親が突然の入院生活

姉から連絡を受けたのが8月27日。「どうやら父の方が入院したらしい」とのこと。我が家は母の入院生活が長く、そのお見舞いが父の日課であり生きがいだったから、父の入院は驚いた。

とりあえず病院へ向かうのだけど、実家は八王子。僕の住まいは日本橋。距離にすると片道50kmくらい。高速を使えば1時間弱の距離だけど、渋滞が重なると2時間近くかかる時もある。そんな位置関係。

同じ八王子内で学校の先生をしている姉は、確かその時夏休み期間を利用した学校関連の講習とかで、普段と異なる環境に居たため簡単に切り上げることが出来ず、病院に到着したのは僕の方が先だった。

病院に到着して入院に至った経緯を知る。体調に違和感があり、近所の市立病院へ診察に来たところ「重い肺炎の疑い」とのことでそのまま入院手続きとなった。軽い病気だろうと、自身の運転でクルマで診察に来ていただけに、本人は落ち込んでいたのだけど、調子の悪い時にクルマの運転は控えて欲しいね。若い時こそやりがちなパターンでもあるけど。

その後、入院に必要な生活道具(スマホの充電器、ひげそり、スリッパ、箱ティッシュくらいかな?)を取りに一時外出手続き。この時、実家で姉と合流。短時間で準備を終えて病院へ戻り、全員にとって「突然の」入院生活が始まりました。

この時の入院計画は3ヶ月程度。まだ病気の症状なども分からない立場では、ちょっと長いかなと思いながらも「そんなもんかな」と。僕が知る限りでは大病もなく、歯痛、乾燥肌や軽い風邪などで病院に行くことはあっても、入院などは日帰りなども含めて無かっただけに驚いた。

一方で、3ヶ月の入院と聞き実家の、主にキッチン周りの大掃除に姉と二人で取り掛かった。冷蔵庫の中身を一気に処分。気づいた賞味期限切れなどの食材なども処分。冷蔵庫はファミリー用サイズだから、現在一人暮らしをしている父には大きすぎる。そして大きいと詰め込み過ぎるという、分かりやすい宇宙がその中に広がってました。

そんなドタバタでゴミ出しを終えて、姉と解散。とりあえず、それぞれの家に帰りました。

初日の経緯としてはそんな感じ。そして明日12月9日、入院中に要介護4と認定された父が退院します。一時は「3日持たない」とまで病院で言われた76歳の一人暮らしが始まります。もちろん訪問介護などのサービスは受けますが、1時間/日でしかなく、それも毎日ではありません。更には、年内の再入院の勧めを昨日担当医から受けました。

心配しか無いままに、noteはじめます。

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