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歌みたmixの難問、修復

いくらツールが優秀だからといっても修復不可能かもしれない、録りなおした方がいいかもしれない。
とにかく録音や発音に入りこむ厄介な箇所の修復は結構時間がかかるし、限界を感じる。
リストアップした。まれにネットでTIPSを見かけるが、まあ無理だよね…みたいな雰囲気を感じる。

・電気的ノイズ
 長音中にぷつりともろに入るやつ。RXで波形を構成する点をつかんでなおしたことがある。

・母音の中に入る歯擦音
 ジジっとはいる。ローカットでうまくいったことがある。

・息がおもいっきりかかっている。
 これもローカートでうまくいったことがある。
 
・クリップ、強烈に歪んでる。
マイクから遠くにして声を大きくするとか、IFのコンプやリミッター切ってみるとかするとよくなる場合ある。RXなどのデクリップでも限界がある。

・エアリー過ぎる
 息の成分が音程よりも目立つ場合、悩ましい。エアリーな歌手の曲を参考にはするけど、録りできまってるんじゃないかなあ?

・マイクとの距離がばらけている
 局所的に低音がブーミ―になったり、籠ったりする。局所的EQで対応するがしんどい。マッチEQ など使ってみたがうまくいくことは無い。

・喉の鳴り
 ゴキュッとするリップノイズの一種。ローカットでどこまでとれるのか。

・特殊な歯擦音
 共振か?局所的突発的に出る歪のような金属音

・メロダインの音質
 高音がモコる。気になりすぎる場合メロダインを外した方いいかもしれない。
 
・ケロケロを自然な音程変化に戻す
 できるのか?

・強烈な共振
 sooth2が万能であるわけではない。はまるハマらないもある。

・低音の残響
 イヤホンマイクで録るとのるかも。ドランジェントで取れたことがある。

・しゃくりとリズム感
 単にムズイ

・ラップの音程
 単にムズイ
 
・テンポが速く激しい音程変化の音程補正
 単にムズイ
 

まあRXはもちろん、EQやゲインのオートメーション、トランジェントシェイパーやマルチバンドな奴でごまかすとか、似た波形を持ってきて当て込むとかかな。AIの進展が目覚ましく、5秒のサンプルで本人そっくりの声質を再現できたりする昨今。AIでの修復の今後に期待。


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