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VPoE handbook

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VP of Engineering 一年目の教科書です。エンジニアリングマネジメントに関わる立場になったらぜひ知っておきたい知識を体系的にまとめています。ハンドブックと言えるよう…
エンジニアリングマネジメントにおける重要項目を体系的に13のセクションに分けて解説しています。VP…
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2020年7月の記事一覧

VPoE handbook | エンジニア組織のマネジメントに悩んでいた三年前に戻れるなら渡したい。VPoE handbookを書き終えました (目次&サマリ付)

(この記事はVPoE handbookの目次&サマリパートです) 以下で書き始めを宣言してから進捗が悪思わしくなかったhandbookですが、ようやく書き終わりました。 数えるといつの間にか合計30,000字ほどになり、意外とボリュームが増えてしまったので、少しずつ読みやすいように章ごとに記事にしています。 目次はこの記事の目次部分、もしくはこちらのマガジンの一覧からご覧ください。 この記事自体ではその目次と簡単な解説をつけ、ざっくりと全体像を知り、詳しく読みたい気に

私がVPoE handbookを書こうと思った理由

自分は2017年ごろからヘルスケアベンチャー企業で、いちエンジニアから、テックリード・エンジニアリングマネージャーを経て、組織全般のマネジメントを意識して動くようになりました。そしてのちにVP of Engineering という役割を担って働くことになりました。 そこで最初に困ったことは、まず自分がなにをやるべき存在なのかでした。 わからないことはまずググる、というエンジニアの習性に沿って、まずはwebでいろいろ調べてみることからはじめました。 ですがネット上には今ほどの

VPoEの歴史

VPoEについて学ぶにあたって、まずは歴史から知ろうということで、VP of engineering (VPoE)のネット上の情報をできる限りさかのぼりまとめたものです。英語、日本語をソースにしています。

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VPoEに求められる責務

この章では、VPoEの責務について整理していきます。 前置きここでの定義はあくまで最大公約数としてのVPoEの責務の定義を試みたものであり、自分の主観もゼロではありませんので、当然具体的なシチュエーションによって実際はかなりケースバイケースになるということです。ですので、あくまで雛形として最初に知れるとよいであろう情報をまとめたもの、と考えてください。雛形があるのとないのではそのあとの思考の質もスピードもきっと変わってくると思います。 VPoEの一番の責務VPoEについて

VPoEに求められる役割

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VPoEの具体的な仕事

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VPoEの仕事はVPoEが決める

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コラム:DSTで戦略をたてる

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開発ロードマップ:戦略を最速で実行できる最高の計画を建てる

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進行管理・デリバリー:見える化と包括的な課題解決アプローチ

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開発プロセス設計・改善:俯瞰してスケールからくる課題を解決する

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人員のアロケーション:大きなインパクトと責任の伴う仕事

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人員のアサイン:より大胆に戦略的に

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採用:組織の成長に必須の最重要タスク

エンジニアリング部門の採用は非常に重要で、VPoEもしっかり関わる必要のある分野です。計画した開発ロードマップを正しくデリバリーし、さらに拡大・スピードアップをしていこうという組織において、現実的なエンジニアの採用計画をたて、実際に人材を獲得し、事業や組織の拡大計画を下支えしなければいけません。 そんな中、エンジニアの採用はどこも簡単ではなく、獲得競争も激しいため、完全に技術者がかかわらずHR部門に任せればよい、というケースはむしろ稀になってきていますし、今後もその流れは強