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風景を情景に変える

書籍「SNS時代のフォトグラファーガイドブック」
(XICOら複数著・玄光社刊・144頁)より。
たぶん、柿田川の風景だけ撮り続けても、飽きないだろう。
けれど最近、人物が入っている写真ない?って求められることが多く、
これからは、少しずつ「人物」も意識したい、と思っている。
しかし、個人情報、プライバシー、肖像権・・いろいろな問題があり、
上手く撮れる自信がないな、と思っていたら、
以前紹介した書籍のメモに、ヒントがあった。
「人物」を入れるということは「風景を情景に変える」こと。
「風景に人の後ろ姿を加えて心の機微を描く。
風景は目の前に広がる眺めであり、
情景は心に何かを感じさせるような場面や有り様です。
そこに立っている人が見ている世界がどのようなものなのか
想像してもらったり、その人がその時にどんな気持ちなのかを
感じ取ってもらえるばと思ってとっています」
清流に足をつけながら、何か考え事をしていたり、
大きな湧き間を見て、興奮している様子などの情景が浮かんだ。
たぶん、あまり難しく考えないことだな。
「あっ・・」と思ったら、シャッターを押せばいいのかも。

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