ヒガンバナって、桜や紅葉のような前線ってないんだよ
SNSの投稿を眺めていると、全国各地、ほぼ一斉に近い感じで、
「ヒガンバナ」の写真が投稿される。(赤や白の違いはあるが)
小さい頃から「お彼岸の時期に咲くからヒガンバナ(彼岸花)」と
憶えていたけれど、ラジオから面白い情報が流れてきた。
「ヒガンバナって、桜や紅葉のような前線ってないんだよ」
いくら狭い日本といえども、気温の差はあるのに、
日本全国、同じ時期に咲いて、同じ頃に終わるらしい。
春には桜前線、秋には紅葉前線・・と表現されるように、
南から北へ、あるいは北から南へ、咲く時期が移動していくから、
SNSの投稿も、住んでいる(撮影している)場所が動く。
それなのに、ヒガンバナは全国各地から同じ情報が届く。
これって、不思議だなぁ・・って思う。
何をきっかけに花を咲かせるのだろうか?と気になるのは、
私だけだろうか? (まさかカレンダー?)
それに、ヒガンバナ科は、ナツスイセンも含めて、
花が咲いている時は葉っぱがない、これまた面白い。
定点観察していると、いろいろな不思議と出会う。
だから、植物観察、昆虫観察って面白いんだろうなぁ。