この大雨は「神雨」かもしれない
今回のように、ほぼ日本全土を覆う梅雨末期のような大雨に見舞われ、
土砂崩れ、浸水など被害に遭っている方々には申し訳ないが、
この大雨は「神風」いや「神雨」かもしれない、と思った。
「神風」とは「神の威力によりおこるという風」のこと。
日本の歴史の中で有名なのは「蒙古襲来にあたって、
文永・弘安の両役とも,たまたま暴風雨によって敵船が退却した。
この時期は、神国思想が急速に広まっていたので、
この国難を除いたのは、伊勢の神による神風のおかげだと
考えるようになり、後世に強く影響したとされる。
暴風雨の多い日本では風に対する恐れから、
神の威徳に従わないと神風で罰せられるという信仰があったとも。
日本各地で、緊急事態宣言が出されても、国民に危機感がなく、
旅行に行ったり帰省したりして、人流は抑えられず、
コロナ感染拡大が収まるどころか、勢いを増すばかり。
政府も医療関係者も、打つ手がない・・と嘆いていたところ、
ほぼ1週間に及ぶ、数十年に一度クラスの「大雨」が降り続く。
それも「東京2020オリンピック」が終わった直後から。
テレビ・ラジオ・新聞も「自然災害の危険性」を大声で叫び、
「(不要不急の用事がない限り)家から出ないこと」を、
川の氾濫、増水で浸水した家の映像などで、伝えている。
あれっ、緊急事態宣言と同じことを言っているのに、とメモをした。
ほぼ1週間、大雨での被害を恐れ外出を控えた結果、人流が抑えられ、
その後、コロナ感染拡大に歯止めがかかったのならば、
今回の大雨を「神雨」と呼んでもおかしくないな、と感じてしまった。
これでも、日本国民が「神」を軽んじたならば、天罰が下る、
そんな妄想を抱きながら、映画鑑賞・読書三昧の私がいる。(汗)