朗読まとめ 『花も刀も』 山本周五郎 読み手七味春五郎 発行元丸竹書房 2 AudiobookChannel 2021年3月7日 17:41 ■あらすじ平田 深喜は、幕末の剣客。講談『天保水滸伝』では、笹川繁蔵一家にくみし、大利根河原の決闘に参加し、闘死したとされる人物です。 さて、本作は、山本周五郎の手によるものですが、なぞおおき平手造酒の前半生を、屈辱と挫折のなかに見事に描ききっています。■この動画の目次みぞれの街0:00 一7:12 二15:27 三23:04 四なりわい31:08 一39:11 二47:53 三56:01 四1:04:23 五新粧1:13:03 一1:22:06 二1:31:13 三1:39:20 四1:47:32 五1:55:52 六その人2:04:32 一2:13:44 二2:22:20 三2:31:03 四2:40:04 五よせる波2:48:32 一2:57:19 二3:05:58 三3:14:29 四暦日3:23:36 一3:32:08 二3:40:33 三3:50:03 四秋あらし3:58:18 一4:06:32 二4:15:01 三4:24:03 四4:32:41 五4:41:01 六4:50:13 七■花も刀も 再生リストhttps://www.youtube.com/watch?v=xcCVbgT5MGU&list=PLbLffmEwTDpo762eFnueCwTOOLkb7TL5L■花も刀も、の剣客たち 天保水滸伝で、有名な平手造酒を題材に、若き平手の苦悩と挫折の青春を描いた傑作中編なのですが、平手は架空ではなく、実在してます。 平手ともめる海保帆平も、実在した幕末の剣豪で、水戸藩に見いだされて藩士となったのも実際の話。安政の大獄にひっかかって蟄居を命じられていますので、山本先生の過激な攘夷論者的な描き方も、なるほどと思わせられます。文久三年に病没しており、夜明けを見ることはなかったと。 千葉周作の玄武館には、13才で入門。18才ではやくも大目録免許皆伝をうけた天才であったそうです。ちなみには若先生として登場した千葉栄二郎は、文久二年に三十才の若さで病没しております。幕末の名人達人を向こうに回して勝ちまくった天才剣士でした。 平手が切尖はずしの秘術でやぶることになる大石進ですが、江戸の名剣士たちをことごとく撃破した名人です。が、息子もおなじ大石進を名乗っており、栄次朗と対戦したのは、息子の方(負けてしまった)。親父の大石とは、千葉周作が対戦しており、かろうじて引き分けることができたそうで、親父の面目を保っております。 #朗読連載小説 #平手造酒 #花も刀も #山本周五郎 ------------------------- Audiobookチャンネルをご覧いただき、ありがとうございます。 よろしければ、チャンネル登録をお願いいたします。■https://www.youtube.com/channel/UCeTnkaLU8_MAMSdMFVrf1dw■ミステリーChannelも開設しました。こちらは江戸川乱歩中心に読んでます。UCkjrB4zANqHol6iL7w-Y2FQーーーーー丸竹書房ホームページはこちらーーーーー■https://marutakesyobou.com/ 七味春五郎の著作を公開。Kindle版やPOD書籍の販売も行っています。 そのほか、雑学や歴史の記事を掲載してます。-----七味春五郎の著作はこちら-----■Kindle版「ねじまげ世界の冒険」□https://amzn.to/2vji2Xe■Kindle版「ねじまげ物語の冒険」□https://amzn.to/38g4RoI■Kindle版「人斬り甚右衛門」□https://amzn.to/319X8as いいなと思ったら応援しよう! 出版社「丸竹書房」を運営しています。 チップで応援する #山本周五郎 #花も刀も #平手造酒 #朗読連載小説 2