天気中心ですが、市民の皆様に役立つ情報をお届けします
今まであまり見ることがなかった、NHK連続テレビ小説。
最近は、何度も再放送されるので見る機会が増えた。
今は、ご存知『おかえりモネ』。
毎回観ているわけではないので、詳細には触れないが、
主人公の女性「百音」が、活躍していた東京から
地方営業所扱いで社員のまま地元・気仙沼に戻り、
気象予報士として、いろいろな企画を、地元に提案する。
結果的には、テレビドラマだし、いい方向へ繋がっていくが、
最初は、なかなかうまくいかない。
というよりも、突然の彼女の提案に対して、嫌悪感を示し、
試してみよう、応援してみよう、という雰囲気が感じられず、
それこそが、まちづくりの障害になっている気がした。
彼女は、真冬に川や海に発生する靄(もや)・霧(きり)を
「毛嵐」(けあらし)と呼び、「毛嵐観光ツアー」を提案するシーン。
柿田川では「毛嵐」が、夏と冬に発生するけれど、
それを「毛嵐観光ツアー」とする発想がなかったのでメモをした。
確かに、自然相手なので、発生するかしないかもわからない現象を、
観光ツアーにすることに不安はあるけれど、私は面白いと思った。
ただ、番組内では、彼女はその企画を提案するところを間違えている。
相談された行政は、一言「行政のやることじゃないよね」。
税金を使ってやることではないです、という意味だけれど、
もう少し、言い方があるんじゃないの?と思いながら見ていた。(汗)
だけど、話は前向きに展開されて、コミュニティ放送で
「天気中心ですが、市民の皆様に役立つ情報をお届けします」となる。
地方では、天気の有無が、産業としての漁業や地元のお祭の開催判断など、
市民の生活に直結していることに気付く。
地元の天気をより細かく知らせてくれる「気象予報士」、
我が町も、1人欲しいなぁ、情報発信してくれる人。
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