〇〇らしさを出すのが演奏者のテクニック
NHKのラジオ番組「カルチャーラジオ 芸術その魅力」、
今は「今、もう一度『ジャズ入門』を聴いている。
私の中では、ほとんどチームで息を合わせて、
アドリブで演奏しているのかと思ったら、大きな間違い。
必ず、基本となる楽譜があり、
その素晴らしい素材で、個性的表現をするのがジャズ、
そんな説明に、妙に納得した。
どうアレンジするかが演奏者の技量、ということなのだろう。
「〇〇らしさを出すのが演奏者のテクニック」であり、
有名なジャズマンは、どの曲にも「〇〇らしさ」があるらしい。
マイルス・デイヴィス(Miles Davis)らしさ、
ビル・エヴァンス(Bill Evans)らしさ、
レッド・ガーランド(William "Red" Garland)らしさも、
基本の曲をどう表現したか、どう特徴を出したか、
私のスタイルはこうだよ、と言っていることらしい。
音楽のことはよくわからないけれど、
まちづくりも同じようなことが言えそうな気がする。
全国で活躍する「まちづくり仕掛け人」は、
きっとジャズに似た「〇〇さんらしさ」を持っている。
それはたぶん、仕掛け方だけで「〇〇さんが関わっている」と
わかるような特徴が必要なんだろうなぁ。
「ジャズマン」と「まちづくり仕掛け人」は共通点が多い。
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