ＶＲビジネスの衝撃「仮想世界」が巨大マネーを生む　を読んで

2016年8月17日 00:20

ＶＲには、ＡＲ、ＶＲ、ＭＲがある

ＶＲとは、様々な仮想現実技術の総称。ヘッドマウントディスプレイで完全に仮想空間へ没入するタイプのものはＶＲ、今見ている現実の世界に情報を孵化するタイプがＡＲ、今見ている現実世界に、仮想の物体を人間が気づかないレベルで埋め込むものをＭＲと呼ぶ。

また、現在主流の四角いスクリーンによるコミュニケーションと比較し、非常に自由度が高く、ＵＩの概念を変えてしまうため、スマホの次のＵＸ手段として、大手ＩＴ企業からの投資を相次いで受けることで、注目が集まっている。

ＶＲは、現在、Ｆａｃｅｂｏｏｋ社に買収された、オキュラス社のリフトと、ＨＴＣ社のＶＩＶＥが主流。ＶＩＶＥは、ＰＣゲーム大手バルブ社と提携している。（バルブ社の技術者がキーマン）。また、ソニーのＰＳＶＲも今後普及すると思われる。

ＡＲは、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ社のＨｏｌｏｒｅｎｓが主流。ゲームだけではなく、主に設計やデザイン領域での活用が期待されている。

ＭＲは、Ｇｏｏｇｌｅやアリババが出資するマジックリープ社が期待されているが、どういった技術かはまだ公開されていない。

現在、ゲームのほかに、物理的に体験が難しいものを補強するサービスとして、楽天ウェディングのブライダル体験ＶＲや360度撮影、旅行体験、不動産の内見、大和の復元などのサービスが出てきている。

また、教育や研究分野として、医療分野での活用も増えてきている。また、広告分野では、ＶＲを使ったものも数多く登場している。

さらに、ディズニーでは、ＶＲ映画も作成している。ＶＲ特有の表現としては、後から視点を変えられる点があるが、出演者とのコミュニケーションを可能にするかどうかなど、新しく考える要素も出てきている。

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