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ラジオレポーターの記録③

そしていよいよ2回目、通算3回目の放送である。

こちらについては、初めて自分の足で見つけてきた取材先と言っていいであろう取材先だったので、ひと際思い入れがあった。

インターネットを使った訳でも、知人に紹介された訳でも、会社に奨められた訳でも何でもない。
自分で歩いて、どこかないかとそれこそアポなしで飛び込んで、出演快諾をいただいたのだ。

私としては取り上げるにあたって、定期的に“健康”をテーマにした場所や店舗を取材したいと考えている。健康は大事だ。
兎角、これまで健康をテーマにした社団法人のスタッフとして関わっているし、まちけんだって健康をテーマにした団体だ。

私にとって、医療・福祉などは専門分野に程遠い存在であっても生活に直結しているし、何よりもかつて病気を患い療養生活を余儀なくされた身分であり闘病をして社会復帰をして、その上に啓蒙活動だっていしているのだ。

私としては、これこそが自分が取り上げるべき使命であると思っている。

今後も定期的に、こういった分野のレポートをさせていただきたいものだ。


ちなみにこの日は2本の番組でディレクターもやっていた。

午前中のディレクターをやっている2本の番組については、演劇の方は全く出番が無い。それでもヨガ講師の方がポーズをとっている最中に、マイクを向けるくらいの活躍は出来たが。

そして、後半の番組では、出演者の欠席が相次ぎこちらの番組には珍しく私も喋る機会を得た。

あまりアピール出来なかったのが残念だが、スタッフとしての生活が長かったので、表と裏の仕事が重なった際にどうしても裏方を最低限こなす筋肉みたいなものが付いており、裏の仕事へのウエイトがなんだかんだで掛かっている状態なのだ。

裏方面を蔑にして表に出れない、そんな人間なのだ。
羽目を外して、喋っても良かったのだろうが、それでは誰が卓を操作するんだTwtterだって更新しなきゃという気持ちが私には生れてしまう。

後半の番組は、私ともう1人の2人でディレターをやっていて、どちらがやるといったら私がやった方がいいと判断した。私は卓操作については社員さんからだいぶ厳しく言われており、「ハンドルと同じで絶対に手を離すな」と言われているが、もう1人の子には私が教えている。

これがあまり私の話を聞かないというか私が教えたとしても自分の杓子定規で判断してしまうので、しょっちゅう卓から手は放すし、音量メモリをちゃんと見ないで放送に乗せているし。しかも、当日の放送中はTwitterの更新はおろか、写真だって撮ってはくれないレベルだ。

私が甘いのもいけないのだが、人を見て態度を変える人間にはこちらも真剣に教える気にもならない、お金ももらっていないし。

という訳で、せっかくの喋りデビューはほとんど話す事は出来ず、こういう事だから喋る機会を貰えないのだなと思いながらも、それでも東京のラジオで、コンタクトインプロの事を話せたのは相当爪痕を残したのではないだろうか。「それなんだろう」と、動画の検索でもしてくれれば有難いものだが。


そんなこんなで、思わぬ喋り手デビューを別番組でした私は、その後慌ててレポートをする現場へと足早に向かうのであった。


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