男と女は違う。WindowsとMacみたいに
映画「おとなの事情」(パオロ・ジェノベーゼ監督)から。
この映画が元となり、世界18カ国でリメイクされた日本版、
邦画「おとなの事情 スマホをのぞいたら」(光野道夫監督)を
先に観てしまったから、なかなかレビューしにくいが、
「メールが届いたら全員の目の前で開くこと」
「かかってきた電話にはスピーカーに切り替えて話すこと」の
ルール同じだったから、入り込みやすかった。
男女7人、月蝕の夜に集まる設定も同じだったし。
ただ、気になりメモしたフレーズはだいぶ違った。
今回選んだのは、男と女に違いについて。
「男と女は違う。WindowsとMacみたいに」
「どっちが男?」「Windowsでしょ。
ウィルスに弱くて、並行作業ができない。
お風呂で、洗うのと歌うのが同時にできない。
女性は頭の回転が速く直感的で優雅だから、Mac。
値段が高く互換性は低い。でもハマっちゃう」
なかなか面白い比喩だな、と思った。
今まで「男と女の違い」について、多くの例えをメモしてきたが、
今の私には、この表現が腑に落ちた。
性別の「男・女」ではなくて「男性的・女性的」でもいい。
この部分は邦画にはなかったが、日本的な比喩が知りたかったな。
世界18カ国でリメイクされたらしいから、
できることなら、他の国のリメイク映画も観てみたいなぁ。