お花の仕入れを休まないを続けた理由
ウチはそんなに大きくない個人花屋です
すなわちそれほど大量にお花を販売できてる訳ではなく、もちろん仕入れも大量にしている訳ではありません
しかし月、水、金のほとんど(最低でも週2回)の早朝に市場に仕入れにいきます
まあ市場が近いという立地条件はありますが、まとめようと思えば週に1回でも充分ですし
お花を保管する冷蔵庫も持っている
それでも出来るだけ定期的な朝の仕入れに行くようにしています
それには今の市場の相場観、お花の季節感を感覚として知っておきたいからである
すなわち
タイムリーな情報を感じるために花市場に出来るだけ通うようにしています
きっとわずか1週間、仕入れに行かないだけで入荷されているお花の種類も変わるし
相場も一気に変わることもある
そして珍しいお花とかであれば年にその1週間しか出てこないお花もあったりと
仕入れる、仕入れない関係なく知識として色んなことが身に付く
特に花屋を始めた1~2年の頃、週3で市場に通ってたことが
“この時期にはこの花が品薄になる”
“あのお花は今はないけど毎年この時期に~の産地から出荷される”
という感覚を本当に身につける経験となった
その知識、経験がレッスンやお花コンテンツ作りのネタとなり色んな商材を作ることが出来ている
そしてこの市場の感覚が
花農家としても求められるものが何なのかを感じる感覚に通ずるものがあり
自分が花農家として栽培しているものの価値を実際に感じることが出来ている
相場とは数字で見えるものもあるが
実際、お花屋さんが仕入れいる現場でしか見えない感覚も大いにある
早朝は眠たい、そして車代もかかる仕入れだが
それ以上に花農家&花屋として得るものが多い
この感覚が鈍らないよう眠たくても早朝の仕入れを頑張って通いたいと思います