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私は離乳食を手作りしない主義

市販のベビーフードに抵抗があったり、手作りの離乳食を作ってあげたいと思う母親は多いのではないでしょうか。しかし下田美咲さんは、赤ちゃんの離乳食を手作りしたことが一度もないと言います。むしろ手作りはデメリットしかないと考えているようです。一体どういうことなのでしょうか?


世間では「離乳食は手作りするのが親の愛情」というムードが漂っている。「レトルトよりも手作りの方が優れている」と信じて疑ったことのない母親が多い感じがするし、市販のベビーフードをあげることを良しとしていない人が世の中にたくさんいることはネットを開くだけでもビンビン伝わってくる。

ママになったタレントたちのSNSでは離乳食を手作りする様子が投稿されていて、読者から離乳食にまつわる質問があれば丁寧に答え、「離乳食づくり大変だけど、お互い頑張りましょうね!世の中のママさん尊敬します!」とエールを送ったりしている。

私自身は離乳食を手作りする様子を投稿したことがないのだけど、それでも「離乳食のレシピを教えてください」「どんな分量で作ってますか?」という離乳食にまつわる質問は定期的に届いていて、その全てが離乳食を手作りしていることが前提になっている。

さて、初めて公言する。

息子の離乳食が始まって1ヶ月半が経った。しかし私は、離乳食を手作りをしたことが一度もない。まだ、裏ごしをしたことがない。

というのも、離乳食を手作りした方がいい理由が一つも浮かばない。むしろ手作りすることのデメリットと、レトルトを使うことのメリットの方が、どんどん浮かぶ。

離乳食の目的は「栄養補給」ではない

それらを語るにあたって、「離乳食とは何なのか」という定義について先に語っておきたい。

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