【栄花物語/第一話 月の盃/山本周五郎】 朗読時代小説 読み手七味春五郎 発行元丸竹書房 AudiobookChannel 2021年10月2日 21:18 1953年(昭和28年)1月~9月 『週刊読売』に連載された長編小説です。残念なことに、連載打ち切りの憂き目にあっており、そういう意味では、1955年連載の「花も刀も」https://www.youtube.com/watch?v=Wz3R5npkwWE とおなじ運命をたどった作品。 田沼意次親子を従来の悪人ではなく、革新的な政治家として描いたもので、そういう意味では、「樅の木は残った」https://www.youtube.com/watch?v=BzpD06qOc5M&list=PLbLffmEwTDpqUxrw0aq2KZXpGx2ysC8bX にも通じる作品です。 メンバーシップにて好評連載中の「安永一代男」にも田沼意次が出て参りましたが、これはたまたまです。メンバーシップ、はいってちょんまげ。 第一話では、なにやらニヒルな旗本、青山信二郎が、世の中をななめにみながら、皮肉な笑いを浮かべております。第一話登場人物はこちら。■登場人物青山信二郎……小普請組の旗本だが、田沼を批判する文書を作成している。河井保之助……旗本の三男。信二郎の友人。藤代その子……保之助の妻になる女。■用語集警吏……ケイリ・警察官吏戯作者……ゲサクシャ・戯作を生業とした人。江戸後期の通俗作家露悪……ロアク・欠点や悪いところをわざとさらすこと明月……メイゲツ・曇りなく澄み渡った満月。内福……ナイフク・見かけよりも内実が豊かなこと。運上……ウンジョウ・江戸時代の租税。金銭での納付は、運上金と呼ばれる。砂塵……サジン・すなぼこりあくどく……やり方や性格などがどぎつく、たちが悪い。悲哀……ヒアイ・哀しくあわれなことむぐら……広い範囲の雑草一中節……浄瑠璃の一流派。都太夫一中が創始札差……フダサシ・旗本・御家人に支給される米の仲介をした。蔵米を担保に金融業も。名妓……歌舞などにすぐれた芸者こちのひと……妻が夫をさしていう。うちの人食傷……ショクショウ・同じことに飽き飽きすること中気……チュウキ・中風重代……先祖代々伝わること奏者番……ソウシャバン・年始・五節句などに、将軍に謁見する大名の姓名の言上、進物の披露、下賜品の伝達など行った。■この動画の目次0:00 その一8:15 その二18:56 その三30:32 その四39:18 その五48:52 その六ぜんぜん、話はかわりますが、今回の動画は、premiereproを全面的につかって制作してみました。ややこしかった…… #山本周五郎 #朗読連載 #長編 #時代小説 -------------------------■メンバーシップへのご参加をお待ちしております!https://www.youtube.com/channel/UCeTnkaLU8_MAMSdMFVrf1dw/join■メンバー限定動画はこちら!https://www.youtube.com/playlist?list=UUMOeTnkaLU8_MAMSdMFVrf1dw いいなと思ったら応援しよう! 出版社「丸竹書房」を運営しています。 チップで応援する #動画 #朗読 #時代小説 #長編 #山本周五郎 #朗読連載