【朗読時代小説】「狐と僧」半七捕物帳/岡本綺堂作  朗読七味春五郎  発行元丸竹書房

■あらすじ
 住職の衣をきた狐の死骸が、大溝にみつかる。僧衣は時光寺の住職英善のもの――狐の正体は、英善か? 半七は小坊主英俊に泣きつかれ、町方ながら、寺社方のもめごとに首を突っ込むことになるが

■登場人物
英善……四十一歳の時光寺の住職
善了……二十一歳の納所
英俊……十三歳の小坊主
伴助……五十五歳の寺男
伊賀屋喜右衛門……仏事で、住職をまねく
松吉、亀八……半七子分


■用語集
寺格……ジカク。寺の格式。本山・別院・末寺など
先住……センジュウ。先代の住職。
折本……オリホン。和本の装丁。横長の紙を端から折りたたんでつくったとじ目のない本
白蔵主……ハクゾウス。狂言の人物。古狐が猟師の叔父の僧に化け、殺生をやめさせようとする
茂林寺……文福茶釜で有名
椿事……チンジ。めずらしい出来事。
夕七つ……午後四時
会葬者……カイソウシャ。葬式に参列するひとびと
さのみ……それほど。さほど
朝七つ……午前四時
大立者……もっともおもんじられているひと
寺社奉行……全国の寺院、寺社を管理していた。定員は四人で、奉行所はない。三奉行のうちの最高位。町奉行勘定奉行は老中支配だが、寺社奉行は将軍直属。与力同心は配下になく、探索、捕縛の面で弱かった。町奉行所は寺社奉行の領域を侵すことが出来ないという描写が本作にもある。

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■この動画の目次
0:00 一
7:02 二
16:17 三

#半七捕物帳 #オーディオブック

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