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失敗を恐れず、弱みを克服することも大事

ビジネスの場において、強みを更に強くしていくのか、弱みを克服することに力を注ぐのか、どちらが望ましいのか。

総じて、強みを更に強くすることを優先するケースが多いと感じています。そして、その方が活躍できる可能性は高いとも思います。

これがコンサルタントだった場合はどうか?

一般的には、徹底的に強みに磨きを掛けて、エッジのある(特徴のある)コンサルタントとして価値ある存在になることが求められることが多いでしょうか。

ただし、これはコンサルタントとしてある程度のキャリアを積んだ上での方にとって望ましい状態で、若手でこれから様々な経験を積むことが必要な段階ではあまりお勧めしない。というのが私の考えです。

事業会社において、ある一定の成果を上げ、コンサルタント会社に転職するケース。
一定の成果は恐らくその個人の強みを活かして成果を上げてきているかと思います。

その場合、転職後にもその強みでもって仕事をしてしまいがちです。
これ自体は否定するわけではありませんが、失敗を恐れるが故に、弱みの部分を隠そうとしているケースが見受けられます。
本人は無意識な状態で。

実は、これがその本人の成長を阻害している要因だったりします。

若手のコンサルタント、これから経験を積み、成長して欲しいのですが、この段階で失敗を恐れて強みの部分だけで勝負していると、ものすごく対応・適応範囲が狭い状態が続いてしまいます。

事業会社ではある程度役割が狭められた中での状況ですので、強みだけに依存していても成果が出て評価されますが、柔軟さや対応・適応力が求められるコンサルタントの場合は通用しないケースが多々あるのです。

その結果、伸び悩む状態に陥る若手出てきます。
早く、失敗の恐れを手放せばよいのになぁ。。と思うケースです。

失敗の許される(フォローしてくれる上司がいる)期間のうちに弱みをさらけ出して早々に克服する。
是非、そんなチャレンジをして欲しいな。と。

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