大津祐樹
大津祐樹に魅せられた出来事がある。
マリノスサポーターにはあまりにも有名すぎる、2019年のタオマフ騒動だ。タオルマフラーの黒金デザインに対してサポーターから不満ラッシュ。なぜトリコロールじゃないんだの大合唱。
https://www.soccerking.jp/news/japan/jl/20191115/998617.html
「できるかどうかまでは約束できませんが大津動いてみましょう。笑」
このツイートから始まり、2日後にはトリコロールのタオマフが発売決定。サポーターの期待に応えて見せた。
それだけに留まらず、このスピード感でトリコロールデザインを完成させたスタッフの大変さをサポーターにしっかりと伝えた上で、"次はサポーターが動く番だ。スタジアムでこのタオルマフラーを掲げる光景を楽しみにしているぞ"と訴えかけた。
スタッフ、サポーターのどちらの気持ちも汲み取りながら行動し、マリノスに関わる人たちの気持ちを同じ方向に向かわせた。結果、その後のスタジアムはトリコロール満開。優勝まで一気に突き進んだ。全員の気持ちが同じ方向に向かった時の空気感の凄まじさは一生忘れない。
小さな頃からJリーグを観てきたが、サッカー選手を初めて、人として憧れた瞬間だったと思う。大津祐樹という偉大な人間にマリノスを、サッカーを通して出会えて本当によかった。
そんな大津祐樹が、昨年、酒井宏樹とオンラインサロンを開始した。大津祐樹に魅了されていた僕は即加入した。オンラインサロンと聞くと、何やら小難しいことをしているように思うかもしれないが、実態は月に2.3回オンラインで選手2人とコミュニケーションをとれるコミュニティである。
第一回目自己紹介のときこそ、憧れの選手を前にガチガチに緊張していたし、選手2人もどこか固かったように思う。しかし、おすすめのご飯屋さんを紹介しあったり、Jリーグのリプレイを観て選手に解説してもらったりと、回数を重ねていくと緊張なんて皆無である。
僕自身すっかり慣れてしまっているのでイベントには寝巻きで参加することもある。大津祐樹に至ってはご飯を食べながら参加したりもする。そして両選手とも一度、イベントの時間を忘れて遅刻をして罰ゲームを執行したりもしている。
選手-サポーターの間柄なのに、どこか友達のような距離感でコミュニケーションを図れる最高な場所だ。
2021年1月15日(金)15時
大津祐樹がジュビロ磐田に完全移籍することが発表された。その直後に大津祐樹から「今日の夜、少しお話をさせてください」とサロンメンバーに招集がかかった。
話の内容は当然、移籍について。詳しいことはサロン内での内緒にしておくが、大津祐樹がマリノスを愛していることがわかったし、マリノスサポーターのサロンメンバーが益々マリノスを好きになるようなことを話してくれた。最後の最後まで"すべてはマリノスのために"を貫いてくれたことに心から感謝したい。
正直なところ「うわ、マジで移籍するんだ。寂しすぎる」という感情が強い。でももう決めていることがある。
徹底的に大津祐樹のファンであり続けることだ。
大津祐樹がサッカー選手であるうちは、プレーとクラブへの貢献を応援するし、いつか引退を迎え、株式会社Assistの社長としてフル稼働する時がきても、その活動を応援する。僕ができることがあるなら喜んで協力しようと思う。
すべては大津祐樹のために
今までありがとうございました!これからもよろしくお願いします!