脚が痛いのは気のせいだ!
こんにちは、Shimizu_Tです。
今日は、辛い時にも、気の持ち方で何とかなるか?といった話です。
マラソン大会(ハーフマラソンやフルマラソンなど)に参加したことがある人に聞いてみたい。
あなたは、「脚が痛いのは気のせいだ!」と書かれた応援のボードを見たことがあるだろうか?
今は、感染予防のために、沿道での応援を控えて下さいという要請も多いが、マラソン大会に参加して走っていると、応援メッセージが書かれたボードを持って声援を送っている人を見掛ける。
そのボードに書かれているメッセージは、特定の参加者に向けたもの(「◯◯さん、頑張って〜」など)もあれば、参加者全体に向けたもの(「ゴールはもうすぐ、あと一息頑張れ」など)もある。
私がマラソン大会で走っている時に、こういった応援ボードを眺めて、一番感心したのが「脚が痛いのは気のせいだ!」と書かれたものだった。
走っていて苦しいはずなのに、このメッセージを初めて見た時に、フッと気が抜けた。
「うまいこと言うなあ」
いや、実際に長い距離を走ってきて、誰でも大なり小なり脚のどこかが痛いはずであるが、それを逆手に取るように、さらに頑張ることを促すうまいメッセージだなあと。
「そうか、自分も脚が痛いけど、もしかしたら気のせいかな?」
「実際に痛くないなら、もっと頑張れるかな?」
走り疲れて思考能力が低下しているので、単純にそう思い込める自分が可笑しい。
そうだとしたら、仕事で辛いことがあったとしても、同じように考えることはできるのだろうか?
「上司が怒っているのは、気のせいだ!」
「お客様が怒っているのは、気のせいだ!」
そんなことはない。実際に怒っているのだろう。
そんな言い訳で仕事がうまく進んでいくほど、甘くはない。
でも、一瞬、そう思いたい時があるのも事実。
「自分は間違っていない。上司が怒っているのがおかしい。」
「お客様が怒っているのは自分のせいではない。お客様が勘違いしているだけだ。」
そう思えるなら、腹も立たない・・か?
これでは、解決になっていない・・か?
やはり、あのメッセージは、マラソン大会だからこそ有効なメッセージなのだろうか。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
いつものように、締めくくりはこの言葉で。
「毎日が、心穏やかに過ぎますように」