鍵がない放置自転車・・その理由とは?
こんにちは、Shimizu_Tです。
今日は、自転車置場に、鍵を掛けずに自転車が置いてある理由について。
自分が自転車を置く時に鍵を掛けないということではなく、置いてある自転車の中に鍵が掛かっていない(時には、鍵が付いていない自転車もある)のを見ることがあるけど、それは何故なのか?
へぇ~、そういった理由もあるのか、という話です。
例えば、駅やスーパーの自転車置場で、鍵を掛けずに置いてある自転車を見ると、「盗まれても構わない、と言ってるようなものではないか」と思って不思議だった。
先日、職場の来客用の自転車置場に、婦人用小型自転車が数日間置きっ放しになっていたが、その自転車も鍵が掛かっていなかった。
(鍵自体がなかった。)
盗難自転車が放置されているのかもしれないと思い、警察に連絡したらお巡りさんがやって来て、防犯登録の番号から持ち主(70才代の女性らしい)が判明した。
お巡りさんから連絡を受けた家族(女性の夫)が、自転車を引取りに来たので、事情を聞いてみると、意外な事情が分かった。
「妻(自転車の持ち主)は、数日前に近くの病院へ一人で自転車で出掛けた。自宅に帰ってきた時には分からなかったが、しばらくして自転車が無いことに(夫が)気付いた。」
「妻に聞いても状況がはっきりせず、どうやって病院から帰ってきたのかも覚えていないとのことだった。」
「とりあえず、病院の自転車置場に置きっ放しになっていないか探したが自転車は見つからなかった。」
その病院の隣が、私の職場だったということです。
つまり、その女性は、一人で自転車に乗って出掛けることはできるが、軽度の認知症などで記憶がはっきりしなくなることがあるらしく、自転車を置き忘れることもたまにあるらしい。
病院へ行くつもりで、病院ではなく隣りにある私の職場の自転車置場に置いたのだろう。そして、受診後に自転車が見当たらず、歩いて(?)自宅へ帰ったので、自転車が放置されることになったらしい。
鍵が掛かっていなかった(そもそも自転車に鍵を付けていない)理由は、鍵を無くしたりどこにしまったか忘れたりすると、自転車に乗れなくなってしまうからだとのこと。
鍵を掛けていないといっても、自転車を盗まれることは滅多になく、今回のように、何処かへ置き忘れることのほうが多く、時々こうやって警察から連絡があるとか。
なるほど。
自転車置き場に鍵を掛けずに止めている自転車があるのは、こういった理由もあるのかと、意外に思った出来事でした。
もちろん、自転車に鍵を掛けていない理由は様々であって、「鍵を掛けるのが、面倒くさい。」「単に、鍵を掛けるのを忘れた。」「短時間で戻ってくるから。」など、色々あるんでしょうけど、先程の例のように、自分には思いも付かない理由もあるんだなと思った次第です。
ここ迄お読み頂き、ありがとうございます。
いつものように、締めくくりはこの言葉で。
「毎日が、心穏やかに過ぎますように」