TARKIE THE STORY
品川ステラボールで行われていた ドラマチックレビュー TARKIE THE STORY 無事に千穐楽を迎えました。
徹底した感染対策で、コロナ禍ではありましたが、誰ひとり欠けることなく完走しました。
そして、たくさんのお客様にお越しいただき、SNSでも、たくさんの反響をいただきました。
ありがとうございました!
水の江滝子物語
もちろんお名前は知ってましたが、詳しくは知らなかったので
今回台本を読んで、さらにいろいろ知りたくなって、少し調べたりもしました。
そして、戦争中のお話し。
思うように生きていけない時代ですよね。
今にも似ているところもあったりして、感じるところがたくさんあるお話しでした。
偶然にも、中高の同級生が見に来ていたらしく、
次の日になって、ピアノを弾いていたのが同級生だったと気づき
メッセージをくれました。
『生演奏の素晴らしさと演者の熱と光をどぶどふに浴びて、まるで生き返ったようだった。 これを伝えたくて唐突ながらメッセージ送りつけてしまいました。 素晴らしい舞台をありがとう。』
彼女は、旅行エッセイスト。
彼女の活動も、海外は行けず、講演会もできなくて、いろいろ打撃受けているようです。でも、この時代だからこその気づきをもらさんようにとがんばっているといっていました。
『・・・なにより、感動していっぱい心が動いたあの時間を作った一人に「ありがとう!」って直接お礼を言えたような、この機会がすごく嬉しかった。 今後もがんばって。こっちもがんばるわねー!
エンタメ最高!音楽のない人生なんて!』
と言ってくれました。
なんか、涙が出るほどうれしかった!
プロデューサーが
コロナで、エンタメ業界は、まず切り落とさた。それは、この戦争中のタアキイの時代と似ている。
今はまさにそんな時代だからこそ、この作品をやりたいのだ。とおっしゃっていました。
最後に歌われる リンゴの唄 の成り立ちなども教えてもらい
ますます頑張らねばと思ったのでした。
私たち音楽業界だけでなく、多くの方が仕事がなくなったり、大打撃を受け、大変な思いをしていると思います。
でも、私たちの仕事は、
どんなにつらくても、笑って、自分たちが楽しんで発信することによって、喜んでくれたり、感動してくれたりしてもらえる。
こんな素晴らしい仕事はないなぁ!と、再確認しました。
そりゃぁ、いやなことや腹が立つこともあるけど、
音を出してるときは、その喜びに集中できる。
ありがたいことです!
そして、それを受け取ってくださる方がいることは、めちゃくちゃ幸せです!
思い返せば、
プロデューサーから、このお話しを聞いたのは、ほぼ1年前。
バンド編成、アレンジ、キー合わせなどなど、何度も打ち合わせをし、
実際に動き出してからは、あっという間の出来事。
ミュージカルのオケに参加することはあっても、作っていく過程に参加させてもらったことはなく、初めて経験するいろんなことに毎日ドキドキハラハラ
刺激的でした!
今回は、ピアノを弾くだけではなく、コンダクトもしなくてはいけなくて、顔合わせの日にいただいた台本もすっかりボロボロに
初めてお会いした、演出の植草克秀さんは、
私にも、いつも丁寧に接してくれ
いろいろ提案してくださいね。よろしくお願いします。
と言ってくださいました。恐縮です💦
お稽古が進むにつれ、いろいろな場面で変更が出てくると
ひとつずつクリアしていく。こうやって作っていく過程に参加するのは初めてなので、大変でしたが、とても勉強になりました。
この動きをするには、少し時間が足りないので、何小節か増やしてください!
この曲の最後は派手にしたいので、上に動く音にできますか?
このセリフのBGは、しっとりとした雰囲気でいきたいので、どの楽器を使ったらいいのか!
などなど。。。。
振付の先生や音響さんとも相談しながら、作っていく作業。
演出助手のお2人にも、お世話になりました。
最初は私も緊張していましたがキャストの方達とも、少しずつお話もできて、お稽古場を出る頃には、今日の2ショットシリーズとなる写真も撮ってもらったりして🤣
笠置シヅ子役のMAX NANAさんとは、曲のことでよくお話しさせていただきました
MAX LINA さんとも
なんと、この写真を撮ってくれてるのが、NANAさんという^ ^
MAXさんのYouTubeにも、何気にいっぱい映り込んでいて、嬉しかったりして😊
根津さん役の 村田洋二郎さん
毎日ハイテンションでアドリブを繰り出してくる村田さん。
役者さんてすごいなー!
お稽古中に赤ちゃんが産まれた、三枝役の 遠山裕介さん
菊ちゃん役 大谷玲凪さん
いつも踊っている姿があまりにも素敵で、目が釘付けでした^ ^
全員と写真撮れるといいなーと思ったけど、そうもいかず💦
でも、何枚かは。。
そして、今回はバンドは12名編成。
ピアノ、バンジョー、バイオリン、ベース、ドラム
トランペット3、サックス3、トロンボーン
という豪華な編成。
オンステージなので、ずっと乗りっぱなし。
スペースの都合上、3つに分かれて。
下手ほのぼの弦楽器チーム
バンジョー青木研さん。
バイオリン磯部舞子さん。
今回初めてご一緒させていただいた 青木さんと磯部さん。
演奏レベルが素晴らしいのは当然のこと、お人柄が最高です!
この二人のおかげで、私が最後まで頑張れたといっても過言ではありません!!
そして、上手は、安心して任せられるリズム隊
いつもめちゃくちゃお世話になっています。
ベース加賀谷文靖さん
ドラム荒井弘直さん
ホーンセクションは
クラリネット&サックス白石幸司さん
サックス&フルート中澤まどかさん
バリトン&アルトサックス小笹貞治さん
トランペット 小松悠人さん、河原真彩さん、二宮孝裕さん
トロンボーン苅込博之さん
1時間45分のショー。
オンステージだったので、お水を飲むのもひと苦労だったと思います。
緊張のシーンもあり、コンダクトする私も台本と譜面にずっとかじりついていて、全く気を許す時間はありませんでした。
私とはといえば、ほぼ300度、
機材に囲まれて、油断するとパニックになりそうな感じ🤣
まず左手にはキューボックス
左斜め前には、みんなにコンダクトが見えるようにカメラ
そして正面 今日のピアノ
ステージ全体が、ピアノからはみえにくいので、
右手には、ステージ用モニターと、カウント用マイク
なかなかすごいでしょ!
ちなみに、私を写しているカメラは、バンドメンバーにそれぞれモニターがあって、こんな感じで映し出されています。
私のフリで、音が始まったり終わったり
めっちゃ責任重要^ ^
お芝居、セリフ合わせのきっかけやFOするタイミングなどなど
寿命が縮まりそうなことが連続なのですが、
特に命をかけていたのは、
最後の曲、りんごの唄 です。
イントロのマイナー部分で長いセリフが入っていて、
メジャーになる瞬間のタイミング!
このブレイクする半拍に、
この歌が!
というセリフが入るようにがんばっているのですが、こればっかりは必ずピッタリいくわけではなく😹
でも、バッチリハマった時は、鳥肌が立つくらいの感動なのです。
何度かあったなー。
千穐楽前の日のマチネは、気持ちいいくらいピタッとはまって、ゾクゾクしました!
そして、最後の最後
キャストがはけた後の、ほんの少しの演奏だけど、
演出の方から、多少サイズが変わってもいいので、バンドさんが目立つようにやってください!
と言っていただいた少しの時間。
終わった後の、お客様の大きな拍手👏👏👏
めちゃくちゃ気持ちいいんです。
これが、大好きな瞬間でもあります。
そして、アンコールのフェニックスは、
バンドははけてるけど、袖で、私とべちこちゃんは、毎回踊りまくってました😊
最後の ハッ!! も、全力で叫んでました!
千穐楽にはなにか楽しいことをしたくて、みんなに喜んでもらいたくて、べちこちゃんとサプライズを用意。
最後にバンドを紹介してくれる時に、
これを出しました。
手作りうちわ
ウケたウケた!
やったぁ、喜んでくれたよ。
みなさまありがとうございました。
良い経験をさせていただきました。
また、みんなと会えるのを楽しみにしています♪
DVDが発売されるようです。
舞台を見れなかった方も、もう一度見たい方も
ぜひ♫
最後に、主役の水の江滝子役 凰稀かなめさんと💕
清水ゆかり 公式HPはこちら
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