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衝突を恐れ、抽象度の高いところに留まる

組織開発やチームコーチングの現場においてよく見られるのが、衝突を恐れるが故に、抽象度の高い言葉での議論に終始すること。

抽象度が高ければ、解釈が異なっていても同じ言葉で語られ、お互いが異なる認識をしているにも関わらず議論が進むので、対立が生まれません。

そして、その言葉で合意できてしまうので、円滑な組織、チームに見えがちです。

が、その状態で議論をいくら続けていても、その先への発展性はありません。
結局はバラバラのまま。

抽象度の高いものを小さくしていく事で、同じ言葉を使っていてもその解釈は違う。という事が具体化されます。
その相違をしっかりと確認・理解し合う事で相互の関係が深まります。そこを避けていては、決して相互の理解はできません。

表層的なところでただ時間を過ごすのか、覚悟を持って踏み込んで有意義な時間とするのか。

それを決めるのは自分自身。
その先にある素晴らしい関係性へ向けてどちらを選ぶのか?明確ですね。

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