【朗読】林不忘著『釘抜藤吉捕物覚書』全十三話朗読まとめ 〜 ナレーター七味春五郎 発行元丸竹書房 1 AudiobookChannel 2023年7月7日 08:42 ◆登場人物紹介釘抜き藤吉……海老床をねぐらに難事件を解決している、八丁堀の目明かし勘弁勘次……勘弁ならねえがくちぐせ。影法師の三吉……勘次とは、合点長屋で、同じ釜の飯を食っていた。葬式彦兵衛……とむらい彦兵衛。紙屑ひろいが生き甲斐。一、のの字の刀痕伊勢源……質屋。伊勢屋源兵衛杵屋助三郎……長唄の師匠。お銀……助三郎の女房。栄太……助三郎の兄。密室で死んでいる。歌右衛門……一文字の花魁桜井某……幇間◆用語集酸鼻……サンビ・むごたらしくいたましいこと炭団……タドン・粉炭にのりをくわえてねり、丸くして乾かした燃料金子……キンス・通貨姦婦……カンプ姦夫……カンプ◆目次0:00 のの字の刀痕 一10:25 のの字の刀痕 二18:30 のの字の刀痕 三31:01 のの字の刀痕 四二、梅雨に咲く花亥之吉……提灯屋。目明かしお新……茶屋女。笠森稲荷の境内に店を出す。納所……随全寺の所化佐平……寺男◆用語集破れ奴傘……ヤブレヤッコ・破れた和傘ふりみふらずみ……雨がふったり、降らなかったり背戸口……家の裏口、背戸願筋……ガンスジ折助……オリスケ・下男容貌……ソツボウ卯の刻の六つ半……午前六時の前後②時間報知……ホウチ仕事師……キオイ・とび職日和……ヒヨリ・日和下駄の略八半……ヤツハン・三時精進場……精進潔斎の場喬木……キョウボク・高木旅所……タビショ・御旅所。神輿の巡行で、休憩、宿泊するところ重立……オモダチ・集団の中の主要人物所化……ショケ・修行中の僧看経……カンキン・声を出して経文を読むことこはぜ……手甲、脚絆のあわせめにつけた爪女犯……ニョボン・僧が、女性と関係をもつこと。不淫戒を破っている快楽……ケラク◆この動画の目次35:18 梅雨に咲く花 一44:10 梅雨に咲く花 二53:45 梅雨に咲く花 三1:02:45 梅雨に咲く花 四1:16:45 梅雨に咲く花 五三、三つの足跡駒蔵……桜馬場の目明かし味噌松……駒蔵の手先お定……八州屋の女隠居。もっか、行方不明中孫右衛門……八州屋。味噌蔵の前で死んでいるのが見つかるおみつ……孫右衛門の嫁幸七……裏通りの風呂屋の三助◆用語集旅所……タビショ・御旅所、神輿などが、巡行の途中で休憩または宿泊する場所還御……カンギョ・出かけた先から帰ること。天皇や、将軍公卿などに使われる朝まだき……夜の明けきらない頃徹宵……テッショウ・夜通し起きていること荷足……ニタリ・荷足舟弥造……ヤゾウ・弥次郎兵衛の転語。懐手して、着物の中で握りこぶしをつくり、着物の肩のあたりを突き上げるようした格好。無頼漢や、下品な職人がよくする風体。咿唖……イア・咿はつくりわらいのことだったり、擬態語・擬声語のことだったり。訴人……ソニン・告訴人感冒……カンボウ・かぜ猖獗……ショウケツ・猛威を振るうこと蟄伏……チップク・表に出ずにこもっていること勘考……カンコウ・よく考えること◆この動画の目次1:21:19 三つの足跡 一1:35:14 三つの足跡 二1:47:21 三つの足跡 三2:00:17 三つの足跡 四四、槍祭夏の夜話三吉……浅草馬道の目明かし卍の富五郎……荒事の稼ぎ人後藤達馬……吟味与力小太郎……小物師与惣次……次郎兵衛店にすむ小物師お若……富五郎の妻◆用語集家尻切……ヤジリキリ・盗賊差状……サシジョウ・通知状隠亡……オンボウ・火葬や墓所の番人を生業とした人つくねん……ひとりでぼんやりとしているさま別懇……ベッコン・特に懇意なこと薬事……ヤクジ・医薬品、薬剤師、調剤などに関する事柄漸次……しだいに六道銭……ロクドウセン・死者を葬るときに、棺の中に入れる六文の銭巍峨……ギガ・山や建造物などが高くそびえ立つ様妖薬……ヨウヤク傀儡……ケエレイ空拳……クウケン◆この動画の目次2:09:51 槍祭夏の夜話 一2:24:12 槍祭夏の夜話 二2:41:08 槍祭夏の夜話 三五、お茶漬け音頭甚八……髪床の親方お艶……近江屋に恨み持つ狂女久兵衛……神田代地にねぐらする因業大家元七……近江屋の大番頭唐箕嘉十郎……浪人者お高……嘉十郎の妻◆用語集涼意……リョウイ三助奴……銭湯の下男びいどろ……ガラス人体……ニンタイ・人に化けて行人……コウジン・道行く人さらぬだに……そうでなくてさえ、ただでさえ茲元……ココモト・話し手の身近な所。 このあたり朱総……シュブサ・十手通名……ツウメイ・通り名お妾さん……おてかけさん狭霧……サギリ無韻……ムイン・韻を踏まないこと約言……ヤクゲン・約束した言葉爾今……ジコン・今から後、今後家作……カサク・貸し屋熟睡……ウマイ◆この動画の目次2:50:39 お茶漬け音頭 一3:07:32 お茶漬け音頭 二3:15:36 お茶漬け音頭 三六、巷説蒲鉾供養おりん……磯屋の新造お滝……大工の娘お鈴……さらわれた赤児磯谷平兵衛……蒲鉾屋主おりん……平兵衛の妻◆用語集野路……ノジ・野中の路禁裡……キンリ・天皇の住まいてこ変……へんてこ耳朶……ジダ・みみたぶ当歳……トウサイ・生まれたその年小半時……コハントキ・三十分衣桁……エコウ・イコウ・衣類などを掛けていく道具冥官……ミョウカン・閻魔庁の役人土公神……ドクジン・陰陽道の土をつかさどる神嫖客……ヒョウカク・遊客櫛比……シッピ・隙間なく並んでいること端物……ハシタモノ・はんぱもの借銭……シャクセン・借金涼味……リョウミ・涼しい感じ背戸口……セドグチ・裏口瞽女……盲目の女性芸人◆この動画の目次3:30:18 巷説蒲鉾供養 一3:42:18 巷説蒲鉾供養 二3:51:10 巷説蒲鉾供養 三3:59:35 巷説蒲鉾供養 四4:07:25 巷説蒲鉾供養 五七、怪談抜地獄伝次郎……人形問屋の入り婿お辰……伝次郎の嫁大須賀源内……寺島村の寮にすむ浪人お露……叶屋の生き残り?喜三郎……盗人で逃げ回っている。◆用語集焙烙……ホウロク・かまどなどにのせ、火であぶって、豆・米などを炒る大供……オオドモ・大人。ものかは……ものともしない。やにわに……その場ですぐ、また、いきなり。突然。素町人……身分の低い町人。もしくは、町人をいやしめて言う。あらたか……神仏の利益、いやちこ探梅……タンバイ・梅の花を求めて訪ね歩くことしがない……とるにたらない。貧しい。みすぼらしい。過去……こしかた◆この動画の目次4:26:56 怪談抜地獄 一4:35:47 怪談抜地獄 二5:17:59 怪談抜地獄 三八、無明の夜佐平治……鋳掛け屋。甚右衛門の飼い主。甚右衛門……名犬。伊兵衛の死体をみつける。伊兵衛……草加屋。高息の金貸しで、貧乏人泣かせ。ついに殺される。御家新……逸見流の弓名人◆用語集大奴……オオヤッコ・傘苧殻……オガラ・皮を剥いだ麻の茎桐油合羽……トウユガッパ雁行……ガンコウ・斜めに並んで進むこと雨声……ウセイ晩霞……バンカ・夕方に立つ霞。夕焼け小丘……ショウキュウいなせ……江戸時代の美意識。男気があり粋であり、心意気のあること見得……ケントク・会得すること小谷間……コタニアイ素町人……スチョウニン・身分の低い町人高息……タカイキ・高くとまるさま。高言豪語すること髱……タボ・若い女性を指すことも。紋日……モンビ・物日。日常と違った晴れの日のこと異志……イシ・ムホンの心。右手……メテ供奴……トモヤッコ・歌舞伎の舞踊無筆……ムヒツ・文字の読み書きが出来ないこと顔……ソッポ辰巳上がり……一羽や動作が荒々しいこと◆この動画の目次5:29:00 無明の夜 一5:40:03 無明の夜 二5:52:14 無明の夜 三6:05:05 無明の夜 四6:09:41 無明の夜 五九、怨霊首人形八郎兵衛……桔梗屋の主お糸……桔梗屋の一人娘弥吉……八郎兵衛の妻の甥おりき……お糸の乳母嵐翫之丞……上方から流れてきた役者◆用語集雪意……セツイ・雪模様暁天…ギョウテン・明け方の空襁褓……ムツキ・おむつ茶利……チャリ・おどけたこっけいな文句や動作顔つき……ソッポ界隈……ケエウエ見得……ケントク・会得、理解八里半……ハチリハン・味が栗(九里)に近いというしゃれで、焼き芋のこと緩怠……カンタイ・いいかげんに考えてなまけること中天……チュウテン・天の中心立て場……宿場と宿場の間にあって、旅人や人足を休息させる場所本縄……罪人に縄をかけるときの正式な方法◆この動画の目次6:19:45 怨霊首人形 一6:31:49 怨霊首人形 二6:48:19 怨霊首人形 三6:56:54 怨霊首人形 四十、宇治の茶箱仙太郎……徳撰の荷方撰十……徳撰の主喜兵衛……徳撰の番頭徳松……撰十のせがれおさえ……女房、体が弱いお冬……徳撰の小間使い。徳松を生む清二郎……上布屋。徳松親子を探していた◆用語集言質……ことぐさ大家内……オオガナイよすが……身や心のよりどころ今様……イマヨウ・当世風左袒……サタン・味方すること白河夜船……熟睡して気づかないこと。◆この動画の目次7:11:09 宇治の茶箱 一7:24:30 宇治の茶箱 二7:34:35 宇治の茶箱 三7:45:53 宇治の茶箱 四十一、影人形浮世亭円枝……はなし家大石武右衛門……怪力の芸人幸七……三十軒堀の色物席、「柳江亭」席主竹久紋之介……人形使いの名人おこよ……竹久の相方八兵衛……楽屋番銀兵衛……下足番伯朝……講釈師◆用語集万筋……二本ずつの色の違った縦糸で織り出した、細い縦縞高座……コウザ・寄席などの舞台勘考……カンコウ・よく考えること称誉……ショウヨ・ほめたたえること◆この動画の目次7:54:19 影人形 一8:01:54 影人形 二8:10:17 影人形 三8:16:42 影人形 四8:23:04 影人形 五8:30:44 影人形 六8:38:08 影人形 七8:44:46 影人形 八8:52:14 影人形 九十二、悲願百両惣平次……番小屋の親父おこう……その妻庄太郎……息子久住希十郎……中川藩のサムライで、惣平次に、龍の手をわたす長五郎……瓦屋◆用語集竜手……リンジュ遠浪……エンロウ・遠方のなみ◆この動画の目次9:02:49 悲願百両 一9:11:06 悲願百両 二9:20:16 悲願百両 三9:28:04 悲願百両 四9:40:06 悲願百両 五9:51:23 悲願百両 六十三、宙に浮く屍骸お美野……旅籠、大鍋の女主人初太郎……武州小金井の穀屋の番頭文字若……常磐津の名取り宇之吉……堺屋の小頭◆用語集雲形……ウンケイ朝ぼらけ……夜明け方熟睡……ウマイ左義長……サギチョウ・小正月の火祭り行事毬杖……ギッチョウ・正月に、木の鞠を打って遊ぶための、長い柄の槌七世……シチセイ・親子孫と七代続くこと与太者……うすのろ、おろかもの半鐘泥棒……背の非常に高い者を嘲って言う語矮躯……背の低いこと小夜嵐……夜の嵐丹前……防寒のための部屋着◆この動画の目次10:03:10 宙に浮く屍骸 一10:09:07 宙に浮く屍骸 二10:17:12 宙に浮く屍骸 三10:24:38 宙に浮く屍骸 四10:26:55 宙に浮く屍骸 五10:39:08 宙に浮く屍骸 六10:46:11 宙に浮く屍骸 七10:54:06 宙に浮く屍骸 八 #朗読 #AudioBook #林不忘 #時代小説 #七味春五郎 #朗読 #時代小説 #audiobook #七味春五郎 #林不忘 1 出版社「丸竹書房」を運営しています。 サポート