チームがチームとして機能するのは
チームだからこそ得られる掛け合わせによるパワーの創出。
いわゆる、3人集まれば文殊の知恵をどのように引き出すのか?
自分に自信を持つ人が集まった際に起こりがちなことは、自分が優秀であることをひけらかす、見せつけ合うという状態。
マウントを取り合うという言い方もありますかね。
この場合、全体としてのパフォーマンスはあまり宜しくないことが多いですね。
そして、本人たちもそこから学ぶことはほぼありません。とにかく競い合っていて、相手を受け入れずにいる状態ですから。
一方で、それぞれのメンバーの強みや弱みを把握し、しっかりと受け止める。その上で、自身で把握している強みと弱みをどう掛け合わせて全体のパフォーマンスを向上させるのか、自身の振舞をどうすることがベターなのか?を考え抜いて実践しているチームはまさに、掛け合わせによるパワーが創出されている状態に入っていきます。
そのような状態になると、他のメンバーを見ることによって新しい気付きや学びを得られることもあれば、グループ内での自身の振舞を考え実践することで、自分自身が知らなかったことを知ることもあります。
自身の強みをアピールするだけでは、そんなことは得られません。
インターンシップやオンボーディングでのグループワークにおいて、自分の存在価値をフルに出したい。アピールしたいと思った振舞は、あぁ、頑張ってるなーとは思いますが、それが有効に機能することはあまりありません。
⇒むしろ、見透かされる
チーム内で自身の立ち振る舞いをどうするのか、に取り組んでいる様子は直ぐにわかります。それで成長している人は評価できるもの。
今の能力よりも、今後の伸びを期待したい。