堕天使は薄い本を閉じて～乗り越えろ、神奈川ぬ恋心編～

私は絶対に許さない、あの辺一帯を『横浜』でひとくくりにする連中を…！

堕天閉じ神奈川、
2020年10月7日から20日までの全16ステージ、終演しました。

私はAチーム
大雄山線の女として走らせていただきました。
そして小田急線に乗り換え、東海道本線に乗って、御殿場線となり、終点まで。
主人公の一人、強羅菜緒の心情としての役割を担っていました。

いや『電車の役』てなに！！！！！！？？？？？？？

ってなったことが塔ノ沢昔のことのように感じる…。
菜緒の「心情」っていう役の感情っていうのも苦戦しました…！

堕天閉じシリーズと呼ばれた太田さんのぶっ飛びシリーズのスピンオフ第二弾なんだそうでした。オリジナルの再演があるようなのでめっちゃ楽しみなんですよね…。

とにかくオーディションに応募したきっかけもあのやばすぎるあらすじなんですよね。

これですね。
トんでる。好き。
これあらすじはめっちゃBL推してるんですけどストーリーの全体を見るとめっちゃ百合なんですよね。でも堕天閉じといえば濃厚BLなので風物詩みたいなものなんでしょうね。

いやもう…今回の堕天閉じはほんとうに私が経験したことないものをたくさん経験させてくれたというか…わたしも少しは変われたんじゃないかなって希望を持つというか…。

まずエンタメ芝居はじめまして。
というか、ある意味のファンタジー、リアルじゃないお芝居はじめまして。
今まではリアルで映像みたいな、マイムとかに矛盾がないように…とかそんな感じのものが多くて、『現実における正しい』をリアルにやるお芝居をやってきていたことに気付く。ので、『大きな動き』『エンタメ的な動き』というものにだいぶ苦戦をしましたね…動きというか、エンタメ芝居の定石、みたいなもの？になかなか馴染めず…。
でも最終的に、稽古中にも言われたこととか座組のみんなのお芝居を見てて、動きを大きくすることが目的なのではなくて、お芝居を成立させたうえでお客さんに見せる面白いを作るためのものなのか！と自分の中で納得。
違うかもしんないけど私の中で…（）

そしてブロマイド撮影はじめまして。
ブロマイド～！ひゃ～！とか思ってたらみんなコスプレらしい。まじか！！！と思って引っ張り出したのがいつもの和服…笑
そしてなんと撮影が命の唱で共演した皇希さん！！！！！！！！！
最初稽古場きたとき「えっなっ？？？？？」となってしまったけど割かしすぐぶりに会えてうれしかったのだ！！そんでもってめちゃくちゃかっこよく撮ってもらっちゃいました～～えへへ
着物の色合いのせいで完全にる〇うに剣心…ってなったけど笑
ご購入下さった皆様ありがとうございます🍡

小屋に入って本番始まってからもほんとうに沢山ね！ありまして！

まずこれはなにより嬉しかったことなんですけど、
前回の命の唱を観に来て下さった方が、今回の堕天閉じにも来て下さったこと。ほんとうに嬉しかったです。
変な話、はじめて身内でないお客様が来て下さったといいますか…。
とっても、来て下さることが励みになりました。よければまた志水のこと見守っていてくれると嬉しいです。お話しできなかった人もいたので…声かけて欲しいヨ…！交流会のスタイルが水族館だったので声かけにいけなくてごめんなさいでした！
ご予約くださった皆様ありがとうございます🍡

そして交流会でのチェキ！そしてお話させていただいたお客様！
これは完全に三栄町LIVE様そして太田守信様若宮亮様のお力ですね…！？
終演後、初見のお客様とも結構お話しできたり、チェキやブロマイドをご購入いただいたり…！箱推しさんが多いんですよね…！？
初めて見たであろう女の志水にもチェキ撮らせて頂いたりとほんとーーーに感謝です…！チェキ楽しい！！！百合チェキめっちゃ照れるけど！！！

お話させて頂いたお客様もそうだし、見てくださった方もそうだと思うのですが、ほんとうに志水もえを認知してもらえたのデッカイな…！とこの三栄町さん黒薔薇さんのすごさを知る。

Bチームのときには音響もやらせていただいていました！
はじめて音響を触るということで緊張していましたが、制作の松尾さんのおかげで安心して音響卓に座れておりました！
自分がずっと言われてもわからず、苦手意識があった芝居の『テンポ』『リズム』というやつが、音響をやって客観的にみてはじめて糸の先を掴めた気がします。音響をしているとき、ああ、これか、とか今ちょっとズレたなとか、音響をすることですごく勉強になりました。

いやほんとうにあげればあげるほどキリがないです笑

セリフ回しについても…前作堕天閉じを知らない人間なので、駅名を織り交ぜたセリフにはかなり苦戦しました。
駅名そのままの発音なのか、この駅名のまじったセリフの伝えたい意味はとか、舞台セットの路線図と同期させることとか…。
とにかく頭フルにまわしていた気がします。

身体も…小田急線から東海道本線に乗り換え、弱〇ペダルになり、爆走して…。毎公演メッチャ汗かいてたな！！！！！！！！！謎にスクワットもして…稽古場ではじめてやったとき筋肉痛おこしたけど、本番中ならなかったということは筋肉進化したのではOK????

あと小屋に入ってからの姿勢とか、アップのこととかも座組のみんなからめちゃくちゃ学びました。客入れ中のそれぞれの集中の仕方とか、アップの大事さ、ほんとうにたくさん学びましたね…。
アップに関して、2日目の時にアレルギーのくしゃみが酷くて、アップもそこそこに本番に入って喉がプロローグで嗄れてしまって。
もう今思い出してもずっと悔しい。もっとちゃんと対処してれば、薬もそうだし喉のケアも、アップでちゃんと温めてたらもっとちゃんと出来たんじゃないのかって、めっちゃ悔しい。
その日にしか観劇しないお客様にとっては堕天閉じはこの一回きりなんだと、私たちは８ステ、１６ステあってもお客様にとっては１回なんだと。ほんとうにあの回のことは悔いしかない。この学びを活かして絶対繰り返さない。

ええと、脱線した。

とにかく…この堕天閉じ神奈川で得たものはとっても多くて、とても学びになりました…。今回も座組のみなさんがすごすぎる。なぜ私が並んでいるのか…。

Aチームのみなさまとの写真、まずAチームから！

主演座長のえびちゃんさん。オタクオタクしてるときのお芝居と普段の可愛さがすごい。すごい好き…。よく笑うし、よく笑わせてもらっていた！すごく、小さいことにも気づくし、とっても優しい…さっき書いた喉のときもお薬のことを教えていただきました。すごく、かわいくて面白くて、芯がすっとしててかっこいい人です。
主演のひとり、ともちゃんさん。よくたこわさを食べている。すごい舞台に対して真摯で、かっこいい。最初は漠然と、この方のお芝居好きだなあだったんですが、シーンも相まって本番中は最後のシーンでこっちが泣きそうになるくらい心揺さぶられてました。
主演のひとり、あおちゃん！役が菜緒で、私の主人なので一番よく話したと思う…！とっても役者さんで、すごく真剣にお芝居に打ち込む姿が一番近くにあったので、すごく気が引き締まったし、すごく一緒にお芝居していて楽しかった。たくさん頼ってしまった…！すき～！
BL組受け、森本さん。顔がいいのだが？同い年…？🤔メッソンがすき。よく笑う。語彙力がなくて申し訳ないのだけど、すごいなあ…！となった役者さん。エンタメ映えするって言い方は失礼な気もするんだけど、森本さんのシーンを見ているのがすごく楽しい。あと弱虫ペ〇ルがすごくうまい。
BL組攻め、宮崎さん。めーっちゃお世話になりました！ね！！たくさん勉強させて頂いた第一任者です。たくさん話す機会ができて、たくさん教えてくださいました。それを知ってるのと知らないのとで、稽古場や本番の見方が変わるほど…！ほんとにありがとうございます…またご一緒したいっす…
百合受け、心晴さん。かっこいい、好き。私の知らない世界をかっこよく生き抜いている人。信念があって、それをやり遂げる力があって、すごくかっこいい、なおかつかわいい。普通に久里浜のシーンえっちだなァ…🤔って見ていました（おたく）
百合攻め、ひらまさん。めっちゃ大人で落ち着いてて、かっこいいお姉さま。心晴さんと私とひらまさんで菜緒の心情を担っていたのですが、完全に柱でした。耽美な攻め様だったので百合の絡み、キャーッてなりながらガン見。途中下車でしたがご一緒出来て、そして魂と終点まで走れてよかったです。
鈴ちゃんさん！！一緒に音響もやりました！めっちゃオモロな人、だいすき、同じく弱虫〇ダルをする人なんですが、フォームがあの山を登る蜘蛛なので、それをめちゃくちゃ真面目に練習してて最終的には山登ってた。
雪入さん！凛としててお芝居もめちゃかっこいいんですけどかわいい方です。小田急線的にはバトったり（？）して、対面しているときはすごく感情ぶわぶわしてきて、雪入さんとのシーンすっごく好きでした～～よくスタバを飲んでらっしゃいます。

いつも言ってるし、いつも思うんだけど本当にすごい人、尊敬できる人しかいない。現場というか人にすっごく恵まれてる。

今回は稽古期間は短く、かつ毎日みっちりと、という形でありながらも本番は20日くらいあるという。自分的にはすごいスピードで走り抜けていったしその中でどれだけ成長できたんだろうっておもう。全然成長とかしてないのかもしんないし、変わってないのかもしんない。

でも意識的なものは確実に変わった。

私の目指したい舞台が明確に見えた。
漠然としていたものが、こういう舞台に出たいそのためにはやっぱり実力をつけることだと、わからされたというか。
ほんとうに共演者さん演出家さんプロデューサーさんスタッフさんお客さんすべての人のおかげで今こうしてPCに向かっていると思う。

そんなこんなでここを描いてる間に12月になっています。
堕天閉じ神奈川が終わってからもう2ヶ月も経っているうえに年末になってしまう。

今年の春に上京してきてもう年末。

この世の中の情勢があり本当ならもっと…と思わずにはいられませんな。
とはいえ、ありがたいことに東京でのお芝居2本に関わらせて頂く事ができました。ほんとうに嬉しいです。

現在は

呼華歌劇団15周年記念公演ミュージカル
『エリザベート〜女神の幻影〜』
2021年1月21日～24日@新宿村LIVE

に向けてのお稽古中でございます！

志水のチケット予約はこちら🎫→https://ticket.corich.jp/apply/109625/012/

恐れずに言いますと毛ほども知らなかったジャンル…。ミュージカルのオーディションだと思って受けに行ったら歌劇でした。ワオ。

そして初めてのアンサンブルでの出演です。
アンサンブルだからこそのお芝居、たくさんの役目を果たしたいと思います。

2021年、来年一発目の舞台になります。ぜひ、劇場でお会いしましょう！

2020年の総括はまたTwitterかこちらの記事にしようと思います👀

また電車になりたい。