全国大会使用予定【5cモルト】<アドバンス>
こんにちわ。ウスラトンカチ(@biribirilevel5)です。
まずは簡単な自己紹介から。
主に関西で活動しており、ランキングから分かる通り、『2ブロック』をメインとして活動しています。
とはいえ、ジャッジ業務やけみくろ放送局の演者、もちろんプレイヤーとしても『アドバンス』に携わることも多く、負けず劣らずといった感じです。
2021年からの新ルール『オリジナル』にもこれから触れていくつもりです。
自己紹介はこんなところにしまして、、、
今回紹介するのは、【5cモルト】です。
本来であれば、全国大会に出場するメンバーが使用する予定でしたが、コロナウィルスの影響を受け、開催延期となったため、このタイミングで公開する運びとなりました。
全国大会が目前に迫ったタイミングで、酷似している構築が公開され、かなり焦っていたのは内緒です。。。
本デッキの基となったのは、【5c蒼龍】というビッグマナですが、
その性質上、高速化が止まらない前期以前の環境では、なかなか活躍の機会はありませんでした。
とはいえ、環境初期には某サイトの大会で一定数増加する傾向があり、今回も『例の如く…』と、見逃している、あるいは、甘く捉えているプレイヤーが多いように感じました。
そこで、皆の認識の甘さを突き、【5c蒼龍】(後に【5cモルト】)を触ることなった次第で、最終的には胸を張って全国大会へと送り出せるほどの完成度になりました。
前回の【リースヴァイカー】と同様、間違いなく環境デッキの一つとなるでしょう。
ちなみに、本記事で紹介する【5cモルト】は、
【5c蒼龍】とは似て非なるもので、考え方が根本的に異なっており、構築を見ただけでは違和感や不満を感じる方も多くいらっしゃるかと思います。
当然、その違いについても解説を行っていますので、
僭越ながら、『自分とは異なる考え方を知る』
という意味合いにおいても、良い機会になるのではないかと考えています。
また、できることが多い故に、プレイ難易度が非常に高くなっています。
適切なプレイかの判断が難しく、全国大会出場メンバーですら、不適切なプレイが多発してしまっていたほどです。
本記事では、適切なプレイを行うための基本指針や意識することについてまとめていますので、ご確認いただければと思います。
記載内容については、目次をご参照ください。
購入のための指標として、
各対面との調整中の戦績を以下に記載しておきます。
どの対面においても、非常に高い勝率を誇っていますが、現在流行りの【オカルトアンダケイン】や【デッドダムド】に対してもしっかりと勝っている点は、評価点ではないでしょうか?
また、僕自身がCSで使用した際の結果を以下に記載しておきます。
見ていただければわかる通り、僅か4回のみの使用で
1位が1回、3位が2回と、非常に好戦績を納めています。
個人的な感想になりますが、特に、1日で4枚の《音奏 プーンギ》を獲得したのは初めてのことで、とても印象に残っています。
正直、12/20開催のCSでは、負ける気はしていませんでしたが、実際には甘いプレイが多く、そこで負けてしまったことは良い経験だったと思います。
「この悔しさは、全国組のために…!!」
と意気込んでいたところで。。。。。
P.S. 本記事公開後、初めてのCSとなる
第6回アドフェイズナイトCSにて
本デッキを使用した「もそ(@DM_moririn)」が
【オカルトアンダケイン】を倒し、見事優勝したようです!
僕自身の決勝戦の相手も【オカルトアンダケイン】だったので、調整時だけではなく、本番でもしっかりと結果を残すことができています。
.......というわけで、早速解説へと移って行きたいと思いますが、
その前に軽い宣伝と注意事項だけ。
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直近に執筆した記事を以下にまとめておきますので、
興味のあるデッキがあれば、ぜひ覗いてみてください。
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★注意事項です。
上記について、ご了承いただけましたら、ぜひご購入ください。
よろしくお願いいたします。
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ご購入いただきありがとうございます。
1.経緯
新規に殿堂入りしたカードの影響で、2ターン目にゲームが決まり兼ねない超高速環境が終わり、比較的ゆっくりとしたゲームが可能になる環境へと変わっていきました。
そんな中、既存のデッキタイプやそのリペアを触りながら、新たなデッキタイプを模索していましたが、未だこれといった感触は掴めていませんでした。
色んなデッキを使用し、色んなデッキと対戦を行ってきましたが、今まで頭角を表していなかったデッキタイプのうち、こちらが適度に負けてしまう対面が存在しました。
それこそが【5c蒼龍】です。
僕自身、環境トップ(に近いデッキ)を使っていれば、正直、負けるとは思ってもいませんでした。
ですが、事実として負けるゲームが一定数存在しているのです。
それは何故なのか。
「よく分からないまま」「たまたま」
で片付けるのは簡単ですが、一度、相手側の視点で整理してみることにしました。
【5c蒼龍】側が負けたゲームの特徴として、
というケースが多かったです。
また、いずれかひとつが綻ぶとそのまま破綻していくことも多々ありました。
逆に言えば、「序盤・中盤・終盤」がうまく噛み合ったゲームの勝率が高いことから、
「それぞれの垣根を取っ払い、カード間のシナジーをより強固にすることで、安定した勝率を確保できるのでは?」
という点に着目しました。
より平たく言うと、
「特定のタイミングでしか機能しないカードは極力採用せず、いつでも強く使えるカードを多く採用する」
ということです。
この時点で、フィニッシャーとしての機能しか持ち合わせていない大型クリーチャーは廃され、ゲームメイカーとしても機能する《最終龍覇 グレンモルト》を主軸にすることが決定しました。
2.デッキ概要
《最終龍覇 グレンモルト》から状況に応じてドラグハートを使い分け、ゲームをコントロールします。
本デッキの特徴を端的にまとめると以下の通りです。
★【5cモルト】と【5c蒼龍】の違い
それぞれ、デッキ名にもなっている通り、主軸に設定されているカードが異なります。
本デッキにも《蒼龍の大地》は採用されていますが、主軸は《最終龍覇 グレンモルト》にあり、これを駆使しゲームメイクを行っていきます。
後者の最大の特徴は、
『カードパワーの高いものを多く採用できる』
という点です。
マナを可能な限り沢山貯めて、上から引いた大型クリーチャーの圧倒的パワーでで相手を押し潰し、コントロールするのが強みです。
しかしその反面、第一前提の『マナを貯める』という点が、非常にネックになってきます。
ここでコケてしまうと、テンポを奪い返す前に押し切られてしまいやすいのです。
また、軸となるカードが単体で完結するものではなく、状況に応じたフィニッシャー(蓋をするカード)を選択しプレイする必要があります。
的確にハマればこれ以上ない恩恵をもたらせてくれることが多いでしょうが、
裏を返せば、そうでない時はある種、不要牌となってしまうのです。
例えば、《龍世界 ドラゴ大王》。
ドラゴンを採用していないデッキにとっては死活問題で、良いタイミングでプレイできれば、詰みまで持っていくことも容易でしょう。
しかし、呪文による処理が可能なデッキであれば、それを防ぐために《古代楽園モアイランド》も併せてプレイする必要があります。
また、相手がドラゴンまみれのデッキであればどうでしょうか?効力が非常に弱く、フィニッシャーがフィニッシャーとして機能しなくなってしまいます。
そして、あなたは、これらのカードを何枚採用できますか?
【5c蒼龍】というデッキの性質上、なんでも採用できるが故に、フィニッシャーとしての役割を持つカードはそれぞれ、多くて2枚ずつが限度でしょう。
ここまでをまとめると、
と、最大出力が高い分、要求されることが多いのです。
ところが、《最終龍覇 グレンモルト》を軸に設定した【5cモルト】であれば、
と、要求されることを大幅にカットしつつ、ゲームメイク力・フィニッシュ力ともに高水準です。
特に、必要以上にマナの枚数を必要としない点が重要で、それだけで構築やプレイの選択肢が増加し、柔軟性が高くなっています。
以上が、【5cモルト】と【5c蒼龍】の比較になります。
決して【5c蒼龍】に対してマイナスイメージを与えたいのではありません。気分を害された方がいらっしゃいましたら、お詫び申し上げます。
全国大会使用デッキと比較すると、その他のデッキの評価は多少なりとも落ちたものになってしまうことは、ご了承ください。
(評価が一番高いからこそ、全国大会で使用することになっているので。。)
また、【5cモルト】における《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》の有用性については、垢BANチキンくん(@tikinn_vault)がわかりやすくまとめていましたので、引用させていただきます。
コチラをご参照ください。
3.採用カード
■《最終龍覇 グレンモルト》
デッキ名にもなっていることからわかる通り、このカードを軸にゲームメイクを行います。
他のフィニッシャーは、使用タイミングが限定的で、プレイタイミングがシビアなことに対し、
このカードは、ドラグハートを駆使し、状況に応じて臨機応変に対応することができるので、汎用性に比較できないほどの差が生まれます。
さらに、7コストであることは非常に重要で、
・《蒼龍の大地》をプレイするタイミングで必ずプレイできること
・《天災 デドダム》→《獅子王の遺跡》で8マナに到達するので、受けの《蒼龍の大地》が機能しやすくなること
と、キーカードではあるが、安定した出力を期待できなかった《蒼龍の大地》を安定かつ高出力なカードへと変換してくれました。
火文明なので、追加のバトル効果も活かせますしね。
(ドラグハートを展開する前なので、パワーが上昇する前であることには、注意が必要です。)
また、ターン開始時にもドラグハートを呼び出せるので、先ほどはコストを払っていた行為を、以降は0コストで実行できるようになります。
つまり、ただでさえ強力であったこの行為にプラスでほかの動き(例えば、2体目や《ニコル・ボーラス》をプレイしたり)ができるわけです。
そして、ドラグハートを生贄にすることで盤面に残る除去耐性も持ち合わせているので、場持ちが非常に良く、生贄にしたドラグハートは自身で再呼び出し可能で、一枚で完結しているといえます。
この2段落は、書いているテキストをそのまま述べたようなものですが、使用するうえで非常に重要なので、敢えて説明しました。
■《天災 デドダム》
本来は【デッドダムド】の進化元して運用されるはずだったこのカードですが、ビッグマナにもかなりの強化をもたらせてくれました。
色基盤としても優秀ですが、《獅子王の遺跡》よりも軽い3コストであることが非常に重要で、本来多色武装を軸にしていたこのデッキタイプでは、4コストになるまでの動きがどうしても貧弱になりがちでした。さらに、《獅子王の遺跡》をプレイしても、単色が落ちて条件を達成できなかったり。。。
ところが、3ターン目にこのカードをプレイし、多色カードをマナに落としておくことで、次のターンの《獅子王の遺跡》が(手札次第ではありますが)確定で条件を達成し、一気に8コストまでマナジャンプします。
これにより、上述の通り、《蒼龍の大地》→《最終龍覇 グレンモルト》の受けが比較的容易に成立するわけですね。
当然、効果自体も優秀で、必要なカードを必要な場所に配置することができるので、戦略性がグンと向上します。
手札・マナ・墓地へ送るカードの基準は、それぞれ以下の通りです。
また、3ターン目にプレイできる手札の場合、《獅子王の遺跡》を埋めてでもプレイするべきです。
(5コスト時点の受け皿はかなり多く、すぐに次のリソースを確保できるからです。)
■《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》
理不尽な展開が蔓延るアドバンス環境において、召喚・詠唱制限というは、最も信頼できる受け札です。
《天災 デドダム》の欄でも述べましたが、多色武装が軸のこのデッキにおいて、《獅子王の遺跡》までのターンで仕事ができるカードの重要性は非常に高いです。
また、《天災 デドダム》と同じく、低コストなのでくっつきが良く、手札を減らさずに山札を掘れるので、序盤から終盤まで常に使用可能な汎用性の高いカードです。
色が発生しない点を懸念されている方がいますが、
・序盤はプレイするので、マナに置くことは少ないこと
・《天災 デドダム》以外の色要求は緩いこと
この2点を考慮すると、心配することは無いに等しいです。
多色武装が達成できないことよりも、得られるリターンの方がはるかに大きいです。
デッキの性質上、自身が制限に引っかかることは基本的にはありませんが、
受けのタイミングや《爆熱王DX バトガイ銀河》が絡むタイミングは、制限に引っかかる可能性があるので、不要なシールドトリガーやニンジャストライクは控えましょう。
■《獅子王の遺跡》
デッキの半分以上を多色カードにするリスクと引き換えに、急激なマナジャンプを可能にします。
【5c蒼龍】にとっては、引ける・引けないで、その出力に大きく差が出るほどです。
そんなこのカードですが、従来の【5c蒼龍】と比較し、依存度はかなり下がっています。
その理由は単純で、従来の到達目標が10マナ域であることに対し、
本構築では、《最終龍覇 グレンモルト》をプレイできる7マナが到達目標で、これをプレイしなくても《天災 デドダム》や《ドンドン水撒くナウ》で十分に到達可能なマナ域であるからです。
また、各種妨害札を多く採用していることにより、時間を稼ぎやすいのも大きな要因です。
とはいえ、マナが増えれば増えるほど・早ければ早いほど、デッキの出力は上昇するので、最大枚数採用しています。
ゲーム中盤にもプレイし、《最終龍覇 グレンモルト》の2体同時プレイが可能な12~14マナまで引き上げることは多いです。
■《謎帥の艦隊》
《獅子王の遺跡》と同様、多色要求と引き換えに、驚異の3コスト1:3交換を可能にします。
このカードの優れている点は、自分のクリーチャーを対象にできることです。
これにより、
・《天災 デドダム》を戻してリソース拡張。
・《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》や《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》を戻して、相手への牽制。
・《ニコル・ボーラス》と相手のクリーチャーを戻して、疑似的な破壊。
・ニンジャストライクの《怒流牙 サイゾウミスト》を戻して、再耐久。
と様々なアドバンテージを稼ぐことが可能です。
また、4ターン目に、不安定な《獅子王の遺跡》をプレイするのではなく、一度これで盤面を流してからプレイすることで、確定マナジャンプをプランに組み込むことができます。
■《蒼龍の大地》
ビッグマナの抱える問題として、
『フィニッシャーは序盤はプレイする余地が無いので、引いたらマナに埋めざるを得ない。』
というものが存在します。
その問題を解決するのがこのカードで、マナにさえ置いておけばアクセス可能となるので、受け札としてよりもフィニッシャーのかさましとしての側面が大きいです。
主軸を《最終龍覇 グレンモルト》に設定しているので、受けの出力と安定感が高く、手打ちするタイミングでは、自然とフィニッシャーをプレイできるのも大きなポイントです。
《蒼龍の大地》で《最終龍覇 グレンモルト》をバトルさせる際、ドラグハートを出す前なので、パワーがまだ上昇していないことには注意が必要です。(既に存在する枚数分は上昇します。)
■《怒流牙 サイゾウミスト》
デッキの性質上、急なマナジャンプが可能で、シールドトリガーにブーストカードも多く採用されていることから、ニンジャストライクの条件を比較的早期に達成することが可能です。
シールドトリガーが豊富に採用されており、墓地に落ちるカードはシールドトリガーが多く、受けの期待値はかなり高いものとなっています。
手札に抱えられる受け札なので、プランに組み込みやすいのも良いですね。
《天災 デドダム》をプレイするのに必要な青と緑を持ちつつ、《最終龍覇 グレンモルト》をプレイするのに必要な白も持っており、色基盤としても非常に優秀です。
■《ドンドン水撒くナウ》
ブーストしながら除去を行える貴重なカードで、受けとしてはもちろん、繋ぎとしても優秀な一枚です。
マナが多ければ多いほど、回収→即プレイが可能になるので、そういった意味でもやはりマナは伸ばせるだけ伸ばしておきたいですね。
特に《怒流牙 サイゾウミスト》とは相性が良く、これで《怒流牙 サイゾウミスト》を回収し、《怒流牙 サイゾウミスト》をプレイし、これを山札に埋めて盾を追加する。というきれいな流れが完成しています。
■《ニコル・ボーラス》
手札を全ハンデス...とまではいかないものの、7枚もハンデスすれば、たいていのデッキは機能を停止します。
《最終龍覇 グレンモルト》を無力化するために《希望のジョー星》をプレイされがちですが、これをぶつけて、逆に相手を無力化してやりましょう。
出したターンは盤面を放置してしまいますが、デッキ単位で受けが強いため、リスクを感じることは少ないです。
また、詰めの直前で《謎帥の艦隊》でバウンスし、《爆熱王DX バトガイ銀河》からプレイすることで、革命0や鬼エンド、ニンジャストライク等をケアすることが可能です。
■《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》
【オカルトアンダケイン】をはじめとする、各種墓地利用デッキへの解答です。
G0効果により、《天災 デドダム》や《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》から拾ってきてそのままプレイが可能です。
また、《ニコル・ボーラス》のハンデス効果で相手の墓地を肥やすことでG0条件を達成したり、マナに落ちてしまったこのカードを《始原塊 ジュダイナ》から即プレイしそのまま龍解したり、《天災 デドダム》の3ターン目のプレイのマナ基盤として等、各種カードと非常に相性が良く、他のメタカードよりも汎用性が高いです。
特に、《爆銀王剣 バトガイ刃斗》の龍解条件を即時達成する動きは非常に強力なので、覚えておきましょう。
■《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》
各種ビート系のデッキや《希望のジョー星》、《新世壊》へのメタカードです。
4コストと軽いため、取り回しが良く、《天災 デドダム》や《謎帥の艦隊》とのセットプレイが可能であることや、早期段階の《蒼龍の大地》からプレイできるのは地味ながら優秀です。
妨害は擬似的なマナブーストであるため、不安定な《獅子王の遺跡》をプレイするよりも妨害を優先し、次のターンの確実なマナジャンププランへも貢献します。
■《煌メク聖壁 灰瞳》
各種ビートデッキ系や【青魔道具】にプレイできれば、豊富な受け札や《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》と相まって、詰みの盤面を作りやすいです。
一時期不採用にしていましたが、デッキ単位で山札を掘れて、マナに置いておくだけでいつでもチャンスが訪れるので、1枚だけでも採用していると全然違いました。
単色なので《ドンドン水撒くナウ》で回収してもアンタップ状態で再チャージできる点や、白なので《最終龍覇 グレンモルト》の色マナにもなり、痒い所に手が届くカードです。
■《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》
プレイするタイミングが最も多いドラグハートです。
パワー上昇効果により、一枚目のドラグハートでも処理範囲が12000まで広がり、《最終龍覇 グレンモルト》をタップせずに面処理できる点が優秀です。
また、登場時のバトルと攻撃によるバトルの勝利で龍解し、SAによりさらに処理で3面処理を行った上に、自分への最初のアタックをこのカードへ誘導可能なので、最大で4打点をキャッチ可能です。
■《革命槍 ジャンヌ・ミゼル》
《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》と似た役割を持ちますが、こちらの方がより受け意識の性能です。
《勝利の覇闘 ガイラオウ》では、《最終龍覇 グレンモルト》への攻撃やこれよりパワーの高いクリーチャーの攻撃を防ぐことができませんが、《聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル》であれば、防ぐことが可能です。
単純にブロッカーとしても2~3打点を吸収し、《最終龍覇 グレンモルト》への除去を置換することで、最低でも1打点を吸収したりと、堅実な働きをします。
■《始原塊 ジュダイナ》
序盤にマナに逃がしがちな《最終龍覇 グレンモルト》や《ニコル・ボーラス》を釣り上げることが可能です。
登場時効果がないことや龍解が強制なことから、主にターン開始時に装備するケースが多いです。他ドラグハートの龍解を先or後に済ませることで、これの龍解をコントロールすることができるので、覚えておきましょう。
《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》とは非常に相性が良く、マナからG0で即時プレイするために使用したりもできますし、龍解条件達成に貢献してもらったりと、相互に作用します。
龍解後は、自身のシールドが無ければ攻撃を受けなくなるので、相手の「《最終龍覇 グレンモルト》を無視してリーサルを狙う。」というプランすらも否定します。
■《獄龍刃 ディアボロス》
マナゾーンは《蒼龍の大地》や《始原塊 ジュダイナ》で触ることができますが、墓地は山札を経由しなければ触ることができません。
それを可能にするのがこのカードの役割です。
墓地から、処理された《最終龍覇 グレンモルト》を呼び戻したり、《天災 デドダム》で落とした《怒流牙 サイゾウミスト》を拾ったりと、痒いところに手が届きます。
登場時に仕事を終えるため、《最終龍覇 グレンモルト》の生贄にメリットが発生します。
一応、龍解条件はかなり緩いですが、裏返すメリットはほぼありません。
■《銀河剣 プロトハート》
かなりメタ寄りなカードです。
【オカルトアンダケイン】に対し、盤面の《天災 デドダム》や《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》とこれを装備した《最終龍覇 グレンモルト》で即時に5打点生成することができます。
【オカルトアンダケイン】に受け札は採用されていないのが一般的ですので、一気にリーサルを狙うことが可能です。
また、【ギャラクシールド】の《真・天命王 ネバーエンド》のタップ効果に対しても効果が発動するので、覚えておきましょう。
■《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》
同一ターン中に《最終龍覇 グレンモルト》をプレイするには、本来14マナが必要ですが、1体目で装備すれば13マナで。既に存在していれば12マナで。龍解していれば10マナでプレイすることが可能になります。
《最終龍覇 グレンモルト》が1体でも盤面に残れば、次々と後続を呼べるのがこのデッキの強みなので、その達成のサポートを行えるのは非常に優秀です。
また、ブロッカーを置いておきたいが、《聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル》を用意するにはリスクを背負う必要があるというタイミングにおいても重宝しますし、《始原塊 ジュダイナ》の龍解の補助としても活躍します。
■《爆銀王剣 バトガイ刃斗》
主にクリーチャー面の効果を使用します。
《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》とは非常に相性が良く、即時龍解し、【バーンメア】や【デッドダムド】等の非ドラゴン系デッキへの牽制をしつつ、《最終龍覇 グレンモルト》や《ニコル・ボーラス》を踏み倒し、一気にゲームを崩壊させることができます。
ウェポン面は、上から連鎖を狙い、ゲームの巻き返しを図ります。
採用しているドラゴンの枚数的に、成立は極めて怪しいので、本当にどうしようもない時のみ使用します。
(最新の構築で《無敵剣 プロト・ギガハート》と刺し替わりました。)
4.対面意識
■VS【オカルトアンダケイン】
相手の事故を考慮しなければ、《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》が必須な対面です。
とはいえ、《零無》の1ドローや《天災 デドダム》で比較的容易にアクセスが可能です。また、《謎帥の艦隊》や《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》、《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》で遅延しつつ、《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》や《最終龍覇 グレンモルト》の着地を目指します。
また、ブーストを行わなくても、相手への妨害が疑似ブーストとなるので、着実1ターンを獲得していきましょう。
《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》を展開していれば、《零龍》が卍誕していなければ、毎ターン1体ずつ相手の盤面が減り続け、どこかで切れ目が発生します。
墓地の枚数を調整することで《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》の条件達成を牽制されやすいですが、《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》や《最終龍覇 グレンモルト》、《裏切りの魔狼月下城》での条件達成を視野に入れておきましょう。
《最終龍覇 グレンモルト》から《銀河剣 プロトハート》を装備することで、即時に4打点を生成できるので、リーサルがないかを常に確認しておきましょう。
《零龍》が卍誕していると、上述した相手のリスクこそ無くなりますが、盤面を返す手段は《龍装鬼 オブザ08号》以外なくなるので、2ターンかけて《最終龍覇 グレンモルト》と《星龍解 ガイギンガ・ソウル》で押せば容易に詰め切れます。
■VS【赤白ヴァイカー】
『妨害≒ブースト』が如実に現れる対面です。
《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》を展開できれば、相手の強みはなくなるので、《謎帥の艦隊》や《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》、《最終龍覇 グレンモルト》を駆使し、丁寧に捌いていきましょう。
基本的には《革命槍 ジャンヌ・ミゼル》をプレイし、突破困難な盤面を作った後、《古代王 ザウルピオ》で詰みの盤面を築きます。
■VS【アナカラーデッドダムド】
打点が横に並びにくいため、《謎帥の艦隊》が非常に良く刺さります。
進化元がコスト4以下であるため、シールドトリガーの《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》が有効札になりやすいのも大きいです。
《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》を展開すると、《最終龍覇 グレンモルト》を処理しつつ、展開を行うのが難しくなるので、リソース勝ちを狙いましょう。
頃合いを見て《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》を投げ、墓地の《SSS級天災 デッドダムド》を墓地に返すことで、上記が狙いやすくなるのも良いですね。
手札にリソースを常に抱えたいデッキタイプなので、《ニコル・ボーラス》でも大打撃を与えることが可能です。
基本的には、
・マナを貯めて《最終龍覇 グレンモルト》の2体同時展開(《蒼龍の大地》や《始原塊 ジュダイナ》経由)
・《爆熱王DX バトガイ銀河》での制圧と《最終龍覇 グレンモルト》2体目の展開
のどちらかのプランを選択することになります。
ブーストや《天災 デドダム》の効果で、勝手に墓地が溜まっていくので、《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》をカウンター用に常にキープしておきたいです。
■VS【青魔道具】
基本的なプレイ指針は《新世壊》を《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》と《謎帥の艦隊》で潰し続け、LOプランを狙います。
相手のビッグアクションは、《堕呪 ゾメンザン》が絡まない限り5ターン目なので、先手後手問わず《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》をプレイ可能です。
唯一、《MEGATOON・ドッカンデイヤー》からのワンショットには気を付けなければいけませんが、《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》で無力化することが可能なので、経過ターン的にもあまり気にしなくて良いでしょう。
そもそも、《最終龍覇 グレンモルト》は除去耐性を持っているので、《堕呪 ギャプドゥ》にさえ気を付ければ、問題なくリーサルを狙えますので、《新世壊》を剥がして詰めてしまっても良いでしょう。
万が一、先に《月下卍壊 ガリュミーズ 卍》をプレイされ、盾を詰められたとしても、豊富な受け札のおかげで、基本的には受けきれます。
《蒼龍の大地》のトリガーに備えて《煌メク聖壁 灰瞳》をマナに埋めておきたいですね。
■VS【ギャラクシールド】
制圧してから絞め殺すタイプのデッキなので、動き出しは遅めで、こちらにかかるプレッシャーも比較的緩めです。
《希望のジョー星》が採用されているのが少し厄介ですが、《天災 デドダム》や《ニコル・ボーラス》のプレイ難易度が下がるので、一概にデメリットとはなりません。
それらで十分にアドバンテージを稼いだところで、《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》で《希望のジョー星》を処理し、《謎帥の艦隊》でこれらを手札に戻すことで、次の《希望のジョー星》への耐性を確保しつつ、リソース差を広げていきましょう。
《最終龍覇 グレンモルト》からプレイするドラグハートは、《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》で《「絶対の楯騎士」》を処理したり、《始原塊 ジュダイナ》や《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》でリソースを確保するのが良いですね。
《希望のジョー星》と《洗脳センノー》を両採用していることは珍しく、片方が見えた段階でどちらかの考えを捨てることが可能です。
最近では、《新・龍覇 ヘブンズロージア》を採用している構築もありますが、《真・天命王 ネバーエンド》の効果で盤面が強固になっていること以外、大差はないので、的確に処理を続けていけば、問題なく勝てるでしょう。
《銀河剣 プロトハート》は相手のタップにも反応するので、殴ってきた《新・龍覇 ヘブンズロージア》を処理しアンタップしつつ、《真・天命王 ネバーエンド》への耐性を得られるのは覚えておいて損はありません。
■VS【バーンメア】
コンセプト上、《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》で大幅な牽制が可能で、《謎帥の艦隊》や《ドンドン水撒くナウ》等の受け札で、攻撃を中断させやすいので、有利な対面です。
序盤は《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》を全力で探しに行きますが、間に合わない場合は盾で受け、返しの《最終龍覇 グレンモルト》でカウンターを狙います。
一度《最終龍覇 グレンモルト》の着地までいってしまえば、《聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル》や《爆熱王DX バトガイ銀河》、《古代王 ザウルピオ》による攻撃牽制で、一気に詰みまで持っていけます。
■VS【ブレストドラグナー】
相手の動き出しの方が早いため、ブン回られると対処のしようがありません。
最速《最終龍覇 グレンモルト》や《∞龍 ゲンムエンペラー》以外はゲーム続行が可能です。
とはいえ、後続打点を揃えるのが苦手であるため、第一波さえ乗り切ることができれば、一気にテンポを奪い返すことも可能です。
不確定な《獅子王の遺跡》をプレイしてでも、可能な限り早く《最終龍覇 グレンモルト》の着地を目指しましょう。
■VS【5cモルト(他、ビッグマナ系統)】
どちらが先に自身の押しつけを行えるかが鍵です。
こちらは《最終龍覇 グレンモルト》や《ニコル・ボーラス》の早期着地を狙います。
《蒼龍の大地》等からの相手のカウンターの可能性を考慮し、可能な限り負け筋が残らない状態にして詰めていきましょう。
・《爆熱王DX バトガイ銀河》からの《ニコル・ボーラス》でのカウンタープランの阻止
・《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》での山札・墓地のリセット
・《テック団の波壊Go!》ケアで、ドラグハートは龍解させておく
・《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》でトリガーの総枚数の制限
等が有効です。
■VS【ドロマーオーラ】
オーラや《希望のジョー星》を処理できる《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》が鍵になります。
基本的な考え方はVS【ギャラクシールド】と似ており、《希望のジョー星》でこちらの《最終龍覇グレンモルト》が無効化されてしまいますが、それの処理よりも《極幻空 ザハ・エルハ》を処理し相手に一切リソースを稼がせないようにしましょう。
他にも《天災 デドダム》や《謎帥の艦隊》でリソースを稼ぎつつ、《ニコル・ボーラス》で致命傷を与えるプランが有効です。
《極幻空 ザハ・エルハ》を処理するので、《スローリー・チェーン》もその場凌ぎにしかなりません。
5.不採用カード
基本的に、単体で明確な役割を持っているカードを採用しているので、それらよりも役割がはっきりしていないカードは優先度の問題で不採用になっています。
■《フェアリー・ギフト》
《最終龍覇 グレンモルト》を如何に早くプレイできるかが重要であるため、現在最も採用に近いカードのひとつです。
《ドラゴンズ・サイン》等と比較し、他のクリーチャーも対象にとれる点が高評価です。
■《裏切りの魔狼月下城》
2コストで3枚ハンデスと、多色武装サイクルの中でも最もパワーの高いカードで、現在最も採用に近いカードのひとつです。
上記の《フェアリー・ギフト》も同様ですが、明確なタイミングは存在せずとも、必ずゲームに組み込めるカードなので、採用に値します。
黒単色なので、《天災 デドダム》や《最終龍覇 グレンモルト》のマナ基盤になることも優秀ですし、《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》をケアしてきた対面にも無理やり条件を達成しにいけたりと、役割は多いです。
■《フェアリー・ミラクル》
条件も比較的簡単に達成しやすく、早期に2ブーストが可能になります。
しかし、『妨害≒ブースト』の考え方を元にすると、ブーストしかできないこのカードよりも、妨害を兼ねたほかの役割を持つカードの方に軍配が上がりました。
単純なブーストとしての比較は、序盤から終盤まで常に取り回しのしやすい《天災 デドダム》とトリガーとしての出力が高い《獅子王の遺跡》の方が優れています。
ブーストカードを採用しすぎると、デッキパワーが弱くなってしまうのも理由の一つですね。
■《テック団の破壊Go!》
《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》と似た役割を持ちますが、色の観点や《謎帥の艦隊》により何度も再利用できることから後者を優先しています。
■《メヂカラ・コバルト・カイザー / アイド・ワイズ・シャッター》
【5c蒼龍】によく採用されているカードです。
ロック性能は《爆熱王DX バトガイ銀河》よりも強く、クリーチャーをプレイすると、自身がいなくなっても動きを止めることができます。(後続は動けます)
また、呪文に反応しリソース確保の動きも可能ですし、何故かシールドトリガーを持っているので、
「どこをどうとっても強い」と言わざるを得ません。
そんな強カードを採用しなかった理由は、
「このカードをプレイするマナで、《最終龍覇 グレンモルト》をプレイする方が勝ちに直結するから。」
です。
また、役割と使用タイミングが明確でないカードの中に、《煌メク聖壁 灰瞳》がいますが、
1枚だけ採用するのであれば、ゲームの巻き返しを図りやすいのは後者の方なので、そちらを採用しています。
《天災 デドダム》の青と《最終龍覇 グレンモルト》の白を同時に担いつつ、《爆熱王DX バトガイ銀河》からプレイ出来るドラゴンなので、採用する価値は高めです。
■《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》
《怒流牙 サイゾウミスト》と同様、プランに組み込める受け札です。
色は揃いやすいので、《天災 デドダム》や《獅子王の遺跡》のどちらかが絡めば、4ターン目に受け札としてプレイすることが可能になりますが、盾を回収するカードが限られており、能動的にプレイすることが少なく、色基盤や山札回復&墓地リセットを兼ね備えた前者を優先しています。
【ブレストドラグナー】に対しては、《∞龍 ゲンムエンペラー》や龍解を阻止したり等、一応貢献してくれますが、
初めのドラグナーの攻撃で、《ニコル・ボーラス》が捲られた場合、そもそもプレイできませんし、《最終龍覇 グレンモルト》が捲られた場合、これの処理と殴り返しを含めても、まだ複数回処理を当てなければ面を返すことができません。
一番役割を持てる対面に対して、役割遂行が不安定なことから不採用にしています。
《爆銀王剣 バトガイ刃斗》でドラゴンを捲られ龍解し
・《ニコル・ボーラス》が出てきた場合
→そもそもプレイできないこと
・《∞龍 ゲンムエンペラー》
→《∞龍 ゲンムエンペラー》か《爆熱王DX バトガイ銀河》のどちらかしか処理できない
といった問題点を抱えており、確実な役割を果たせないという理由で不採用にしています。
■《ドンジャングルS7》
フィニッシャーである《最終龍覇 グレンモルト》や《ニコル・ボーラス》を踏み倒しつつ、攻撃対象変更による受け札としての役割を持ちます。
効果自体は非常に強力ですが、単純な受け札としては、シールドトリガーを持つ《蒼龍の大地》の方が軍配が上がり、多色武装の観点から単色であることが気になります。
また、基本的には《最終龍覇 グレンモルト》が着地すれば解決できる場面が多く、横に一体添える必要があるという場面はレアケースです。
■《SSS級天災 デッドダムド》
色基盤としても優秀で、《天災 デドダム》や《最終龍覇 グレンモルト》、各種ドラグハートから侵略できます。
《∞龍 ゲンムエンペラー》を剥がす等、意識外からの除去をあてられるので評価は高めです。
■《生命と大地と轟破の決断》
マナに埋めた《天災 デドダム》や《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》、《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》をプレイ可能です。
器用なカードであることは間違いありませんが、本デッキにおいては『便利カード』止まりであったため、優先度は低めです。
《SSS級天災 デッドダムド》やその他5コスト以下のクリーチャーを採用するのであれば、採用するのも大いだと考えています。
■《絶望と反魂と滅殺の決断》
こちらも《天災 デドダム》や《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》をプレイすることが可能です。
状況に応じてモードを選択できる強力なカードであり、《最終龍覇 グレンモルト》の着地までの時間稼ぎとして非常に優秀ですが、それ以降の腐り方が気になったため不採用にしました。
■《熱血剣 グリージーホーン》
《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》に処理できないカードが《異端流し オニカマス》くらいしか存在せず、基本的にはそちらの出力の方が上であるため、優先度が低めです。
《革命槍 ジャンヌ・ミゼル》と同時に装備することで、横のクリーチャーと合わせて多面処理が可能になりますが、2ターンかけて行うことではなく、採用には至りませんでした。
■《銀河大剣 ガイハート》
龍解後は、相手に大きくプレッシャーをかけることができますが、そもそも《最終龍覇 グレンモルト》が除去耐性を持っているので、シールドトリガー等で負けることはほぼないですし、盤面処理プランに関しては《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》に軍配が上がるので、このカードならではの役割はほぼ存在せず、優先度は低めです。
■《無敵剣 プロト・ギガハート》
初期には採用していましたが、《爆銀王剣 バトガイ刃斗》の採用に伴い不採用となりました。
これ1枚で除去耐性を+1回できるので、VS【デッドダムド】対面に対して有効なプランのひとつになります。
環境に応じて適宜差し替えるのが良いでしょう。
■《百獣槍 ジャべレオン》
《無敵剣 プロト・ギガハート》と同じく、ミラーや【デッドダムド】に対して、非常に有効なカードです。
破壊に対しては、置換効果を使用することなくリソースを確保しながら盤面に残せますし、破壊以外に対しては、元々の除去耐性で対応可能です。
採用するのであれば、1枚目の装備用カードでもある《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》と差し替えるのが良いでしょう。
■《不滅槍 パーフェクト》
デッキの性質上、龍解条件は達成しやすく、より強固な盤面を作ることも可能ですが、元々場の維持に長けていることもあり、「過剰である。」というのが率直な感想でした。
■《邪帝斧 ボアロアックス》
本デッキでは《天災 デドダム》しかプレイできませんが、《リツイーギョ #桜 #満開》を《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》の5枚目以降、あるいは差し替えとして採用することで、対象を増やすことができます。
■《真理銃 エビデンス》
単純なリソース確保カードですが、明確なプレイタイミングがないため、今回は採用を見送りました。
《謎帥の艦隊》や《天災 デドダム》、《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》で比較的簡単に龍解できるのは高評価です。
■《伝説の救世主 ワタル》
盾が増える点の評価は高いですが、その他については、《最終龍覇 グレンモルト》のままでいることの方がメリットが多いため、不採用としています。
以上で全項目終了です。
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