コンサルティング営業のための質問力向上トレーニング　～その1～

コンサルタントとしてこれまで多くの提案書を作成し、実行から定着までの一連の支援をしてきた経験と、コーチ・チームコーチとして”質問”について深堀してきた経験を掛け合わせることで、コンサルティング営業を強化するための質問力を向上するトレーニングプログラムを開発しました。

営業だけでなく、コンサルティングの現場でも役に立つ内容です。
⇒社内で若手にも実施中

受講頂いたお客様からは、何度もリピート頂いているプログラムの一部を数回に分けてご紹介させて頂きます。

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◆なぜ質問するのか？◆

日々業務を進める上で、皆さん様々な質問をしているお思います。
あらためて、なぜ質問をするのか考えてみると、色々とその理由はありますね。

一旦こんな分類をしてみました。（⇒他にも色々とあると思います）

1．疑問を解決する
不明点を明確になります

2．情報を得る
お客様の理解が促進されます

3．相手を安心させる
質問者の理解状況を伝えられます

4．自分を知ってもらう
質問者が何を着目しているのか伝えられます

5．依頼する
疑問形にすることで依頼ができます

ただ何となく質問をしてしまいがちですが、目的や意図を明確にすることは質問する上では重要です。

◆その質問の裏では何が起きているのか？◆

実は、ここが意識したい重要なポイントです。
質問は、単に情報を得ることが目的になるだけでなく、別の目的で質問ができることが理解できます。

1．思考や感情を刺激する
質問によって、新たな気付きが生まれます

2．振り返る（内省）
客観的に自分や自社の状況を捉えるきっかけになります

3．制限や前提を外す
当たり前、としていた事が疑問に思うきっかけとなります

4．心を開く
自身のことを話すことで心が開かれます

疑問の解決や、情報を得るためになんとなく行っている”質問”ですが、
実は、その質問をされた人には様々な事が起きています。これを知っているか、意識しているかが相手との関係性を構築する上で非常に重要なポイントになるのです。