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野球は団体競技なのか、個人競技なのかという話

今回は先日衝撃を受けた話を書こうと思います。

野球は団体競技なのか、個人競技なのか

私は生まれてこの方、ずーっと野球は団体競技と思っていました。しかし、先日現役引退を発表したイチロー選手が「野球は個人競技」という表現をしていました。また、知り合いの元高校球児から「野球は個人競技だよ?(ケロッ)」とはっきり言われ、さらに衝撃を受けました。

そもそも「団体競技」と「個人競技」ってどういう意味なのでしょう。早速調べてみました。

☑️「団体競技」団体同士が対抗して行う競技
☑️「個人競技」個人の技量や力によって勝敗を決める競技

言葉の定義だけだと、ますます野球は団体競技なんじゃないかと思ってしまいます。

イチロー選手の引退会見での発言

引退会見でのイチロー選手は、記者から野球の魅力に関する質問をされると、「唯一無二性」と「団体競技なようで個人競技なところ」と回答していました。チームが勝てばそれで良いという話ではなく、個人としても結果を残さないと生きていくことができないというお話でした。

観客から見た野球とプレイヤーとしての野球

万年観客、選手としての経験は皆無な私からすると、野球の団体競技としての価値を評価します。

例えば、ピッチャーがファーストカバーに入ったり、セカンドがライトに飛んでいったボールをジャンプして補球したり、それぞれの「守備範囲」を超えてチームの勝利のために戦っています。しかし、こうも考えられます。本来ならライトが捕るボールをセカンドが捕った=ライトの守備機会を減らした(ライトの活躍できるチャンスがなくなった)と。

よく高校野球のインタビューでは「自分の記録はどうでも良い、チームの勝利が大事」って言っている選手がいます。おそらくここに嘘はないと思うんです。でもそれは自分がある程度結果を残しているからなのでは?そう考えると野球が個人競技ということが腹落ちしてきます。

そして先日高校野球を観戦して感じたこと

個人競技としての野球に違和感を感じながら、春季都大会を観戦してきました。

私は観戦時、イチロー選手も話していた「唯一無二の試合」を記録するために、スコアを書きます。その日もいつも通り、スコアを書きながら観戦しました。

そして気がついたのです。

「スコアって選手一人ひとりのプレーを記録するな」「何があっても順番でまわってきた選手がバッターボックスに立つな」

スコアは打線を中心に試合を記録し、一人ひとりのバッターの1打席1球を追いかけます。一人の選手について日記を感覚です。(第1打席の田中くんは三振。第2打席の田中くんはセンター前ヒットみたいな)

そして、野球はサッカーとちがって、必ず打席に立ち観客の目が集中する瞬間がきます。

「この感覚が個人競技としての野球なのか!…なぁ?」

と、その日はなんとなーく以前より野球の視点が増えたような気がして、満足度の高い観戦日となりました😊

まだまだふわふわっとしているので、明文化できるようにもっともっとたくさん試合を観たいと思います。

#高校野球 #スポーツ #野球


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しもた⚾高校野球大好きOL
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