初35km競歩
10月27日
山形県高畠町で行われた日本選手権35km競歩に出場してきました。
目標は「日本記録を出して優勝して、来年の世界陸上の代表に内定する」でした。
今シーズンはこの大会を最大の目標として、スピード強化と持久力強化に取り組んできました。前半シーズンは順調にトラックレースで記録を伸ばして、自信をつけてきました。
5000m:22'26"66→21'37"59
10000m:45'59"45→44'24"87
しかし夏になり、暑さによって練習できない日が多くなってしまいました。外での仕事の疲労を取りきれず、予定していた練習をやれなかった日もたくさんありました。
練習が思うように積めていない不安がある中での35kmは甘くありませんでした。結果は32kmで途中棄権。ペースも序盤から大きく遅れて参加標準記録すら切れないペースでした。
15kmあたりで脚が痛くなってきて、ペースを上げることが難しいと感じながらそれでも諦めたくないという気持ちで歩いていました。一時は脚も痛くなくなって、まだいけると思いながら一歩一歩前に進んでいたのですが、身体が思うように動かなかったです。
30km手前でまた脚の痛みが強くなってきて、それでもと思いながら歩いていましたが、これ以上は無理だと気持ちも切れてしまい、レースをやめる決断をしました。
応援してくださったたくさんの方々、そして慣れない給水をしたりたくさんサポートしてくれた両親に良いレースを見せることができなくて、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
レースを終えた直後は悔しさと情けなさで人目も憚らず、声を上げて泣いてしまいました。ゴールすら出来なかった自分が情けなかったです。
しかし、このレースでたくさんのことを学べました。今シーズンは順調でしたが、やはりうまくいくことばかりではないですね。私は負けたり挫折したりすることが多い分、その経験をバネにして強くなってきたと思っています。
必ずこの経験を糧にして、リベンジします。
今年はこの大会が最後のレースでした。
一度休んで、しっかり自分を見つめ直して来年3月の日本選手権能美大会で日本代表に内定するために取り組んでいきたいと思います。
改めて、応援ありがとうございました!
そしてこれからも頑張るので、見守っていただけると嬉しいです。
下岡仁美
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