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3年かけて解決した肌トラブルの話。つるんとした肌を保つハードルは、年々上がるけど…

私は思う。
中年になると、つるんとした肌を保つハードルが明らかに上がる。

それは電車に乗って、まわりのオジさんオバさんやお爺さんお婆さんの顔を見れば一目瞭然な事実だけど、彼らの顔面には、本当にたくさんの不可解なブツブツやポツポツが点在している。人は中年以降になると、顔にたくさんの謎の突起物が現れるらしい…ということは、昔から感じていた。

不可解な突起物のない、つるんとした肌は若さの象徴だ。

って思ってたけど20歳そこそこの頃、たまたま友人数名に美咲メイクをしてあげる機会があって、普段よりもずっと近い距離でマジマジと顔を見せてもらったところ、まだ20代であるはずの友人の顔にも、よく見たら不可解なプツプツが無数にあって内心「?!!」となった。とくに目周り。

「これは一体なんだ…?!!!え、私以外の人の顔って、こんなに謎のプツプツがあるのが一般的なのか…?!!!」と衝撃を受けた。

それから10年ほど、謎はずっと謎のままだったのだけど、30代に入り数年が経って、私は少し分かってきた。それが冒頭に述べた感慨だ。

中年になると、つるんとした肌を保つハードルが明らかに上がる。

しかし私は戦う。戦っているから現状、相変わらずつるんとした顔を維持できているけれど、それは謎の突起物が出た際に必ず駆逐している結果であって、丸腰で生きていたら私とて、よく見たら無数の謎のプツプツがある顔面になってしまうのが人生なんだと思う。

ということで今回は、おでこにたった1つできてしまった謎の突起(白ニキビのようなサイズのプツっとしたものが1つ)を、実に3年かけて解決したエピソードをシェアする。跡形もなく消すためには、真の病名と正しい治療法にたどり着く必要があり大変だった。検索だけで2年かかった。


ニキビとかシミとかソバカスとかホクロのように、パッと見て名前が分かる肌悩みっていうのは、実はとても恵まれている方の悩みで。

本当に恐ろしいのは「え、一体これは何…?!」となるような、名前がわからない、皮膚科を受診しても「これは…何だろう」と言われてしまい、なかなか効果的な治療に辿り着けない、病名および真の治療に辿り着くまでがまず山場となるそういう肌疾患なんだと、痛感した出来事がある。

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