【新時代ギャラクシールド】
どうもこんにちわ、ウスラトンカチ(@biribirilevel5)です。
まずは、ご覧いただきありがとうございます。
新弾間近ですが、情報は無駄にならないという考えから公開することにしました。
またその観点から、本記事は一部を除き、有料となっております。
今回紹介するのは、【新時代ギャラクシールド】です。
環境終盤用に調整を行った最新版であり、前回の【ドロマー変怪コントロール】とは全くの別物です。
また、9/13にびわ湖CSに参加して来ました。
本デッキにとって初陣となる大会でしたが、狙い通り優勝を果たしました。
今回これを作成するにあたり、一番意識した対面と一度も対戦せずにこの結果ですから、
実力は折り紙付きだと言っても過言ではないと考えています。
(母数は想定通りいましたが、対戦カードが噛み合いませんでした。)
また、ダイナボルト期の戦績については以下の通りです。
記事購入の判断材料にしてください。
目次
1.環境デッキの理解
2.ダイナボルト期の環境
3.コンセプト
4.構築とその解説
5.各対面への意識
上記の通りに進めて参りますので、よろしくお願いします。
また、購入者限定で、疑問点・不明点等お答えさせていただきますので、ウスラトンカチ(@biribirilevel5)のTwitterのDMまでどうぞ。
1.環境デッキの理解
■【バーンメア】
■【万軍投モモキング】
■【ドロマー変怪コントロール】
■【ドラガンループ】
■【ネイチャーヴァイカー】
相性表を簡単にまとめたので置いておきます。
以上が、環境デッキの簡単な紹介です。
次は考察へ進んでいきましょう。
2.ダイナボルト期の環境
まず初めに、ダイナボルト期のデッキ分布の移り変わりを見ていきましょう。
※パーセンテージは実数値ではなく、目見での想定値を基にしているので、少なからず誤差はあります。
■前期
コロナ禍の影響で、公認イベントが開催されておらず、久しぶりのCSとなったため、強いデッキを知らないまま参加する人が多かったように思います。
そんな中僕は、
①前述した通り、無難かつ強さの保証付きの【バーンメア】が安牌だろう。
②【バーンメア】が多いということは想像に容易いので、それを考慮した受けデッキもまた安牌だろう。
この2点を前提に、どちらにも有利である新デッキの【ドロマー変怪コントロール】を使用することに決めました。
そして、その大会は優勝。結果として、環境読みはドンピシャでした。
この大会開催を期に、メタが回りはじめます。
■中期
前期も多かった【バーンメア】ですが、中期になってもその人気は劣らず、最大母数です。
前期と変わってきたのは、【ドロマー変怪コントロール】の母数とそれを苦手とする【万軍投モモキング】の減少です。
僕の使用デッキは、中期と変わらず【ドロマー変怪コントロール】です。
理由としては、
①解説記事を書いていなかったこともあり、周りの人のこのデッキへの理解度の低さ。
②依然として多い【バーンメア】に有利。
この2点です。
結果は、準優勝。メタが回りはじめたとはいえ、まだ【ドロマー変怪コントロール】の環境へのマッチ度が非常に高い印象でした。
しかし、その次の日に開催されたCSで優勝したデッキは、このデッキが不得意とする【ドラガンループ】でした。母数自体は少なく、考慮する必要性が薄かったデッキですが、【ドロマー変怪コントロール】の母数が増えたことにより、かなり勝ちやすい環境となっていました。
■後期
①先日優勝した【ドラガンループ】ですが、構築をするのに、かなり専用的なカードを揃える必要性もあり、母数が増えることはないと甘い認識でいたこと。
②【ドロマー変怪コントロール】の母数がかなり増え、ミラーの発生率も高くなっていたが、撃ち合いになっても勝てるという自信。
この2点から、またもや【ドロマー変怪コントロール】を使用していました。
結果としては、予選落ち。
大会の結果としては、上位には【ドラガンループ】が多数。【バーンメア】に《DROROOON・バックラスター》を採用した形。受け性能を落とし、【ドロマー変怪コントロール】との撃ち合いに強く出れるコントロールデッキが流行りはじめていました。
この週は、完全に敗北となってしまいました。
このことがきっかけに、案だけ温めていた本デッキを触り始めることになったわけです。
3.コンセプト
コンセプトを定めるため、ここまでの情報を一旦整理します。
・【バーンメア】は依然として最大母数
・【ドラガンループ】や、その他【ドロマー変怪コントロール】を意識したデッキの増加
これに加え、
・【ドロマー変怪コントロール】を使用していた半数程は、自陣営
このことから、そのままですが、
「【バーンメア】への勝率を維持しながら【ドロマー変怪コントロール】への耐性を下げてでも【ドラガンループ】等への耐性を可能な限り上げる」
がコンセプトになります。
これを基に完成した構築を見ながら、解説に移っていきます。
4.構築とその解説
※解説には、略語を含みます。
■《ワナビー・ワラビ》
キーカードその1。
2ブロックでは、GRクリーチャーを使用しないということはまずないため、【バーンメア】や【万軍投モモキング】、【ドラガンループ】、【ネイチャーヴァイカー】を初め、ほぼ全ての対面に効果的で、今回のデッキのコンセプトに最もマッチしています。
また、低コストなので《ダイヤモンド・ソード》との相性も抜群です。
■《緑知銀 グィムショウ》
キーカードその2。
《絶望と反魂と滅殺の決断》の2モードに対して効果的であり、
墓地に落ちた時の効果でリカバリーできるので、一定の条件を満たす間は積極的にGSをプレイできます。
また、セイバーによっても効果が誘発するので、「受け切ることに力を入れすぎて、山札が足りなくなった」という心配はなくなります。
■《「蒼刀の輝将」》
【ギャラクシールド】が抱える、リソースを《「絶対の楯騎士」》に依存してしまっている問題を緩和してくれることはもちろん、GSが3と軽いためくっつきが非常に良く、デッキにキーカードとして採用した小型カードと同時にプレイすることもできます。
また、プレイするだけで確実にアドバンテージを稼ぐことができ、《「雷光の聖騎士」》のセイバーの弾丸補充にもなります。
■《「絶対の楯騎士」》
ギャラクシールドの主軸であり、『受け札』かつ『リソース札』かつ『攻め札』。
基本的には、このカードからチェインを狙い、大幅にアドバンテージを稼いでいきます。
GS効果も大概ですが、場に出てからも置物になることなく、壁の役割であったり、さらなる展開に繋げてくれたりと無駄がありません。
■《「策略のエメラル」》
■《護天!銀河MAX》
どちらも、メインの運用は《「絶対の盾騎士」》の早期セットです。
前者は、使用した《天地ヲ別ツ龍断ノ裁キ》や相手の《雷光の聖騎士》に処理されたカードを能動的に回収する役割も持っており、積極的にブロックすることで、《緑知銀 グィムショウ》でリカバリーする山札を増やす役割も持ちます。
後者は、書いてある通りSTなので、《「絶対の楯騎士」》をセットするだけではなく、それからのチェイン先として相互に作用しています。
■《「光魔の鎧」》
《護天!銀河MAX》と同じく、《「絶対の楯騎士」》とのシナジーが両方向に強力で無駄がありません。また、コストの都合上、素でプレイすることは全くと言っていいほどありませんが、こちらはクリーチャーであり、受け札としての信頼性が非常に高いです。(これを縛れるメタカードがないため)
■《「雷光の聖騎士」》
《「絶対の楯騎士」》からチェインすることで、最序盤から安全に分厚い壁を築くことができます。《「蒼刀の輝将」》をしっかり採用することで、セイバーの弾を多く確保しつつ、《緑知銀 グィムショウ》でリカバリーすることで、LOの心配無く耐久することができます。
また、回収しづらい盾に送る単体除去もかなり評価が高いです。
■《♪︎君は煌銀河の正義を見たか?》
デッキ単位で表向きの盾を作るので、一度で3~5体程度のGR召喚を狙えます。また、自身でも表向きを作ることができ、その際にGS持ちをセットできると更なるアドバンテージを稼ぐことができ、『受け』と『攻め』を同時にこなします。
手札からプレイした場合は、そのターンほかの動きは何もできないケースがほとんどなので、STとの兼ね合いも混みで、GRゾーンは除去と受けをメインにしています。
■《天地ヲ別ツ龍断ノ裁キ》
メインの役割対象は【バーンメア】で、このデッキが苦手とする横展開に対して強力に作用します。
現環境において、これをケアできるカードは
《ファイナル・ストップ》、《勝熱英雄 モモキング》の2種がメインなので、しっかりとケアを行なっていればさほど問題はありません。
また、使用後は《「策略のエメラル」》で、再利用を行います。
■《十・二・神・騎》
各種メタカードやコンボパーツを引っ張ってくる初動としての役割はもちろん、《天地ヲ別ツ龍断ノ裁キ》の条件達成に一役買ってくれます。
《「絶対の楯騎士」》GS + 《十・二・神・騎》でちょうど3枚表向きです。
また、GSでプレイし、同一ターン中に《「策略のエメラル」》と《緑知銀 グィムショウ》を自爆させリカバリーしつつ、次のターンの発動で、それらをボトムから引き上げてくる動きはよく使用します。
■《ダイヤモンド・ソード》
カウンター用です。
基本戦術はリソース差で勝つことなので不要ですが、時間切れや《オラオラ・スラッシュ》のケアで使用します。
■《パス・オクタン》
《ワナビーワラビー》や《「絶対の楯騎士」》、《「雷光の聖騎士」》、《全能ゼンノー》を相手の除去から守ります。
相手のターン中のみという点に注意。
■《続召の意志 マーチス》
GR圧縮・打点増強。
除去カードの総枚数を増やすことより、打点増強とすべてのカードのヒット率を優先しました。
■《シェイク・シャーク》
打点を残しつつ、《無限合体 ダンダルダBB》や《せんすいカンちゃん》を効果発動前に止めることができます。
■《オコ・ラッタ》
効果が強制な点に注意が必要です。
■《浄界の意志 ダリファント》
効果は任意ですが、発動タイミングが6ターンと遅い点に注意が必要です。
■《全能ゼンノー》
あんまり使いたくない表現ですが、コンセプト的に入れない意味がないです。。。
5.各対面への意識
■【バーンメア】
《ワナビーワラビー》を2体展開することができれば、《灰になるほどヒート》+《バーンメア・ザ・シルバー》1セットだけでは突破できなくなります。
しかし、《The ジョギラゴン・アバレガン》は出てくるので、打点の意識や《DROROOON・バックラスター》に処理される可能性があることには注意が必要です。
また、《轟壊!切札MAX》だと2体同時に処理されてしまうので、3体目を可能な限り早くプレイできるようにしましょう。
1ターンでも多くもらえるだけで、こちらの《「絶対の楯騎士」》の展開がしやすくなるので、1ターン稼げただけでも十分です。
《「絶対の楯騎士」》で耐えつつ、3枚の表向きを作ることができれば、《天地ヲ別ツ龍断ノ裁キ》で2ターン稼ぐことができるので、その隙に《「絶対の楯騎士」》でさらなる展開と、《天地ヲ別ツ龍断ノ裁キ》の回収を行い、繰り返すことで盤面を組み上げます。
《ファイナル・ストップ》入りでなければ、《天地ヲ別ツ龍断ノ裁キ》をケアすることができないので、安心して詰めることができますが、この耐久→展開にかなり時間を使ってしまうので、可能な限り早くプレイを行いましょう。
《オラオラ・スラッシュ》がトリガーすると、《天地ヲ別ツ龍断ノ裁キ》でタップされているクリーチャーに殴らないといけなくなるので、《ダイヤモンド・ソード》もしくは《正義の煌き オーリリア》、《ファイナル・ストップ》で超える必要があります。
■【万軍投モモキング】
除去としてメジャーなのは、《メガ・マグマ・ドラゴン》や《リュウセイ・天下五剣カイザー》、《爆殺!!覇悪怒楽苦》、《ドンドン吸い込むナウ》なので、【バーンメア】と異なり、フィニッシャーを展開中に除去を行うことができないので、1体の《ワナビーワラビー》が刺さりやすいです。
しかし、《魔神轟怒"万軍投"》に頼らずとも《ウマキン☆プロジェクト》→《勝熱英雄 モモキング》でリーサルを取られる可能性が十分にあるので、GSで盾の枚数を変動させるなどして、調整が必要です。
対面としては『縦展開』型なので、《「雷光の聖騎士」》での耐久は行いやすいです。
■【ドロマー変怪コントロール】
相手のデッキの性質上、ロングゲームになると劣勢になってしまうので、序盤でどれだけ圧をかけられるかがキーになります。
つまり、《ワナビーワラビー》や《緑知銀 グィムショウ》を展開していきます。前者は、《WAVE ウェイブ》をけん制でき、後者は、終了時1ドローで展開と攻めを同時に行います。ハンデスや・除去されてもリカバリーするので、終盤の《ドラグ変怪》への耐性が少し上がります。
《緑知銀 グィムショウ》の効果は、相手ターン中やボトムから5枚の中だと意味を成さないので注意が必要です。
前述の通り、ロングゲームは危険なので、序盤から恐れずにGSしていきましょう。そのためにも《緑知銀 グィムショウ》を4枚入れています。
また、《正義の煌き オーリリア》を採用することで、大幅に呪文を止めることができますが、《「雷光の聖騎士」》に無理なく処理されることは、意識しておきましょう。
■【ドラガンループ】
デッキがすべてオーラで構成されていることがほとんどですので、《ワナビーワラビー》を最大枚数採用することで、先手なら40%ちょっとの確立でEXWinができるようになります。また、2ターン目のプレイは《葬罪 ホネ損ビー》や《乱罪 ダイパ殺デー》の可能性もあるので、そうなれば、後手でも上記が適応されることになります。
EXWinできない場合もやはり、《ワナビーワラビー》を立てつつ、《緑知銀 グィムショウ》の複数回プレイとその隙の《「蒼刀の輝将」》や《「絶対の楯騎士」》をプレイし、相手よりも先にこちらの打点を揃えていきます。
《幽具 ランジャ》や《罪罰執行 ジョ喰ンマ》で《ワナビーワラビー》が除去されることに注意。
また、先にクリーチャーを残された状態でも、《ワナビーワラビー》展開後、《護天!銀河MAX》や《「雷光の聖騎士」》の除去、《天地ヲ別ツ龍断ノ裁キ》を使用したタップキルで盤面をなくしてしまえば、それもまたEXWinとなります。
■【ネイチャーヴァイカー】
その性質から壁に非常に弱い側面を持っているため、《「策略のエメラル」》や《「光魔の鎧」》を駆使し、盤面に《「絶対の楯騎士」》を設置したい。
《ワナビーワラビー》をプレイすることで、《DOROROOON・バックラスター》の単体プレイ以外だと、《生命と大地と轟波の決断》の出力を落とすことができます。
また、《「雷光の聖騎士」》のセイバーを使うことで《BUNBUN・ヴァイカー》の効果は使用できないこと、《天地ヲ別ツ龍断ノ裁キ》を使用しても《BUNBUN・ヴァイカー》から後続が出てくることを覚えておきましょう。
以上となります。
最後になりましたが、良いと思った方はスキを押していただけると励みになりますので、よろしくお願いします🙏