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普通にキャンプがしたいのに~ふぁんふぁん事件編~

先日久しぶりにキャンプへ行った。

生き返った!!!

淡々と生きる、キャンプという時間が好きである。

普通にキャンプがしたいのに、結構事件に見舞われることがあるのだと、

最近気づいた。

まずはこの助けて事件を読んでいただけたら嬉しい。

そして、今回は、ふぁんふぁん事件になってしまったのだ。

緊急事態宣言が久しぶりに解除となり、開放感あふれる富士山と星空ファンが、ふもとっぱらキャンプ場に集まっていた。新月の翌日だったので、星もよく見える、秋の絶好のチャンスである。


ヘッダーの写真のように、広いので間隔は開けていれど、やはり今回も街並みのテント数だった。


夜も深まるころ、いよいよふぁんふぁん事件が近づいてきた。


それについては、noteデビューした妹の記事を読んで頂けたら嬉しい。そして面白かったらいいねしてやって頂きたい。


ここからは上の妹の記事の裏解説をしようと思う。

これには前振りがあって、出発前夜、車のリモコンキーの電池が切れかけていたので、夫が交換してくれた。

そして説明を受けた。

もしも接触不良で開かなかったら、緊急用のカギを抜いてドアを開けられる。エンジンをかける時は、抜き出したリモコンキー本体も一緒にハンドルに近づけてエンジンをかけないと、ピーピーと音がするから気を付けてね、と。

キーレスの車に乗っている方なら何のことかお分かりかもしれない。


我が家はほんの数年前からこのようなキーレスの車デビューだったので、私はあまりわかっていなかった。

ただ、夜のキャンプ場でいちいちドアを開けるピピッという音が響くのもはばかられたので、(近くのテントには赤ちゃんもいたし)、じゃあ緊急用のカギだけで開ければ静かかな、と思った。


ところがどっこい、カギを開けただけでもうピーピーなり始めたのである。

ああ、これが噂のピーピーなんだ、

と思った。

さらにところがどっこい、その音はさなぎが蝶に変態するように、

ふぁんっふぁんっふぁんっふぁんっ


となるではないか。


聞いてない。

私はピーピー鳴るよっていうところまでしか聞いてないっ!


あたふたと手放していたリモコンキーの本体を取り戻しにダッシュしてタープへ戻り、ポシェットごと車へもどるが、まだ鳴っている。

タープから車へ走り戻るころに、妹が伴走していたことに気づくが、説明している場合ではない。(この辺は妹記事参照)


思い出してほしい。

ここは結構な町である。

夜も深まったのである。

ポシェットのなかをまさぐっても混乱でどれがカギか分からず、地面にポシェットごと逆さまにして全部出したら、リモコンキーも出てたらしく、音が止まった。

大きくも小さくもない気の抜けた声で、

『すいませんでしたぁ・・・・』

といい、

その後は夜逃げのごとく荷物をテント内に片して(もう車には怖くて近づけない)、妹と大笑いしたのだが、夜逃げ中は手が震えていた。


普通にキャンプがしたいのに、どうしてお騒がせしてしまうのか。


幸い、周りの人は、同情率が高かったのか、何事もなかったかのような会話がちらほら聞こえてきた。


このシリーズがこの2本で終わるように、努めたい。

今後の課題にしたいと思う。



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