIT企業を名乗る皆さんは作れないんだろうね?
観ている先が違う?
大手になると、国の予算を眺めて、いわゆるベンチャーは置き換え需要に特化している感が否めない。
小銭をシコシコと集めて、周辺事業で拡大する。
「ふるさと納税」に群がったり、先に、書いた産直アプリで稼いだり・・・。最近、雨後の筍のごとく、増えてきたのが、クラファン各社。
まぁいずれも役には立っているんだろうが、どうも、ふるさと納税に群がる各社はいかがなものか?
と云うか、役所に知恵が無いんだろうね?
見渡すと、コアの生活者が群がったり、諸外国にもうって出られるアプリなんて無いよね!
デジタル社会、DX, スマート農業・・・。どうなのかしらね?
自分たちの役に立つものを吟味してチョイスすれば良いだけなのかな!