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AI時代には知識の詰め込みが重要なのではないか?

ちょっと余裕ができてきたので、近々AIツールをいじってみようと思った。AIの画像生成、画像編集を使って、いろんな写真やイラストを作ってみよう、と。

そうして、すぐこんな考えが浮かんできた。

AIを活用するには、たくさんの知識が必要なのではないか?

最近のAIはプロンプトを打ち込めばいろいろなことをやってくれる。しかし、プロンプトを打ち込むには発想がなくてはならない。発想は、知識がないと出てこない。

実は、AIを活用するにはなるべくたくさんの知識を頭に詰め込んでおかないと、なかなか勝負できないのではないだろうか。

AIに関して、もしくはGoogleが出てきたときも、こんなふうに言う人がいた。

「これからは検索すれば(AIを使えば)なんでも調べられるから、記憶しておく必要はない」

けど、実はこれは誤った前提に基づいた考えだったような気がする。つまり、何か問題を出されたり特定のことについて問われたならば、そのこたえを覚えておく必要はない、ということだ。つまり、テストを受けるような状況である。みんな、無意識にそういう前提で考えていたのではないか。

しかし、AIを活用するときはそれとは状況がまったく違う。自分から何かを生み出すような用途がほとんどだろう。そのときには、何かの知識をただ言い当てればいいわけではない。知識のストックを持っておいて、それを組み合わせたり変形したりして、AIを活用しなくてはならない。

そうなると、AIツールを活用してクリエイティブなことをしていくには、これまで以上に人間の方で知識のストックを充実させておく必要があるだろう。でないと、そもそもプロンプトに何を打ち込んだらいいかがわからない。

皮肉にも、これからのAI時代に必要なのは「知識の詰め込み」ということになりそうだ。

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