ロジカルだけでは新たな発想は生まれない
新規事業やサービスなどをどう生み出すのか?
この2週間、インターンシップの受入を担当し学生さんを見てきました。
オンボーディングでもそうですが、そこでは疑似プロジェクトを体験頂きます。
市場調査から始まり、支援先や競合他社がどんな状況・状態なのか把握していきます。
その結果から・・・・・とはなるのですが、そのプロセスだけではなかなかクライアントが”やりたい””興味深い”と思える提案には繋がりません。
なぜなら、調査結果から言えること、それは誰もが当たり前に考えることが殆どですから。
もちろん、そのプロセスを経ることは必須です。
が、その情報は基本的な情報なだけで、そこから何かを生み出せるのであれば、誰もができてしまいますね。
では、この先は何をしていくのか?
調べたことを踏まえて、(時には関係なく)柔軟な発想で色々と考える。仮説を出しまくる時間をつくっていきます。
この時間では、否定は一切なし。いやーそれ無理でしょ。なんてやってたらなにも生まれてきません。
直感、なんとなく、好み、なんでも結構、すべて出し切り、そして出たものを色々と組み合わせたり、そして更なる発想を。。。
そんな発散が非常に重要です。
そして・・・・
あるかも?! いけるか?!
なものが出てきたら、それが”あります””いけます”に変わる、そう言い切れる情報を集める収束の時間に転換です。
で、結果言い切れなければ、またそれを繰り返す。
ここがコンサルタントとしての価値を生み出す一つのポイント。
いかに言い切れる、ロジカルなストーリーを描けるのか?
論理的でもあるし、柔軟なクリエイティブな発想も必要。
そんな武器を磨き、コンサルタントとして成長していく。
インターンシップに参加する学生を見ながら思った次第。