授乳中のコロナワクチン接種体験談〜生後3ヶ月・モデルナ製〜

【授乳中や子育て世代でワクチン接種をするか悩んでいる方、又はこれから接種する予定の方へ】


こんにちは。勝手に下妻観光大使です。

先日、新型コロナウイルス(COVID‑19)のモデルナ製ワクチン2回目を打ってきました。


授乳中のワクチン接種の体験談って、調べても中々見つかりませんよね。

(おそらく私の調べ方が下手なのと、臨床試験のデータが少ないのと、産後はゆっくり文章なんて書いてる余裕がない)


ですので、娘がお昼寝している時間をフルに使って、今日はその体験談を頑張って書きたいと思います。

※これはあくまで一個人の私の体験談です。症状には個人差があります。
また、ワクチン接種を推奨・否定するものではありません。受けるか受けないかの判断はご自分でお願いします。

１　簡単なプロフィール

(2021年9月20日現在)


私:1994年11月生まれ　
26歳女(あと2ヶ月で27歳)

娘:2021年5月生まれ
0歳3ヶ月(もうすぐ4ヶ月)

生後1ヶ月頃までは母乳とミルクの混合だったが、今は完全母乳(完ボ)


夫、私、娘の3人＋両生類爬虫類魚暮らし

平日はワンオペ育児

夫は会社員(残業あり)で土日休み

娘を溺愛し土日は全力で娘を見てくれている

おむチェン、ミルク、お風呂入れバッチリ

２　接種しようと思った理由

産後1ヶ月頃の時、私の住んでいる自治体から接種券が送られてきた。

しかしその時は余裕がなく放置。

産後2ヶ月になり少しだけ余裕が出てくる。
(ほんの少しだけね)


コロナの患者数が茨城県や市内でも増えていたので、身を守るためにも接種を受けようと決める。

そして娘の小児科の先生や、出産した産婦人科の先生に相談。

妊婦さんも授乳中の方も、どんどん打った方がいいとのこと。


しかし接種を受けようと予約をしようとするも、既に予約がいっぱいで受けられない。


焦り出す。


夫の職場で家族も職域接種を受けられると聞き、急いで予約してもらう。

なんとか8月と9月に予約ができた。

３　接種1回目の話

2021年8月ワクチン1回目
夫の職場でモデルナ製ワクチンを接種

接種時に痛みは全くない。(チクリとも感じない)


当日の夜、肩に筋肉痛のような痛みが出る。

次の日も熱は出ず普通に過ごす。

3日後、肩の痛みが落ち着く。


肩の痛み程度で、他は特に副反応は感じられなかった。


※弟(24)は1回目の接種後に熱が出ていたので、個人差があります。

４　接種2回目当日と次の日の話

2021年9月ワクチン2回目
1回目同様、夫の職場でモデルナ製を接種


母からポカリを接種前から飲んでおくといいということを言われたので少しずつ飲む。

ワクチン接種してくれた女医さんにも

『今は水分不足になっている人が多い。こまめにポカリなどで水分補給してね』

と言われる。

接種前〜寝る前にかけてポカリ900mL飲む。



接種当日の夜は、肩に筋肉痛のような痛みが出た。

熱は出ず普通に元気。
食欲もある。(豚骨ラーメン食べた)


次の日の朝、熱を測ると36.8℃(AM7:00頃)

平熱よりも高いがピンピンしていたので、副反応が少なくてラッキーと思っていた。


娘に授乳。
朝ごはん(サンドイッチ)を食べる。

実母に「熱出なかった！」とLINEをし、SNSを見るなどしてゆっくりすごす。


AM8:00頃

寒気を感じる。熱を測ると37.4℃。

夫は「今日暑いね」と言っていたが、私は寒くてどうしようもなくなった。

上着を着て、布団をかぶる。


AM9:00頃

寒気MAX。熱は38.6℃に。

熱なんか中3の時にインフルエンザにかかった時以来出てなかったので、こんなしんどかったっけと泣きたくなる。


つらすぎたので、事前にお医者さんから飲んでいいと言われていた解熱剤のタイレノールを飲んで寝る。


AM11:00頃

解熱剤が効いてきたのか、少し元気になる。

すると何故かむしょうに韻を踏みたくなる。

そして今までやった事ないのにラップ調で自己紹介を思い付き、一人でゲラゲラ笑う。


そんなことしてたら、夫から茨城王(イバラキング)さんを教えてもらった。

(そういえば一度つくばのラーメンフェスで偶然LIVE見て、めちゃめちゃ面白かった。オススメ。)


イバラキングさんのYouTube見ながら途中で寝る。

５　大変だったこと

PM:1:00頃

熱が39.3℃に。

体が動かなくなり、つらすぎて泣く。

そしてここで大変なことが起きる。




(((トイレに行きたい)))



もはや私は既に一人で起き上がることができない。

まして歩くことなんて無理に近い。

しかしこのままではマズイ。



夫にヘルプを求める。


夫『〇〇(娘)のオムツ持って来ようか？』



一瞬「え、、、」と思ったが、それも良いかもしれないと考える。


しかし私の羞恥心の方が勝ち、一階にあるトイレへ向かうことに。



しんどすぎて歩けないので、移動はほふく前進&ハイハイで。

階段は一段一段ゆっくりとしゃがみ込んで降りる。

なんとかたどり着いて用を足す。


しかしもうベッドのある2階へ戻る気力も体力も残っていなかった。


仕方がなく1階のリビングにヨガマットを敷き、そこで横になる。しかし薄いので背中が痛すぎる。

泣きながら寝る。



PM2:00頃

熱は38.6℃。本日2回目の解熱剤タイレノールを飲む。(前回から4時間空けなければいけない)


娘が目覚め、泣き出す。(授乳の時間)

夫がオムツを替え、ミルクを作って飲ませようとするも何故か飲まない。

抱っこしてあやすも一向に泣き止まず。



困り果てた夫が、フラフラで寝込んでいる私へ娘をパス。


かわいい我が子のために、全ての力を振り絞ってなんとか娘を抱っこ。すると一瞬で泣き止んだ。


授乳すると飲んだ。

そして夫が哺乳瓶で作ってくれたミルクも飲んだ。


さっきまでのは一体何だったんだ。


おそらく子はママのことが大好きなので、定期的に抱っこしないとダメなのかもしれない。



解熱剤が効いてきたのか、急にお腹が空き食欲が出てきた。

春雨スープとこんにゃくゼリーを吸い込んだ。梨も食べた。


そして寝た。



(※寝たといってもぐっすり眠れてるわけではない。熱でうめき苦しみながら目を閉じ、うつらうつらしているという表現が正しいのかもしれない)


PM6:00頃

熱38.3℃
本日3回目の解熱剤を飲む。

娘に添い乳。

夫が娘を一人でお風呂に入れてくれていた。

私は動けずまた寝込む。


PM8:30頃

熱37.7℃

お腹がすいたので起き出してお茶漬けを食べた。

お風呂は諦めシートで体を拭き、着替えて歯磨いて寝る。


1日でポカリ1.5L飲んだ。

６　接種3日目〜熱が下がる〜

朝7時前に娘の泣き声で起床。
授乳、おむつ替え

熱を測ると36.6℃

朝ごはんも食べられた！

シャワーを浴びる。

日中、時折頭がクラクラする気がした。
そして異様に眠気を感じる。

熱はそのまま上がることはなかったが、体の怠さは少し残っていた。

3日目もゆっくり過ごした方が安全。

７　まとめ・これから受ける方へ

熱が出たのはワクチン2回目を接種した次の日。
その日が1番過酷だった。

ちなみに先に接種した夫は、3日間熱が上がったり下がったりして苦しんでいたので、副反応は個人差がある。(知人にはほぼ熱が出ず余裕だったという人もいた)


・子育て世代の方がワクチン接種をする場合は、可能なら夫婦で時期をずらした方がいい。
(2人してダウンしたら子どもの面倒を見るのが大変)

・トイレの近くで寝た方がいい

・水分(ポカリ)はこまめに飲むべし

・食べやすいもの(ゼリーやスープなど)を用意しておく

・授乳中に飲んではいけない薬もあるので、小児科や産婦人科の先生に確認しておくと安心

・普段から夫も家事育児をしていると、ママの具合が悪いとき助かる。夫婦で子育てをする。


・完ボだとミルクを飲まなくなる場合がある。災害時などで慌てないためにも、たまに哺乳瓶でミルクをあげると赤ちゃんも思い出して飲む。

・ママの抱っこは最強



想像以上にしんどい1日だったので、今後も手洗いうがい消毒、質の良い睡眠、食事に気を付けて健康的に過ごしたいと思います。


この記事が少しでも誰かの参考になったら幸いです。



以上、生後3ヶ月の娘の母、勝手に下妻観光大使でした。