【朗読】山本周五郎【与之助の花】  ナレーション七味春五郎 発行元丸竹書房

苧環……オダマキ・オダマキ全般の花言葉は「愚か」。紫のオダマキは「勝利への決意」赤いオダマキは「心配して震えている」白いオダマキは「あの方が気がかり」この作品は?

1941年(昭和16年)5月 『譚海』
■あらすじ
 お勘定奉行の次男与之助は、ある考えにとりつかれていた。その考えを実現させるためには、どうしても必要なものがある。だが、その品は、藩の重宝として、宝庫におさめられているものだった。与之助は思い当たって、盗み出すことを計画するが、現場をやっかいな男にみつかってしまい……

 兄弟の絆を描いた山本周五郎の傑作です!

■登場人物
折田与之助----税所の二男。藩の宝物を無断借用する。
折田信蔵……与之助の兄。
木下丈右衛門……徒士組に仕えるが、評判が悪い。
由紀……折田家の遠縁の孤児。
折田税所……与之助の父。勘定奉行。
藤吉……与之助の世話番。


■用語集
螺鈿……ラデン・貝片を器物等の木地や漆面に装着して施す装飾法
稀覯……キコウ・めったに見られないこと。
恩借……オンシャク・人の情けによって金や品物を借り受けること。また、その金品。
別墅……ペッショ・しもやしき。別荘。


■「孤島」目次
0:00 与之助の花 一
13:52 与之助の花 二
34:39 与之助の花 三


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