声に出して読みたい名作劇場 新美南吉作! ごんぎつね
雑誌、赤い鳥出身の作家で、ごん狐も、昭和七年に掲載しれました。ちなみに、宮沢賢治も寄稿したのですが、評価されず。何故?
ごん狐の舞台は、江戸から明治にかけて、と云われています。兵十は鉄砲をもっていますが、江戸時代は、農家の方もたくさんもっていたんですね。いめーじちがう。
南吉の代表作にして、18才のときに書かれただけあり、みずみずしい感性がきわだちます。でも、ハッピーエンドじゃない。
ごん狐には、三種類のお話がありました。元猟師の口伝と、南吉のオリジナル草稿、鈴木三重吉が子ども向けにまとめた「ごん狐」です。ちなみに、南吉のオリジナルでは、結末がちがいまして……
ともあれ、国語教材に絵本と、長らく日本の児童に親しまれ続けたごんぎつね。講読版ゴンギツネとしてお楽しみいただければ、幸いです。
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