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ねじまげ世界の冒険 あらすじ

 絵本作家の上原利菜は、不眠症に苦しんでいた。夢遊病に、幻覚まで見るようになる。
 そんなとき、郷里に住む幼なじみの杉浦佳代子から手紙が届く。神保町では、殺人事件を筆頭に犯罪が多発していた。
 小学5年生時代の6人の仲間たち彼らも同じ症状に苦しんでいた。
 佳代子は、子供のころも同じことがあったと彼女に告げる。
 25年前一体何があったのか――

25年前──
 両神山のキャンプ場には、「おまもりさま」という不思議な場所があった。誰も近づいてはいけない、入らずの森だ。
 子供たちだけで、おまもりさまに近づいてしまった利菜たちは、そこで寝物語に聞かされた妖怪の姿を見る。
 からくも、逃げ出した六人だが、本当の恐怖が始まったのはそこからだった。
 頭の中の悪い考えが、現実にかわり、利菜たちを苦しめる。彼女たちはそれを「わるいもの」と呼んだ。
 そして、一つの言葉が幻聴になって聞こえ出す
「世界はねじ曲げられている」

 利菜たちは、「わるいもの」と「おさそい」に屈し、山に戻ることを決意する。
 彼女たちが、「おまもりさま」で見た物とは?
 
 25年前と現代のねじ曲げられた世界が錯綜する。

 全三巻

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