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移住先を静岡に決めかけてたのに、国東に心移りしたわけ
前回は、移住先として静岡を候補にしていたことを紹介しました。
それから一体どうして国東市への移住を決めたのかを、今回はお話するよ。
不動産屋さんのサイトで、沼津・静岡・浜松エリアの物件をいろいろ探したり、周辺環境についても一通り調べ終わったとき…。
「一応、この条件で他の地域も調べてみよう。穴場が見つかるかもしれないし」というぐらいの気持ちで、各都道府県について調べてみることにしたんです。
その時の条件は:
ワンルーム〜1DK
築20年以下
駐車場付き
さらに無茶ぶりで、家賃も3万円以下に設定!
こんな条件だと、ほとんどの都道府県であっても1ケタ、多い地域でも20件前後ぐらいでした。
そう…大分県を除いて。
北海道から順に見ていったのでもう終盤、「そりゃ、そんな物件ないよね」と思いながら大分県をクリックしたとき、目を疑いました。
「杵築市(1XX) 国東市(1XX)」←正確な数字は覚えてないけど、3ケタだったような
えっ、なにこれ…?
さらにクリックしてみると、それ以上の衝撃を受けます。
3万円どころか、1.5万円、1.2万円…0.8万円!?!?
いやいや、もうホテルに1泊する料金じゃんよ。
事故物件?
いや、いくらなんでも、そんな事故物件だらけなわけないよね。
ところで、なんて読むの?(コピペしてググる)
杵築(きつき)
国東(くにさき)
…読めるか!!
気を取り直して、よほどの超ど田舎なのかな?と検索してみても、大分空港のすぐ近く。
決して都会という感じではないけど、ちゃんと市内にスーパーもコンビニもあるし、温泉で有名な別府まで、一般道でも1時間かからない。
なんか、すごい場所を見つけちゃったんじゃ…!?
それでも心配なので、この安すぎる家賃の理由を調べてみたら、こういうことでした。
2000年代、大手企業の工場に勤務する従業員のための社宅をたくさん建てたけど、10年も経たないうちにリーマンショックが訪れて、大量の派遣切り。
この地域には他に大した需要もなく空き家になって、投げ売り状態…ということみたい。
それは残念な歴史だけど…これから住もうとする上ではありがたい。
ここで、前回紹介した移住先の条件をおさらいすると。
県内に自然豊かでリフレッシュできる場所がある
でかけるときに道路が混まない
行こうと思えば東京にもすぐ行ける
雪があまり降らない
大分県には、別府・湯布院・くじゅう連山など、リフレッシュできる場所だらけだし、都会じゃないから道も空いてそう。
東京からはだいぶ遠いし、新幹線もないけど、大分空港があってLCCの便もあるから、東京にもまぁ行ける。
そして瀬戸内海は温暖って学校で習ったし、条件は全部クリア!
まさか九州を候補地にするなんて思ってもみなかったけど、むかし旅行で来たとき、湯布院とかきれいで感動したし、何よりこの家賃の安さは魅力的。
でも、移住となると、そんな軽い気持ちで決めないほうがいいと思うから、落とし穴がないか、もう少しリサーチしよう。
次回は、国東ってどこよ??編。
どうぞお楽しみに!