アイドル推し遍歴〜ばってん少女隊編〜
2023年1月現在、僕はスタプラのアイドルにハマっています。
スタプラとは芸能事務所スターダストのアイドル部門のことで
スターダストプラネットを略してスタプラと呼んでいます。
スタプラのアイドルが誰でも大好きなのでスタプラDDとなります。
そんな僕がスタプラDDになるまでの遍歴を自己紹介がてら
書いていきたいと思います。
スタプラの中でもお姉さんグループである3組について書き終え、次は妹分グループについて書いていきます。トップバッターは2022年のアイドル楽曲大賞でアルバム部門と推し箱部門において1位に輝いたばってん少女隊(以下ばっしょー)です。インディーズ/地方アイドル楽曲部門ではアルバムの曲が良曲揃いだったため票が割れてしまい1位は取れませんでしたが、推し箱部門で1位ということはメジャーも含めての1位なので地方アイドルとしては快挙ではないでしょうか。
そんなばっしょーちゃんについて僕の推し遍歴を書いていきます。
衝撃の無限おっしょい!
2017年8月、毎年恒例のももクロの夏のライブ「ももクロ夏のバカ騒ぎ」に参戦したとき外周ステージでしがこうげんアイドルフェスティバル(略してSIF)を開催していました。
このイベントでアイドルヤングライオン杯というのが行われ、最後にお客さんの投票により優勝を決めるというもので、まだ当時は気にもとめていなかったクラポ・はちロケ・桜エビ〜ず・ロッカジャポニカ・いぎなり東北産・3Bjuniorなどのスタプラ勢やあゆみくりかまき・わーすた・ゆるめるモ!など約20組のアイドルが参加していてその中にばってん少女隊もいました。僕はまだそれほどスタプラDDではなかったのでどんなもんかとスタプラのアイドルを見つつ、同じ年のももクロの春のライブ「ももクロ春の一大事」の外周ステージで初めて見て好きになったあゆみくりかまきを推しとして応援していたのですが、ばっしょーのパフォーマンスが強すぎて強烈に印象に残っていました。
仮面をつけてゆっくり時間をかけて登場し何かしでかしそうな雰囲気満々でした。6人揃うと仮面を外しまだ中高生であろうあどけない少女が仁王立ちでしかめっ面で立っています。そしてその中の一人がステージ上をゆっくり歩きながら語り始めます。(後にわかるが春乃きいなさんでした)
「味の素スタジアムにお集まりのモノノフのお客様、ようこそばってん少女隊です。」
挨拶をしももクロのライブが楽しみだとか言った後、このアイドルヤングライオン杯というイベントに苦言を呈します。
「投票してチャンピオンを決める?これってなんのチャンピオンなんですか?」
「何でここで争わなきゃ行けないのかなぁ」
観客も挑発的なセリフに盛り上がります。
「これからばってん少女隊なりのバカ騒ぎを披露させていただきますけど、ばってん少女隊を応援して下さるお客様、これからのステージを見て票を入れようと思って下さるかもしれないお客様、その投票用紙、箱に入れる必要はございません。どうぞ記念にお持ち帰りください。それではばってん少女隊ワールド、スタートです!」
見事な啖呵をきった後、おっしょい!がはじまりました。
ばってん少女隊自体は映像で見たことはあったけど特に印象には残ってなかったしこのおっしょい!はここで初めて聴きました。ブラスの音が印象的なスカコアな曲でアイドルにしては珍しい曲調でかっこいいし、歌詞には博多弁がたくさん入っていて楽しい曲だなという印象でした。でも最後の決めポーズがガニ股でやっぱももクロの妹分だなぁと思った記憶があります。
曲が終わるとまたすぐ同じ曲が始まりました。そう来たかと思いニヤニヤしていましたが、後からよくよく考えてみたらまだ持ち曲数が少ない中で印象付けようとした結果、最新の推し曲を連続でやるというのはすごく効果的で、5回目くらいからはさすがにノリ方もわかってくるしサビを待ちわびてる自分がいました。20分くらいの持ち時間いっぱいに連続で披露し、最後はゴングが鳴って強制終了したと思ったら無言で挨拶も告知もなく立ち去っていくのがまたクールで最後まで印象に残るステージでした。
YouTubeでたまたま動画を見つけたのでリンクを貼っておきます。
投稿した人がタイトルを間違えて私立恵比寿中学になってるし、なぜか1/2倍速になっているので見るときは2倍速にして見ると普通に見れます。
夏Sで推し決まる
スタプラDDにとって伝説的なイベント夏Sが2018年7月28日に行われました。当日は台風直撃で開催も危ぶまれたし交通機関の影響で来れなかった人もいるらしいのでそれがより伝説感を醸し出しています。イベントの内容はスタプラアイドルが勢ぞろいしそれぞれのライブやももクロの10周年を祝っちゃおうということで各グループがももクロの曲をカバーしたり、この時だけのシャッフルユニットがあったり、会場中いたるところからアイドルが登場する54曲45分越えの怒涛のノンストップメドレーがあったりで、今のスタプラフェスの歌唱だけバージョンのイベントで、ここで妹分たちを見つけた人が多かったと思います。実際に僕もここからスタプラDDになっていきましたし、特に桜エビ〜ずが好きになり情報を追うようになりました。
…っと、今はばってん少女隊の推しの話でしたね。
正直、夏S当日でのパフォーマンスで決まったわけではなく、後日7777枚限定で発売されたBlu-ray BOXセットのブックレットにスタプラメンバーひとりのサインがランダムで入っているということで、もちろん買ってみたところ春乃きいなさんのサインがあったので、もうそこから春乃きいなさん推しです。(単純)
OiSa
推しが決まったとはいえライブに行くわけでもなく、アイドルフェスの配信を家で見るときについでに見るくらいの感じでした。アルバムが出たらとりあえずはダウンロードして聴くようにはしていたところ、2020年10月28日発売の「ふぁん」というアルバムが結構良くて、その中にOiSaがありました。今でこそばっしょーの代表曲という感じですが当時はそれほどフューチャーされている感じはなく、単なるアルバムの中の1曲でした。僕は「スタプラ」という名前のプレイリストを作ってリピートして聴きたい曲を定期的に入れ替えたりしてるんですが、このアルバムからはスウィンギタイ、OTOMEdeshite、OiSaの3曲を気に入って入れてました。単なる気になった曲の一つでしたが、聴いてるうちになんかわからんけどすごい曲なんじゃないかとだんだん思うようになり、それと同時に世間の評判も上がっていき、有線放送で多く流されるようになり「野生のOiSa」という言葉も産まれました。残念ながら僕は基本的に引きこもりなので野生のOiSaに出くわしたことはないのですが、有線が流れるお店のバイトの子が「なんか女の子がおいさおいさ言ってる曲が耳から離れない」とかいうツイートを見てニヤニヤしてました。
スタプラフェスでの無限OiSa
OiSaがブームになってから積極的にばっしょーを追うようになり、シングル曲が出たら聴くし動画でライブ映像とかロケの動画とか見漁ったりしてました。特に新メンバーのりるみゆが加入したあたりから本格的に見だしたと思います。そんな中、2021年10月30日に第2回スタプラフェスが開催されました。この頃にはすっかりスタプラDDとして沼にハマりまくっていたため、この神イベントを心待ちにしていたので開場時間からすぐ入り妹分グループによるオープニングアクトから気合入れて見ました。そしてオープニングアクトのばっしょーの番が来ます。世間では予想で無限おっしょい!の前科もあるから時間いっぱい話題のOiSaをやるんじゃないかと囁かれていましたが、僕は「わたし、恋始めたってよ!」が発表されたばかりだったので生で聴きたいと思ってました。第1回のスタプラフェスと違い持ち時間が10分だったため各グループ2曲ぐらいしかできなかったので、OiSaとわた恋かなぁと予想してました。
いざ曲が始まるとやっぱり最初はOiSaでした。衣装はメンバーカラーが少なめで僕は初めて見る衣装でした。楽しく振りコピしていると急にメンバーカラーの扇子を広げ舞台が華やかになったと思っていたところ、なんか違和感があると思っていたらいつの間にか同じフレーズを繰り返していました。どうやら扇子を広げた瞬間の春乃きいなさんのパートからループに入っていたようです。前の予想もあったので驚きはしませんでしたが、この大舞台でやってくれたなとニヤニヤしていました。また、前回の無限おっしょい!とは違いちゃんと曲をつなげて9分27秒の無限OiSaとしてアレンジして来たのは流石だなと思いました。後半になってくると春乃きいなさんのパートでループに入る瞬間がくるたび脳が震えるような感覚になり、OiSaの中毒性にやられ、なんかの脳内物質が分泌されながらただ振りコピするだけの存在になりました。
単独ライブ初参戦
わたし、恋始めたってよ!、YOIMIYA、虹ノ湊と出す曲出す曲がことごとく良くてばっしょーの勢いに驚いていましたが、いよいよライブに行かなくてはという気持ちになりました。そこで2022年9月19日、恵比寿ガーデンホールで行われた秋の入隊式ばっしょー入門に初参戦しました。妹分グループの単独ライブに参戦するのはAMEFURASSHIのZepp Hanedaに参戦した以来だったので、その時にも思ったのですが意外と小さい会場でやってるんだなぁという印象でした。それまではももクロやエビ中の単独ライブくらいしか行った事なかったので、もちろん大きな会場しか経験はなく、妹分グループにはフェスとかで大きな会場だったり、小さくてもフェスだからしょうがないという感じで見ていました。単独ライブで1000人前後のキャパなんだと改めて実感してこりゃ応援しなきゃという気持ちが高まりました。ライブは思っていたより小さい会場のため意外とメンバーを近くに感じることができて、ももクロのライブではあまり感じられない感覚にドギマギしていたのであんまり覚えていませんが、夏フェスで話題になっていたさがしものが生で聴けて嬉しかったのを覚えています。
そして次に年末の中野サンプラザのライブにも参戦しました。この時からnoteをはじめて人生初のライブレポを書いたので、気になった方は是非お読みください。
ちなみにこの間に上田理子さんに推し変…ではなく推し増ししました。
最高のアルバム『九祭』
ばっしょーを語る上で外せないのがこのアルバムでしょう。九祭は2022年を代表するアルバムと言っても決して大袈裟ではなく、第11回アイドル楽曲大賞のアルバム部門で断トツの1位。良曲が多すぎて票が割れ、インディーズ/地方アイドル楽曲部門では5位、8位、11位、15位と上位に4曲もランクインしました。スタプラDDには夏頃からさがしものがヤバイと噂されはじめ、アルバム発売でその良曲の多さに虜になり、アイドル楽曲大賞で一般のドルヲタにも認知されて、この勢いのまま今年は一般人にも広がって欲しい。売れろばっしょー!
去年の中野サンプラザでのライブが最大キャパで2200人ということで、そう考えるとやっぱりとき宣の幕張はすごくて妹分グループの中では頭一つどころか二つくらい抜きん出てますね。とき宣は来年、横浜アリーナ2daysが決まってるのでばっしょーも追いつき追い越せで頑張ってほしいです。でもやっぱり地方だと難しいのでしょうか。いつか九州にも行ってみたいし、関東に来るときは積極的にライブに参戦しようと思ってます。