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ボーディング・プログラム代表 送辞 | HLAB COLLEGE PROGRAM 2023年度カレッジ卒業式

卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。

私からは、カレッジで過ごした日々と卒業生に対して、高校生の自分のありのままの想いを言葉にしてお伝えしたいと思います。

まず、私のカレッジ生活は演劇祭から始まりました。今思えば刺激的すぎる始まりでした。
その場の熱量に圧倒されたのを今でも覚えています。


演劇祭の様子

クリスマスパーティーのタレントショーでは似顔絵対決をしました。
私にとってはカレッジ生の一員として、「絵を描く子がいる」と認知してもらえた重要なタイミングでした。「タレントショー凄かったよ!」「また今度話そう!」終わった後にそんな言葉をかけてくれた人がいて。この言葉は私にとって心の支えになりました。

タレントショーにて

福岡からやってきた、高校生の私を、1人の人間として歓迎してくれて本当に嬉しかったです。最初は緊張して背伸びしていましたが、だんだんとカレッジ生活に馴染んでいくうちに、皆さんとの交流が私にとって心地よいものになっていきました。

カレッジにきた高校生は、少なからず自問自答の日々を過ごすと思います。
そんな中、カレッジには選択肢を示してくれる人、その人なりの答えを教えてくれる人、寄り添って内省の手助けをしてくれる人がいます。
でもこんなこと当たり前じゃない。対等に話せて機会を与えてくれる人生の先輩がいるって凄いことだと思います。大学生・社会人の方のおかげで、私の世界は広がっています。

朝食後の様子

特にリフレクションの時間では、皆さんの真剣な姿、涙に触れ、このカレッジが皆さんにとってかけがえのない存在であることを感じました。私にとってカレッジへの帰属意識が芽生える瞬間でもあったと思います。カレッジでは変に大人ぶらず、飾らない自分のままでいられる関係性があり、家族や友人とは違う不思議な絆を感じました。

素直、感受性豊か、自分の欲に忠実、情熱がある、気概に満ちている そんな皆さんに、いつの間にか、目指したい方向へ私が引っ張られて行った気がします。

カレッジ生活においてbp年間生の存在もとても大きかったです。
新しい環境で手探りの状態の中、3人の背中をみてカレッジでの関わり方を掴んでいきました。

れいんぼー homeBのみんなで映画を見たりトリップに行ったり、一緒に過ごせて楽しかった。自分の哲学を語る姿がすごく印象的で、交わした目線かられいんぼーの芯の強さを感じたよ。

たか 探究心旺盛なところをすごく尊敬してる。24時間365日問いを持ち続けてるのかなって思うくらい思考しているよね。

あんり 自分を好きになりたいっていう思いが凄く素敵。今もそうだけどきっと他人を思い遣って愛せる人になると思ったよ。

この3人とは、同年代だからこそ、本当にフラットな立場で感情だとか悩みだとか意見を共有することができたと私は思ってます。カレッジという場所は特殊で、こんな毎日の過ごし方は他ではできないんじゃないでしょうか。

共に生活を共有したボーディング・プログラム2023年冬季生の皆さん

そこから飛び出していく卒業生の方は、カレッジで得たものを新たな場所で活かしていくことでしょう。

名残惜しくはありますが、別れの時が来ました。

皆さんに刺激に満ちた喜びに溢れる未来が待っていることを信じています。
卒業生の皆様、改めてご卒業おめでとうございます!

卒業式にて。

ボーディング・プログラム 2023年度 冬期生 ちひろ

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