【朗読時代小説】「三河万歳」 半七捕物帳/岡本綺堂作 AudiobookChannel 2021年7月27日 21:50 ■第十七話は、師走の寒い一夜からはじまります。半七の下に持ち込まれたのは、鬼っ子をかかえて行き倒れていた凍死体の話。男が才蔵であったことから、節季師走につきものの、万歳才蔵に手をのばして捜索をはじめるが――■登場人物菅谷弥兵衛……八丁堀同心亀吉……半七の手先。善八……半七の手先。富蔵……下谷稲荷町に住んでいる男。お津賀……富蔵の隣にすむ。旦那とりをしている。市丸太夫……万歳の男。お津賀の叔父を名乗る。■用語集屠蘇(とそ)……一年間の邪気を払い、長寿をねがって正月にのむ縁起物の酒。・万歳(まんざい)……千秋万歳をことほぐ意。新年を祝う歌舞。関東へ来るものは、三河国から出るので、三河万歳。京都は大和万歳といった。・才蔵(さいぞう)……万歳で、太夫の相手をつとめ、鼓をうち、滑稽な仕草で人を笑わせる役。・回礼(かいれい)……新年の挨拶回り。・軒別(けんべつ)……一軒ごと。家ごと。・嬰児(みずこ)……生まれたばかりの赤ん坊。・香具師(やし)……祭礼や縁日における参道、境内や門前町、露天で出店や、街頭で見世物などの芸を披露する商売人のこと。・平仄(ひょうそく)があう……順序やつじつまをあわせること。・宵の五つ……午後八時・天神髷(てんじんまげ)……髷の中央を紙で巻き、簪で止めたもの。幕末から明治にかけて、芸妓や若い夫人がゆった。■この動画の目次0:00 一12:00 二22:41 三34:53 四 #半七捕物帳 #オーディオブック いいなと思ったら応援しよう! 出版社「丸竹書房」を運営しています。 チップで応援する #動画 #朗読 #オーディオブック #半七捕物帳